ドゥカティ、ニューモデル発表会 『スクランブラー400』となるSixty2、Flat Track Pro、限定モデルItalia Independentを公開

【Webikeニュース編集部】

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ドゥカティジャパン株式会社は、2016年発売となる「スクランブラー」ファミリーの3モデルを国内でお披露目する発表会を開催した。場所は東京・青山のロイヤル・ガーデン・カフェで、明治神宮外苑に続くイチョウ並木通りの入り口にある。ビジネスマンやキャリアウーマン、観光客といった街を行き交う多くの人々が、その入り口に展示されていたスクランブラーを眺めていた。

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日本のバイク文化をもっとファッショナブルに!

今回会場でお披露目されたのは、ドゥカティにとって久しぶりの中型免許セグメントである「Ducati Scrambler Sixty2」で、スクランブラー400、とも言えるDucati 400ccクラスのモデル。そしてダートトラックレースにインスパイアされ開発された、「Ducati Scrambler Flat Track Pro」、そして世界限定1077台の生産となる、イタリアのライフスタイル・ブランド「Italia Independent」と共同開発した「Ducati Scrambler Italia Independent」の3台。

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そして限定モデルであるインデペンデントの発表に合わせて、「Ducati Scrambler TANDEM with Italia Independent」と銘打ったイベントを「日本のバイク文化をもっとファッショナブルに!」というスローガンを掲げて開催された。

世界的に好調な受注を維持するドゥカティ

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冒頭のプレゼンテーションでは加藤稔社長が2015年の世界でのセールスについて説明。2015年は54,800台のモーターサイクルを販売し、その販売台数は2014年と比較して9,683台(22%)の伸びとなっており、日本でも2014年を超える受注を獲得したことに触れた。
2015年はドゥカティ スクランブラーのセールスも好調であり、まだまだ予約を抱えている状況となっており、2016のニューモデル投入を考え、更に飛躍できると説明。
また今回お披露目された、Scrambler Sixty2は2015年には存在していなかったドゥカティとしての中型免許セグメントであり、新しいユーザー層に販売できる車両が加わることとなった。

スクランブラーシリーズは自分『らしさ』を表現できるモデル

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そして、今回の発表の主役である「スクランブラー」ファミリーについて触れ、昨年から加わった新しいブランドについて改めて説明した。
「DUCATIというブランドとSCRAMBLERというブランドは親子の関係であり、新しいユーザー層にアプローチしていくことができるものです。SELF-EXPRESSIONすなわち自分『らしさ』を表現できるモデルとして今後も常に車両の投入をスクランブラーシリーズとして行っていきます。」と力強く語った。

青山通りをSixty2に乗った若いライダーに走って欲しい

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そして今回展示された「Ducati Scrambler Sixty2」に関してはモンスター400以来の中型免許ユーザーに届くモデルとしての期待を語った。
「中型免許を所持するユーザーの中には、色々な趣味の1つとしてオートバイを楽しむユーザーがおり、そんなライダーに自分らしい表現ができるモデルとして選んでもらえるようなスタイルになっています。そして新しく免許を取るユーザー、若いユーザーにも乗って欲しいモデルです。」
発表会の会場となったカフェは「青山通り」に面しており、加藤社長は窓からその風景を眺めながら、「青山通りをSixty2に乗った若いライダーに走って欲しいですね!」と語った。

世界限定1,077台のDucati Scrambler Italia Independent

今回発表されたモデルの中で、イタリアのライフスタイル・ブランド「Italia Independent」とのコラボで生まれた「Ducati Scrambler Italia Independent」がひときわ強い存在感を放っていた。ブランドの代表的な製品であるサングラスと同色の「ナイトカッパー」と呼ばれるカラーリングを纏ったホイールとフレームが、ブラックアウトされた車体から浮き出るような、そんなカラーデザインが特徴的だ。

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今回の発表会ではItalia Independentの製品とともに展示されている。日本に導入されるのは50台以上を検討しているが詳細は現在調整中で、7月には発売が開始される見通し。

モンスター400以来の待望のモデル「Scrambler Sixty2」

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Ducati Scrambler Sixty2はモンスター400以来となる新しいドゥカティの400ccラインナップだが、世界的に見ると「400cc」ということが特徴として大きいわけではなく、名前にも「400」という文字がないことが分かる。
「Sixty2という名前は、ドゥカティが米国向けに1962年に生産を開始した、初代スクランブラーの生産年に由来します。単気筒の小排気量車であり、今回のSixty2はある意味初代スクランブラーのスピリットを強く受け継ぐモデルでもあります。」と加藤社長がプレゼンテーション内で語っている。

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海外市場ではスクランブラーファミリーの一員として、そして日本市場では更に中型免許のライダーに向けた新しい選択肢として、貴重なモデルが増えたといえるはずだ。

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アメリカンスタイルである「フラットトラック」からデザインされたFlat Track Pro

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アメリカやオーストラリアで盛んである、ダートトラックのスタイルを取り入れイタリアンデザインのエッセンスで誕生したのが、ニューモデルの「Flat Track Pro」だ。ゼッケンプレートとショートなフロントフェンダー、そしてテルミニョーニ製のエキゾーストといったレーシーなパーツとデザインが施されている。
展示されたモデルはプロトタイプであるが、市販モデルは5月に日本に導入される見通しだ。
会場内の映像では、SBKチャンピオンのトロイ・ベイリスがライディングするムービーも流され、スタイルだけでなく実際に操って楽しめるポテンシャルを披露していた。

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世界で統一される規制によって早まる輸入モデルの導入タイミング

ドゥカティでは2016年モデルの導入が2015年よりも早く行われる事となり、半年の間にほぼすべてのニューモデルが販売される。これはヨーロッパでの排ガス規制「EURO4」の適用開始により、今までの日本仕様車と欧州仕様車がほぼ同等の仕様で生産することができるようになるためだ。
「排ガス規制の統一化」が世界全体で広まることで、その国独自の規制に合わせたモデルを製造する必要も無く、新しい製品を送り出すことができるようになった。
この規制の統一はユーザーにとっても、販売するメーカーにとっても大いにメリットのあるものになっている。

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2016年のドゥカティはスポーティな「Ducati」ブランドと、新しいユーザーを獲得する「SCRAMBLER」の2ブランドによって、ますますパワーアップするはずだ。今後も継続的に発表されるニューモデルと、ドゥカティジャパンが発信する「新しいバイクのスタイル」に大いに期待したい。

【Ducati】「スクランブラーファミリー」ニューモデル国内発表会フォトギャラリー

【関連ニュース】
【新車】ドゥカティ、Italia Independentコラボレーションモデル「Limited Edition Scrambler」を発表

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