[Team KAGAYAMA]ズズキ・アジ アン・チャレンジ、アンドレアスがSAC初代王者に!

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2015シーズンから始まった「スズキ・アジアン・チャレンジ」は、加賀山就臣がプロデュース・監修するスズキのライダー育成プログラムで、MotoGPマシンと同じカラーリングが施されたスズキのアンダーボーンフレーム150㏄のSUZUKI FU150を使用したワンメイク・シリーズです。

この「スズキ・アジアン・チャレンジ」が組み込まれているFIM アジアロードレース選手権(ARRC)はタイ・ブリラムにあるチャン・インターナショナル・サーキットで最終戦を迎えることとなりました。この最終戦は、12月5日(土)、6日(日)の両日にレース1とレース2が開催されました。

レースデー2日目となる12月6日は、スズキ・アジアン・チャレンジ最終戦の最後のレースが開催となります。前日のレース1では表彰台に載った顔ぶれに変化があり、各選手が成長していることを実感できるものとなりました。それでも、ポイントランキングの上位3名は変わらず、そしてタイトル争いもこの3名に絞られました。ポイントを見てみると、#43 Andreas GUNAWAN(アンドレアス・グナワン/インドネシア)選手の142ポイントを先頭に、#83村瀬健琉(むらせたける/日本)選手が129ポイントでこれを追い、#98 Patis CHOOPRATHET(パティ・チョープラテット/タイ)選手が127ポイントとさらに村瀬選手にひっ迫するという状況です。アンドレアス選手とのポイント差は13および15ポイント。優勝者には25ポイント、2位以下は、20ポイント、16ポイント、13ポイント、11ポイント、10ポイントという配点となっており、アンドレアス選手が5位以下でないかぎり、他の2名にタイトルの可能性はありません。

最終戦の最後の決勝レースであるレース2は、午後12時20分に、スタートしました。前日の予選でパティ選手がポールポジションを獲得しています。アンドレアス選手は3番グリッド、村瀬選手は5番グリッドからのスタートでした。7周で争そわれるこのレースは、前日のレース同様、序盤から激しいトップ争いとなりました。トップ集団は、最後まで10台もの大集団のままレースは展開され、誰が勝つのか全く読めない展開でした。最終ラップの最終コーナーに真っ先に進入したのは、村瀬選手でした。しかし、村瀬選手は最終コーナーでスリップダウン。その後ろにはアンドレアス選手が付いていたのですが、チェッカーフラッグを真っ先に受けたのは、その最終コーナーのイン側のラインからゴールラインへ一気にスパートをかけた#88 Nazirul Izzat Bin MUHAMMAD BAHARUDIN(ナジルール・ビン・ムハマッド・バハルディン/マレーシア)選手でした。3位には、インドネシア戦で優勝したことのあるJagan KUMAR(ジャガン・クマール/インド)選手が入りました。

そして2位に入ったアンドレアス選手がタイトルを見事獲得したのでした。これでスズキ・アジアン・チャレンジ初めてのシーズンが終了しました。来年の開幕前のオープンテストまでに、アジア各地域でオーディションが行なわれ、来シーズンの参戦メンバーが選抜されることとなります。

SUZUKI ASIAN CHALLENGE Rd.5 Winner

■Nazirul Izzat Bin MUHAMMAD BAHARUDIN(ナジルール・ビン・ムハマッド・バハルディン)| #88
「今日はタフなレースでした。他から遅れることなく、そして転ばないようにセーブしながら、前に出るチャンスをずっと待って走っている状態でした。やっと隙間を見つけたときに前に出て、見事優勝できました。勝てるかなとは思っていましたが、実際に勝てるとは思っていませんでした。一年間SACで走ってきて、このプログラムは、自分にとって新たな可能性とチャンスを与えてくれました。非常にためになった一年だったと思います。」

SUZUKI ASIAN CHALLENGE 2015 Champion

■Andreas GUNAWAN(アンドレアス・グナワン) | #43
「今日はチャンピオンを獲るつもりでレースに臨みました。今回はみんな速くてとてもタフなレースでしたが、4位以内ならチャンピオンが確定するので、無理をせずにそれでもみんなにくっついていくレースに徹しました。SACでの一年はスキル向上に非常に役に立ちました。もちろん他にも、いろんな国の友達ができたし、バイクをよく知ることもできました。自分にとっては最高の一年でした。明日はテストで、Team KAGAYAMA SUZUKI AsiaのGSX-R600に乗せてもらうことになっています。GSX-R600は市販モデルは乗ったことがありますが、チームのマシンがどれくらいのものなのか、すごく乗りたいです。今ならやれる自信があります。明日が楽しみです。」

■加賀山就臣 | ゼネラルマネージャー
「今年、スズキとともにアジアで『MotoGPライダーを目指せ!』というキャッチで、若手ライダーを育成するスズキ・アジアン・チャレンジを立ち上げました。多くの関係者の皆様、スポンサーの皆様、参加したライダー、そしてファンの皆さんに支えられて、ここまで来ることができました。本当にありがとうございました。
ライダーたちのスキルは、最初どうなることかと思ったほどのものでしたが、回を重ねるごとに成長しており、マシンを操る技術、レースでのフェアな戦い方、レースに向けての気持ちの持っていき方といったたくさんのことを学んでくれたと思います。今後のレース活動に役立つと思いますし、この中からMotoGPライダーが生まれることを期待しています。もちろん、この多様な国から同じ年頃の同じ目標を持った面々が集まって一緒に学ぶという機会は、モータースポーツの世界だけでなくプライベートな場面でも役立つことも多々あると思いますし、人としてのスキルも上がってくれたならば本望です。またこの経験をいろいろな場面で活かしていってくれたらと思います。」

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情報提供元 [ Team KAGAYAMA ]

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