【試乗レポート】オートバイメーカーが作る、「笑顔になる」電動アシスト自転車 PAS

【Webikeニュース編集部】

オートバイメーカーとして今年で60周年を迎えるヤマハ発動機。世界各国のレースでの勝利だけでなく、「生活する」人々のための道具としてもオートバイは発展してきた。

ヤマハ発動機ではエンジンの付く、オートバイ、ボート、レーシングカートに自動車用エンジン、そして発電機や除雪機といった生活に寄り添う「エンジン」製品も手がけている。
そしてもう一つ、エンジンではない「電動モーター」を使った製品があるのはご存知のことと思う。そのなかで特に、生活の足を支える製品として「電動アシスト自転車」を数多く開発している。

20151202_pas02

いかなる時でも人の力を「超えない」制御技術

今回はWebike編集部で、電動アシスト自転車のPASを試乗したのでお伝えしたいと思います。試乗車となったのは2015年のPASナチュラ。赤いフレームが綺麗な1台です。
車両をお持ちいただいた、ヤマハ発動機株式会社 広報の岩崎 慎さんにもお話を伺いました。

20151202_pas01

なんと自走で都内を走り登場した広報の岩崎さん!乗車にあたって各部の説明や注意点をご説明頂きました。

「電動アシスト自転車を乗ったことがない方は、はじめの踏み込みに注意してください。結構力強くアシストが効きますので。」

今のアシスト自転車には基準があり、「モーターの力はいかなる状態でも人間の力を超えない」ことが人の力を補う「アシスト」であると定義されています。
時速10Km未満の低速域で、人力に対するモーターの力の比率(アシスト比率)は最大で1:2。そして、時速10Kmを超えると次第に弱まって、時速24kmでアシストはゼロになり通常の自転車走行になるよう制御が行われています。

原付自転車と区別するために、あくまで「人力で動く」ということが守られているんですね。

20151202_pas03

ついつい笑顔になる自転車という乗り物

早速スタッフが試乗しました、みんな必ず漕ぎ出しの一歩で「笑顔」になります。
誰でも気軽に乗れる乗り物であり、いつも親しんでいる乗り物が、モーターの力で自分をアシストしてくれる・・・。それだけで楽しくなります!女性でも坂道ラクラク!
けれどスピードを上げていくと次第にアシストの力が弱くなり、「ああこれは、スピードを出すものではないんだな」と実感します。
ゆっくり、けど楽に進んでくれる電動アシスト自転車。これならば前に後ろに、荷物を積んでも楽に登っていけそうです。

20151202_pas04

進化するPAS

「人の力」を超えずに最適なアシストを行うための制御技術が、重要な要素となる電動アシスト自転車。
ハンドルの左側には、アシスト量を切り替えるスイッチや、バッテリ残量・スピード表示のパネルが備えられています。
パワーユニットには「GREEN CORE」のマーク。2015年モデルから採用された次世代のドライブユニットの名称で、小型・軽量で低重心。トルクフルでありながら、材質も極力削減し環境に配慮したものになっています。

20151202_pas0520151202_pas06

背中を押してもらえるような優しい「アシスト」

踏力や漕ぐスピード、車速に合わせて制御されているので、漕ぎ出しから背中を押してもらっているようなアシストが介入します。
この制御技術やドライブユニットに「ヤマハ発動機」のテクノロジーが垣間見えました。

また、大きい荷物などをのせる想定で、ホイールハブやタイヤも、強度の高い部品を使用しているとのことで、ただの自転車にアシストをつけただけではなく、車体やモーターのパワーに合わせて各部が設計されているそうです。
こういったところもバイクとそっくり!まさにハンドリングのヤマハ!?

20151202_pas0720151202_pas08
20151202_pas0920151202_pas10

現在ではバイク自体にも電動化されたモデルが登場しています。今年のモーターショーでも発表されたように、PASで培われた技術が逆にバイクにも活かされることがあるはずです。

>>>ヤマハ発動機株式会社 電動アシスト自転車ホームページ

情報提供元 [ ヤマハ発動機 ]

関連記事

編集部おすすめ

  1. ▲G 310 R 9年連続で過去最高販売数を記録 ビー・エム・ダブリューは、日本市場における…
  2. ドゥカティは、2018 MotoGP 世界選手権のチーム体制を発表した。 昨年に引き続…
  3. 年が明けて心機一転、愛車のお手入れ初めにオイル交換はいかがでしょうか。 オイルの基礎知識、…
  4. 【ヤマハ エキサイター150】ディテール&試乗インプレッション タイやベトナムで人気の…
ページ上部へ戻る