インド政府初公認。”Skill India”に貢献する、ヤマハの「二輪車整備士」育成学校

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「世界中のヤマハディーラーで均一・高品質なサービス」を目指して

ユーザーが安心して製品を利用ためには、購入する販売店に技術サービスの知識と技能を備えた優秀なスタッフが必要となる。

ヤマハ発動機が目指す理想の姿は、すべてのユーザーが「世界中のヤマハディーラーで均一かつ高品質なサービスが受けられる」こと。その実現のために二輪車整備士の教育システムを整備し、2000年から「ヤマハ・テクニカル・アカデミー(以下YTA)」をグローバルに展開している。このカリキュラムを修了したYTAの認定整備士は、現在、世界に約50,000人。そのうち5,000人あまりが、世界一の二輪車需要国であるインドで活躍している。

インドでは、現地の職業訓練校やNGOと、ヤマハ発動機の現地法人YMISが連携し、YTAのカリキュラムを活用した「ヤマハ・トレーニング・スクール(以下YTS)」を2013年から展開している。

インド初の二輪車整備士公式資格

「優秀な二輪車整備士を育成することはもちろん、大きな目的の一つとして社会貢献活動という側面もあります。インドではモディー首相が “Skill India” “Woman Empowerment”を提唱されていて、YTSの運営はそれに合致するものだと考えています」と、YMIS副社長のラビンダー・シンさん。

そのYTSが今年4月、政府指定の職業訓練カリキュラムとして認定され、インド技術開発省管轄の国家職業訓練委員会(NCVT)から認定書が発行された。同スクールの卒業生に交付される認定書は、インドで初めての二輪車整備士公式資格となる。

「YTS」は更に広がり、卒業生もすでに124名

北部の町アーグラでトライアルとしてスタートしたYTSは、この2年間で全国に広がり14校が開校。さらに12校が開校準備を進めており、すでに124人の卒業生を送り出している。現在まで、その卒業生はすべてヤマハディーラーに就職し、政府公認レベルの教育を受けた即戦力の整備士として現場で活躍中。「生徒の皆さんにとっては就職や賃金で卒業資格が有利に働き、ヤマハやディーラーにとっては優秀な人材の供給源にもなっている。いわばWin-Winの関係です」とシンさん。

入校の資格は、13歳までの教育を修了している17歳以上であること。当然、入校を希望する未就学の若者は多く、最も競争率の高いケースでは30人の募集に対して300人もの応募があったことも。また、”Woman Empowerment”を実践し、就学中の女性は現在17人、卒業した11人もすでにヤマハディーラーに就職している。

「単に卒業したというだけでは意味がありません。入校したからには、必ず即戦力で活躍できるスキルを身につけてほしいと願っています」とシンさん。そのためクラスルームでの実技教育だけでなく、ディーラーでの現場体験講習を行うなど実戦的なカリキュラムを組んでいるという。

※YIMS = Yamaha Motor India Sales Pvt. Ltd.

情報提供元 [ ヤマハ発動機 ]

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