目指すは世界チャンピオンの超越 ヤマハブースで人気の「MOTOBOT」

先進安全技術も見据えた、夢にあふれる研究・開発プロジェクト

「私は、あなたを超えるために生まれてきた」――。

第44回東京モーターショー2015。そのヤマハブースの映像で、ヒト型自律ライディングロボット「MOTOBOT(モトボット)Ver.1」はそう語りかける。「あなた」とは、二輪ロードレース界のスーパースター、MotoGPライダーのバレンティーノ・ロッシ選手。映像では幼少期のロッシ選手がオートバイに乗る姿も紹介され、「私はまだ5歳の頃のあなたにも勝てないかもしれない…」という言葉とともに「MOTOBOT」のまだ未熟な自律走行のシーンが映し出される。

「MOTOBOT」は、二輪車本体には手を加えず、ライダー側から見た車両の操作にフォーカスした自律ライディングロボット。目指すマイルストーンは、200km/hを超えるサーキット走行の実現。さらに、いずれはラップタイムでロッシ選手を上回ってみたい、という夢にあふれた研究・開発プロジェクトである。

「一般的に、ロボットは用途を特化させることで、人間を超越する性能を発揮する可能性を秘めています。もちろん半信半疑の方もたくさんいらっしゃるでしょうが、私はロッシ選手のタイムを破ることだって不可能ではないと信じています。来場者の皆さんも、夢がある、ワクワクすると、非常に好意的かつ楽しそうにご覧になっていますよ」。
プロジェクトを率いる西城洋志さん(YMVSV)はそう語る。

二輪車の複雑な挙動をコントロールするには、さまざまな制御システムを的確に機能させることが必要となる。そうしたチャレンジの過程で獲得し得る高度な要素技術は、先進安全技術やライダー支援システムといった既存ビジネスへの応用はもちろん、新規ビジネスの開拓にもつながっていくかもしれない。

いずれにしても「YZF-R1M」にまたがった「MOTOBOT」は、話題のコンセプトモデルに囲まれても独特の存在感を放ちながら、子ども達からバイクファンまで、興味深そうな、そして楽しそうな視線を浴び続けている。

※ YMVSV = Yamaha Motor Venture & Laboratory Silicon Vallley Inc. 米国シリコンバレーに本年7月に設立した新規事業開発のための新会社

【関連コラム】
◆ヤマハのヒト型自律ライディングロボットにあえて物申す
◆親愛なるロボットくん、君の本当の目的はなんですか?

【関連フォトギャラリー】
◆【速報】東京モーターショー2015 バイク特集

情報提供元 [ ヤマハ発動機 ]

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