MFJ、ST250クラスを発展させた「JP250(Japan Production)」クラスを2016年からスタート

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JP250 2016年よりスタート!

MFJは、市販車ベースの250㏄クラスにおいて、2016年度から今までのST250クラスを発展させた「JP250(Japan Production)」クラスをスタートさせることを、2015年11月5日に発表した。
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■はじめに
近年、市販車ベースの250㏄クラスは、CBR250ワンメイクレースの普及や、各社より250㏄ロードバイク発売の追い風もあり、参加者の増加傾向が見られます。また、今年からアジア選手権でアジアプロダクション250クラス(AP250)が開催され、ワールドスーパーバイクでも近い将来同種のクラスを追加することが検討されるなど、世界的にもこのクラスの重要性が高まっています。このような背景から、250クラスはロードレースの底辺拡大並びに新規参入者の増加を図る重要な位置づけになり、2016年から今までのST250クラスを発展させた「JP250(Japan Production)」クラスをスタートすることになりました。

4ストローク250㏄バイクによるレース開催の意義

ステップアップのクラスとして
JP250は国内ロードレースカテゴリーにとって、空洞化している部分を埋める役割があります。JSBに代表される1000ccスーパースポーツバイクを頂点にする全日本選手権は、全部で4クラスが開催されています。JSBクラスは1000ccスーパースポーツバイクを改造したマシンで、国内最高峰クラスです。J-GP2は600ccの改造クラス、J-GP3は4ストローク250ccのレース専用マシンのクラス、そして改造範囲の少ないST600クラスです。また、全国の地方選手権はこの中からJ-GP2を除く3クラスで開催されていて、各地方の優秀なライダーは、そのまま全日本へステップアップすることができます。

今回、新たに設定するJP250クラスは、現在ある全日本ピラミッドの底辺を支える重要なクラスと言えます。サーキットスポーツを志す少年たちは、キッズバイク、ミニバイクとステップアップしてきますが、その次のクラスとして、このJP250は最適です。車両価格が安いこと、パワーが低くミニバイクからの乗り換えが容易なこと、車格は十分であり、その後の乗り換えのためのトレーニングになることなど、メリットは数多くあります。

参加しやすいローコストクラス
車両価格が安いため、年齢に関わらず、初心者がロードレースの世界に入りやすいことが上げられます。サーキットを走ってみたい、レースにも興味がある、といった潜在的なファン層にとって、600ccレース用バイクや本格的なレーシングマシンはとても遠い存在です。スタート時点で200万円近いイニシャルコストは、とてもハードルが高いと言えます。しかし、4ストローク250ccバイクであれば、もっと身近な価格でベースバイクを手に入れることができます。レースがもっと身近な存在になります。

充実のアフターマーケットパーツ
現在スポーツバイクの中でこのクラスのアフターパーツが最も多く市場に出回っていることです。ツーリングや街乗りだけでなく、サーキットでの走行を楽しみ、さらにレース参戦を志すユーザーにとって、アフターパーツの充実はとても力強い味方です。そしてさらに、そのパーツの開発、販売促進のために、多くのパーツメーカーが、レース市場、サーキット市場に参入してきます。

2016年施策

地方選手権の正式種目として採用します。
従来のST250は承認カテゴリーであったため、ライセンス昇格対象ではありませんでしたが、参加が増え、レベルも向上していることから新たなJP250クラスは地方選手権の正式種目とすることになりました。従って、このクラスから国際ライセンスへの昇格を目指すことが出来るようになります。

全日本選手権に併催し「MFJカップ」の名称でシリーズ戦を新設します。
このクラスの参加者が同じ車両でステップアップするフィールドが必要であることから、全日本選手権に併催する「MFJカップシリーズ」を開催することになりました。MFJカップは開催地の地方選手権シリーズの1戦としてもカウントされるダブルタイトルを予定しています。ジュニアライセンス以上のライダーが参加可能で、ライセンス区分で賞を分けます。

■2016MFJカップ暫定日程
2016MFJカップシリーズは以下の全日本選手権に併催を調整しています。(変更可能性あり)
※MFJカップは基本的に土曜日に予選・決勝を行います。

大会 全日本日程 開催日 MFJカップ
全日本第1戦 筑波大会 4月9日~10日 第1戦
全日本第3戦 もてぎ大会併催 5月28日~29日 第2戦
全日本第4戦 オートポリス大会 6月11日~12日 第3戦
全日本第5戦 SUGO大会 6月25日~26日 第4戦
全日本第8戦 岡山国際大会 9月24日~25日 第5戦
全日本第9戦 MFJグランプリ鈴鹿 11月5日~6日 第6戦

■車両規則の概要
技術規則の基本は、2015年のST250を基本とする。2015年よりスタートしたARRC(アジアロードレースチャンピオンシップ)のAP(アジアプロダクション)250との整合性も考慮した規則としました。

参加可能車両
・単気筒:201cc~300cc
・2気筒:201cc~250cc
>>その他車両規則詳細はこちら

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情報提供元 [ MFJ Online Magazine ]

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