[HONDA]MotoGP Rd.18 フリー走行 マルケスが2番手、ペドロサが3番手

■2015年11月6日(金)・1日目フリー走行
■天候:晴れ
■気温:26℃
■コースコンディション:ドライ

最終戦バレンシアGPの1日目フリー走行は、終日、青空の広がる絶好のコンディションのもとで行われ、マルク・マルケスが2番手、ダニ・ペドロサが3番手と、Repsol Honda Teamの両選手が、まずまずのスタートを切りました。

バレンシアGP2連覇と今季6勝目を狙うマルケスは、午前中の走行でトップタイムをマーク。午後の走行では、決勝を想定したロングランを実施し、ベストタイムの更新はできませんでしたが、充実の一日となりました。2日目に向けてセットアップの方向性がクリアになったマルケスは、予選では今季9度目となるポールポジション(PP)の獲得が期待されます。

過去3戦で2勝と絶好調のペドロサは、午前の走行でリアのグリップ不足を訴え、その解消に一日を費やしました。この問題を完全には解消できなかったペドロサは、引き続き改善に取り組み、万全の状態で予選と決勝に挑む意気込みです。バレンシアでは、125cc、2500cc時代を含め、これまで通算6勝を挙げています。予選では今季2度目のPPを、決勝ではシーズン3勝目を目指します。

この日は、トップタイムのホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)から1秒差以内に12台という接戦となり、カル・クラッチロー(LCR Honda)は10番手につけました。アタック時にクリアラップを取れなかった状態での10番手だけに、2日目に向けて手応えをアピールしました。

以下、Hondaのオープン車を駆るニッキー・ヘイデン(Aspar MotoGP Team)が17番手、ジャック・ミラー(LCR Honda)が19番手、ユージン・ラバティ(Aspar MotoGP Team)が22番手。RC213Vを駆るスコット・レディング(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、マシンのセットアップが決まらず23番手。カレル・アブラハム(AB Motoracing)の代役として出場のアンソニー・ウエストは25番手でした。

Moto2クラスは、バレンシアを得意とするトーマス・ルティ(Derendinger Racing Interwetten)がトップタイムをマーク。2番手にサム・ロース(Speed Up Racing)、4戦ぶりに復帰のティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が3番手と続きました。トップタイムのルティから1秒差以内に14台がひしめく接戦。中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は、1度目の走行で転倒を喫するなど苦戦して8番手。2日目でのタイム短縮とポジションアップに挑みます。

Moto3クラスは、タイトル王手のダニー・ケント(LEOPARD Racing)がトップタイムをマークしました。以下、1秒差に26台という大接戦となり、3番手に尾野弘樹(LEOPARD Racing)、4番手にエフレン・バスケス(LEOPARD Racing)、5番手にホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)、6番手にエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Team Moto3)、8番手にニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)と、トップ10に6台のHonda勢が名を連ねました。

コメント
■マルク・マルケス(MotoGP 2番手)

「コースに出て、楽しく走ることができたのでうれしいです。これは大事なことであり、本当に楽しみにしていました。今日はポジティブな一日でした。マシンのセットアップが順調で、いい仕事ができました。FP2では日曜日のレースを念頭に一生懸命取り組みました。ユーズドタイヤで走り、一番ハードなタイヤでもテストしました。路面温度がかなり上がったので、明日に向けてどうすればいいのかについても、とてもクリアになりました。もしこの天気が続けば、タイヤの耐久性に集中して取り組まなければなりません」

■ダニ・ペドロサ(MotoGP 3番手)
「今日は3番手でしたが、レースウイークのスタートとしてはあまりいいものではありませんでした。午前にコースに出たとき、リアにグリップがもう少し必要だと感じました。この問題の解消に、今日はほとんどの時間を費やしました。予選で速く走るためには、引き続きマシンのセットアップに取り組まなければなりません。今のところどのようなレースになるか想像がつきません。今はとにかく、明日前進することに集中しています」

■カル・クラッチロー(MotoGP 10番手)
「全体的にはとても満足しています。午後のセッションでは、ハードタイヤで長い時間走りました。タイムはそれほど速くありませんでしたが、セットアップに集中しました。その後はソフトタイヤを使ってアタックしたのですが、クリアラップが取れなかったにもかかわらず、とてもいいラップタイムを出せました。そのため、明日に向けてとてもポジティブです。最終ラウンドですが、これまで通りに取り組みます。そして自分自身とチームのために、ベストを尽くします。だれもがいい結果でシーズンを終えたいと思っています。昨年はここで5位でした。今年も同じような結果を出せることを願っています」

■ニッキー・ヘイデン(MotoGP 17番手)
「今日はそれほどうまくはいきませんでしたが、ほかのレースに比べれば、それほど悪くありませんでした。午後はいつも一緒にレースをするライダーたちとかなりいいバトルができたので、引き続き前進していく必要があります。少しウイリーを抑え、エッジグリップをよくしなければなりません。これはロングコーナーでとても重要なことです。マシンに関してはいい方向へ進んでいます。予選でいい結果を出さなければなりません。ここ数戦は予選があまりよくないので、いいグリッドを獲得して、決勝を楽しみたいです」

■ジャック・ミラー(MotoGP 19番手)
「今日はそれほど悪くありませんでした。しかし、もう少しいい結果を出せたと思います。マシンはよかったのですが、まだやるべきことがたくさんあります。ブレーキングとグリップに苦戦しています。タイムはまずまずでしたが、明日はこれらに集中して取り組みたいです。毎回、走るごとに前進しています。ただ、ほかのライダーも前進しています。ニッキーにとても近いタイムをマークできているので、いい走りができているのかもしれません。今週末は接戦になると思いますが、僕たちのマシンはここでは戦闘力があるので、引き続き前進して、日曜日にいいレースができることを願っています」

■ユージン・ラバティ(MotoGP 22番手)
「今日は厳しい一日でした。最初のセッションは、初めてここでテストをした時よりも0.5秒速く走れました。これはポジティブなことですが、午後の滑りやすいコンディションで、これが大きな問題となりました。リアのグリップ不足を解決しなければなりません。これは、これまでになかった問題です。プッシュしていないときもグリップが不足し、スライドしていました。このような感触は初めてなので、明日に改善しなければなりません」

■スコット・レディング(MotoGP 23番手)
「今日は、このマシンでこれまで最も難しい一日になりました。マシンが全く機能していない感じで、走ることよりも、マシンと戦うことに時間を費やしました。リアのスピニングに苦しみ、フロントはずっと切れ込んでいる感じでした。よくなるはずのソフトタイヤでも同じ状態でした。すべてのコーナーでマシンと戦う必要があったので、一周をうまくまとめられませんでした。プッシュすると、ミスをしてはらみました。いくつか試しましたがよくなりませんでした。今夜、解決策を模索したいです。もしかすると、電子制御が役に立つかもしれません。なにかしら方法を見つけなければなりません」

■トーマス・ルティ(Moto2 1番手)
「いい一日でした。マレーシアからそれほどセッティングは変えていないのですが、バレンシアでもマレーシアと同じフィーリングを引き出せました。午前からいいペースと速さがありました。これも重要なことです。まだ取り組まなければならない部分がありますが、引き続きがんばってプッシュしたいです。ここまでのところ、ペースはいいのでうれしいです」

■サム・ロース(Moto2 2番手)
「初日としては、とてもうまくいきました。午後はいろいろ試して、最後にニュータイヤを使いましたが、午前に比べれば、あまりうまくいきませんでした。午後は暑くなり少し苦戦しました。でもこれはよくあることです。明日の午前も引き続き、セットアップに集中します。いい結果でシーズンを終えたいです。優勝できるようにがんばります」

■ティト・ラバト(Moto2 3番手)
「今日の進捗にはとても満足しています。ここ3レースは、コースの外で見ていたので、とてもフラストレーションがたまりました。今日は腕の強さにも自信がありました。マシンに乗る前にポジティブな感触が確認できたのはうれしかったです。地元ファンの前で最後のMoto2のレースを楽しみたいです。今日は最高のスタートを切れました。ペースはこれからよくなっていきますが、MotoGPへ進むことが決まっているので、最後のレースで表彰台に上がりたいです」

■中上貴晶(Moto2 8番手)
「今日は難しい一日でした。ブレーキングからのコーナーの進入でフロントの安定性がなく、いまいち、攻めの走りができませんでした。午前はハード、午後はミディアムで走りましたが、どちらもいいフィーリングではありませんでした。しかし、決勝はミディアムで走ることを決めたので、明日のフリーと予選では、ミディアムでセットアップを進めます。オーストラリアとマレーシアに比べると、初日の仕上がりにやや不満があります。もう少し気持ちよく走れるようにしなければいけません」

■ダニー・ケント(Moto3 1番手)
「初日をファステストライダーとして終えられたので、今夜はよく眠れると思います。明日の午前は、今日少し苦戦した問題をいくつか解決しなければなりません。今日の進捗には満足していますが、データを検証し、どの部分で前進できるかを見てみる必要があります。午後は間違った方向へ進んでしまいました。引き続き一生懸命取り組んで、セッティングを進める必要があります」

■尾野弘樹(Moto3 3番手)
「午前は気持ちよく乗れましたが、午後は、ユーズドタイヤで走行してタイムを上げられませんでした。午前のタイムで総合3番手だったため残念です。午後の問題点は、ユーズドタイヤのフィーリングがよくなく、リズムを崩してしまったことです。ロングランはできたのですが、内容がよくなかったので、明日はもう一度、セットアップを見直したいです」

■エフレン・バスケス(Moto3 4番手)
「レースウイークのスタートとしては全体的によかったですし、とてもうれしいです。両方のセッションでほぼ同じラップタイムを出せました。バレンシアは、午後になると気温が上がったり、風が出たりするので、午前と同じようなラップタイムが出ることはあまりありません。とにかく両方のセッションでいい感触だったので、ここまでの進捗には満足しています」

■ホルヘ・ナバロ(Moto3 5番手)
「ホームレースはいつも特別です。特に今は調子がいいので、さらに特別な気分です。いいときにバレンシアに来ました。ベースのセットアップもよかったですし、新品タイヤと中古タイヤの両方で、すぐに快適に走れました。午後のセッションでは午前のタイムを更新するのに苦戦しました。でも、最後にはそれを達成できました。このポジションにはとても満足しています。まだ改善すべき細かい部分があります。明日も引き続き、一生懸命取り組みます」

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情報提供元 [ HONDA ]

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