[HONDA]MotoGP Rd.18 予選 マルケス2番手、ペドロサ3番手。Repsol Hondaの2人がフロントロー

■2015年11月7日(土)・予選
■会場:バレンシア・サーキット
■天候:晴れ
■気温:27℃
■コースコンディション:ドライ

最終戦バレンシアGPの予選は、2日連続で快晴となり、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が2番手、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が3番手と、Repsol Honda Teamの両選手が絶好のグリッドを獲得しました。

初日で2番手だったマルケスは、フリー走行で3番手。予選前に行われた4回目のフリー走行でトップタイムをマークします。予選では今季9回目のポールポジション(PP)が期待されましたが、完ぺきなアタックとならず、2番手に終わりました。これまでのサーキットベストタイムは、マルケスが2013年にマークした1分30秒237。今大会、マルケスがマークしたのは1分30秒499。気温と路面温度が上がったことで2年前のベストタイムを更新できませんでしたが、決勝に向けて順調にセットアップを進めました。

リアタイヤのグリップにやや苦戦していたペドロサは、セットアップを順調に進めるも、予選では予想以上に気温と路面温度が上がり、パフォーマンスをフルに発揮できませんでした。今大会は、マルケスとともに、気温と路面温度が上がる午後のセッションで、やや苦戦しましたが、明日のウォームアップで最後の調整を行い、万全の体制で決勝に挑みます。

Repsol Honda Teamの2人が揃ってフロントローを獲得するのは、今季6回目。決勝では、Repsol Honda Teamの1-2フィニッシュが期待されます。

カル・クラッチロー(LCR Honda)は、3戦連続で5番グリッドを獲得。来季も同チームで参戦することが決まっているクラッチローは、シーズン2度目の表彰台獲得に挑みます。

以下、14年間のMotoGPクラスの戦いにひとまずの終止符を打つニッキー・ヘイデン(Aspar MotoGP Team)が17番手。スコット・レディング(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が20番手。ジャック・ミラー(LCR Honda)が21番手、アンソニー・ウエスト(AB Motoracing)が23番手、ユージン・ラバティ(Aspar MotoGP Team)が24番手から決勝に挑みます。この5選手は、前戦マレーシアGPのペナルティでバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が最後尾グリッドに降格となるため、それぞれグリッドが繰り上がります。

Moto2クラスは、右腕前腕部のケガから4戦ぶりに復帰したティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が、地元ファンの前ですばらしい走りを見せて今季3回目のPPを獲得。2番手にはヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)、3番手にアレックス・リンス(Paginas Amarillas HP 40)が僅差で続きました。

今大会は、トップのラバトから1秒差以内に15台という接戦になり、中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は8番手、チームメートのアズラン・シャー・カマルザマンは、午前中のフリー走行で転倒を喫し、右腕を負傷して欠場することになりました。

Moto3クラスは、ジョン・マクフィー(SaxoPrint RTG)がPPを獲得。以下、1秒差以内に23台がひしめく大激戦となり、エフレン・バスケス(LEOPARD Racing)が3番手、ホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)が5番手、エネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Team Moto3)が6番手、ニッコロ・アントネッリ(Ongetta‐Rivacold)が7番手、尾野弘樹(LEOPARD Racing)が10番手と、トップ10に6台のHonda勢が名前を連ねました。タイトル王手のダニー・ケント(LEOPARD Racing)は、大接戦の中で18番手に終わり、追い上げのレースに挑みます。

コメント
■マルク・マルケス(MotoGP 2番手)

「レースペースは、とても接近しています。ほとんど差がないので明日は厳しいレースになると思います。10周を終えた頃のタイヤの状態とマシンの反応を見てみたいと思います。ダニ(ペドロサ)やホルヘ(ロレンソ)とはほぼ同じ内容なので、表彰台に上がれるようにがんばります。2015年最後のレースで優勝争いができることを願っています」

■ダニ・ペドロサ(MotoGP 3番手)
「どんなレースになるのか楽しみです。とにかく優勝争いができることを願っています。昨日は少し問題がありましたが、今日は一歩前進して、いい形になりました。レースでは集中していいスタートを切らなければなりません。地元ファンの前でいいレースができることを願っています。マルク(マルケス)とホルヘ(ロレンソ)には、力強いペースがあり、熱いバトルになることは確かです。100%の状態でプッシュし、いいレースができるようにがんばります」

■カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)
「昨日はフロントタイヤに少し不安がありました。今日は少しよくなりましたが、ソフトのフロントタイヤで30周というのは厳しいレースになると思います。長いレースですが、今年最後なので楽しみたいです。みんながクリーンなバトルをして、楽しめることを願っています。チャンピオンシップにおいても大きなレースになりますが、自分のレースをして、チームのためにいつものように全力で挑みます」

■ニッキー・ヘイデン(MotoGP 17番手)
「ここ数戦で一番いい予選だったと思います。ようやく前進できました。1分32秒0を最初のタイヤで出し、次のラップでは、転倒した(マーベリック)ビニャーレスを避けるためにタイムを出せませんでした。大きな転倒でしたが彼が幸い無事だったのはよかったです。あと0.2秒タイムを上げれば、1列か2列前にいけたかもしれません。まだグリップを見つける努力をしています。ロングコーナーでは、スピニングが激しく、うまく走れませんでした。明日はMotoGPクラスで最後のレースになるので楽しみたいと思います」

■スコット・レディング(MotoGP 20番手)
「電子制御とシャシーを大きく変更して、よくなりました。FP4で小さな転倒をしてしまい、予選は、セカンドマシンを使わなければならなくなりました。そのマシンの感触があまりよくなかったので、思ったようなタイムを出せませんでした。大事なのは昨日から前進できたことです。安定性が増したので、レースでどのような走りができるか楽しみです。いずれにしても、レースは厳しいものになると思います」

■ジャック・ミラー(MotoGP 21番手)
「フリー走行まではよかったのですが、予選はうまく行かず、後退してしまいました。それでも、明日のレースを楽しみにしています。スタートには自信があるので、少しでも追い上げられるようにがんばります。明日は簡単なレースにはならないと思いますが、LCR Hondaの最後のレースなのでベストを尽くしたいです」

■ユージン・ラバティ(MotoGP 24番手)
「最初の周で転倒して調子が狂いました。タイヤの右側の温度が上がらず、スピンしま した。最後までグリップを見つけることができませんでした。今朝のフリー走行で大きく前進することができたのに残念でした。このサーキットは僕たちには厳 しい状況になっています。もっといい週末になることを願っていましたが、シーズン最後のレースなのでベストを尽くします」

■ティト・ラバト(Moto2 ポールポジション)
「今回は自分にとって最後のMoto2クラスのレースになるのですが、ポールポジションを獲得できてとてもうれしいです。腕のケガも回復し、いい状態で走ることができました。チームにも本当に感謝しています。自信をもって限界までプッシュできるすばらしいマシンを用意してくれました。最後のMoto2クラスのレースを優勝で終えるチャンスをもらったので、とても楽しみです。いい結果で終えられることを願っています」

■ヨハン・ザルコ(Moto2 2番手)
「2016年型のフレームを使いましたが、ストレートでは十分な速さがありませんでした。そのためポールポジションを獲得できませんでした。今回はティト(ラバト)が復帰して、ポールポジションを獲得しました。明日のレースに向けてとてもいいペースがありそうです。僕はいくつか問題を抱えていましたが、全力で走り2位を獲得しました。フロントローからスタートできるのでとてもうれしいです。明日の目標は全力で走れるようにすることです。バレンシアでの最後の週末を楽しみたいです。優勝はもちろんのこと、表彰台獲得を目標にがんばります」

■アレックス・リンス(Moto2 3番手)
「このサーキットはとても小さいのでフロントローからスタートするのはとても重要なことです。今日はセクター2で少しタイムを落としてしまいましたが、とても満足しています。いい走りを持続できてうれしいです。明日に向けて準備は整っています」

■中上貴晶(Moto2 8番手)
「フロントの安定性と前後のバランスが決まらず、今日も厳しい一日となりました。予選タイムもアベレージも、それほど悪いわけではないのですが、トップの4台がちょっと抜けているので、その中に加わるのは現状では厳しい状態です。明日のウォームアップで、最後の調整をして決勝にいどみますが、ウォームアップと決勝の時間帯は、コンディションがかなり違うので、難しい部分もあります。しかし、シーズン最後のレースなので、今年の集大成となるような走りをしたいです」

■ジョン・マクフィー(Moto3 ポールポジション)
「転倒しましたが、ケガはありませんでした。今大会は、レースウイークを通してかなり強さがありました。自分のペースに満足しています。昨日は中古タイヤでセッティングに取り組みました。おかげで予選ではかなりタイムを更新できました。最終的に転倒してしまいましたが、やっとポールポジションを獲得できたのでとてもうれしいです。オーストラリアでは、ほかのライダーのペナルティで繰り上がってポールポジションになりましたが、今日はファステストを出すことができたので気分はいいです。明日のレースへ向けて自信はあります」

■エフレン・バスケス(Moto3 3番手)
「今大会は個人的にとても特別なレースなので、フロントローを獲得できて、とてもうれしいです。明日は僕にとってMoto3クラス最後のレースになります。最高の結果を出して、このすばらしいチームから去りたいです。また、ダニー(ケント)の予選結果は残念でしたが、彼がレースをうまく走り、タイトルを獲得するのは可能性が高いと思います。幸運を祈っています」

■ホルヘ・ナバロ(Moto3 5番手)
「とてもポジティブな一日になりました。午前中はマシンを改善することができたし、予選でも引き続きいい感触があり、とてもいい走りができました。今日は単独で走ることが多く、一人でプッシュしなければなりませんでした。しかし、自分のタイムを更新することができて最後は5番手になりました。悪くない結果です。しかし、重要なのは明日に向けていいペースがあることです。優勝争いができると思います」

■エネア・バスティアニーニ(Moto3 6番手)
「2列目を獲得することができて満足しています。過去3戦は予選があまりよくなかったので、やっと、いつものところに戻ってきたような感じです。今日はハードタイヤで自己ベストを出すことができました。マシンはとてもいい状態です。いくつか問題はありますが、明日の午前中のウォームアップで調整して決勝に挑みます」

■尾野弘樹(Moto3 10番手)
「フリー走行、予選ともに、しっかり走ることができました。自己ベストも更新できたし、自分としては納得のいく走りだったのですが、すごい接戦になっています。タイム差がほとんどないですし、ちょっとがんばればポジションを上げられる反面、ミスをすると一気にポジションを落とす可能性があります。明日は、スタートからミスをしないように集中していきます。シーズン最後のレースなので、悔いのないように走ります」

■ダニー・ケント(Moto3 18番手)
「難しい予選でした。明らかに今年一番悪い予選になりました。かなりがんばったのに18番手だったので、フラストレーションがたまりました。ペースに関しては、それほど離れていないのですが、うまく1周をまとめることができませんでした。明日は落ち着いて、ミスのないようにしたいです。明日は自分のキャリアの中で、最も重要な一日になります。とにかく大事なことはトップ14でフィニッシュすることです」

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情報提供元 [ HONDA ]

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