R1をストリート走行向けに最適化した「YZF-R1S」が登場!

ケニー佐川:Webikeニュース編集長

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ヤマハモーターカナダのホームページ上で発表された2016年モデルのラインナップの中に「NEW」とタグ付けされた「YZF-R1S」が加わった。

これによると、「YZF-R1S」は2015年の発売と同時に世界中にセンセーショナルを巻き起こしたR1/R1M同様、MotoGP譲りの最新テクノロジーが投入されたニューモデルということで、より価格が抑えられたストリート走行向けの設定になっている。

主な変更点としてエンジン内部については、クロスプレーンクランクのコンロッドがチタン製から鋼鉄製へとなり、エンジンカバーがマグネシウム製からアルミ製へと変更。また、ホイールもマグネシウム製からアルミ製へ、エキゾーストパイプもチタン製からステンレス製へと変更されているようだ。

電子デバイスについては、R1をベースにクイック・シフト・システム以外の機能はそのまま継承。ライダーの好みや走行環境に応じて走行モードを選べるPWR(パワーモード切替えシステム)やYRC(ヤマハライドコントロール)にも変更は加えられていない。

気になる動力性能については、最高出力はN/Aだが、最大トルクについては11.5kg-m (83.2 ft-lbs.) @11,500rpmとR1/R1Mと共通となっていることから、順当に考えれば200psが与えられているはずだ。また、車重(WET WEIGHT)は205kg(R1は199kg R1Mは201kg)と発表されている。

以上のことから、R1Sはストリートユースを考慮して、部材の耐久性を優先しつつ軽量化の部分でやや妥協した仕様ということも言えそうだ。

なお、カラーリングはホワイトとグレーの2タイプで、価格はR1Mの$22,999、R1の$18,999に対して$16,699。日本での発売時期、価格等は現在未定となっているが、R1/R1Mの国内販売価格から予測すると、200万円を少し超えるプライスになりそうだ。

ちなみにヤマハモーターカナダでは「YZF-R1」の60周年記念特別仕様となる「YZF-R1 60th」も同時発売している。「YZF-R1 60th」は、ヤマハの輝かしいレースの遺産に敬意を払い、ヤマハ発動機創立60周年記念カラーであるイエローに、スピードブロックグラフィックが施された特別仕様車。こちらの価格は$19,499で日本での発売時期、価格等は同じく未定とのことだ。

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ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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