[HONDA]WMX 最終戦 Team HRCライダーはランキング2位、3位で2015年シーズンを終える

2015年9月20日(日)・決勝
会場:グレンヘレン
天候:晴れ
気温:37℃

モトクロス世界選手権の最終戦がアメリカ・グレンヘレンで開催され、Team HRCのゴーティエ・ポーリンとイブジェニー・バブリシェフがMXGPの2015年シーズンを締めくくりました。両選手の世界選手権ランキングはポーリンが2位、バブリシェフが3位となりました。

HondaのファクトリーマシンCRF450RWを駆り、ポーリンは全大会中3ヒートで優勝、バブリシェフは予選レース2勝。シーズンを通してみると、Team HRCのライダーは9度の表彰台登壇を果たしました。

HRCによるフルファクトリー態勢となり2年目にして世界選手権ランキング2位、3位を占め、さらにヨーロッパMX250と世界選手権MX2クラスで、CRF250RWがタイトルを獲得したことによって、Hondaの強さを象徴するシーズンとなりました。

今週末にアメリカ・グレンヘレンで開催された今大会は、ポーリンは総合7位(8位/8位)、レース2で一時2番手となる走行をみせたバブリシェフは総合6位(9位/5位)となり、全日程を終えています。MX2クラスでは、Honda Gariboldiに所属する19歳のティム・ガイザーが、歴史的な世界チャンピオンを獲得しました。
2015年シーズンは、Honda Gariboldiとガイザーにとって、流星のように勝利を連ねた年でした。4月に開催されたアルコディトレントで、CRF250RWを駆るガイザーは、MX2において自身初となるグランプリ勝利。その後、さらに4勝を挙げ、3度の表彰台登壇も果たしました。

ベルギー、イタリア、オランダでのサンドコースにおける快勝によって、ガイザーは世界選手権MX2クラスのリーダーとなり、ここアメリカでは、ミスのない走りによって歴史的なタイトルを掌中に収めました。この栄冠はHondaにとって、2000年のフレデリック・ボレー以来の250タイトルであり、小排気量クラスとしては1995年のアレッサンドロ・プツァール以来の快挙です。

Honda Gariboldiにとっては初めての世界チャンピオン。ガイザーは初のスロベニア人によるMX2チャンピオンとなりました。チームスポンサーのSHIFTにとっては、1997年スーパークロスチャンピオンになったジェフ・エミッグ以来のタイトルです。昨シーズンの終盤にかけて、MX2の有望株として頭角を現してきたガイザーですが、スロベニア出身の少年の記録を改めて振り返ると凄まじいものとなります。

・2007年65ccヨーロッパチャンピオン
・2009年85ccヨーロッパチャンピオン
・2012年125ccヨーロッパ&世界チャンピオン、GPデビュー
・2014年世界選手権MX2ランキング5位(Honda Gariboldi 1年目)
・2015年世界選手権MX2チャンピオン

HRCと5年契約を結んだガイザーは、2020年までにHondaとHRCのグランプリ参戦史に輝かしい1ページを書き加えてくれるはずです。

コメント
ゴーティエ・ポーリン(MXGP 8位/8位 総合7位 年間ランキング2位)

「ランキング2位、そして、Hondaのマシンを駆るライダーの中の最上位でシーズンを締め括ることができてうれしいです。ファルケンスワールトで優勝したかと思えば、ヒザの負傷で苦しんだり、好不調の波が大きくて厳しいシーズンでした。シリーズ終盤に向けて必死に追い込みましたが、モトクロスではヒザの具合を気にしながら攻めることは難しいものです。あとはモトクロス・オブ・ネイションズを残すだけなので、その大会が終わった後に身体の精密検査を行い、来シーズンには100%の状態で臨みたいです。HondaとHRC、そしてスポンサーの皆さんから受けた今シーズンの支援に対し、心から感謝します」

イブジェニー・バブリシェフ(MXGP 9位/5位 総合6位 年間ランキング3位)
「シーズンを終えた今、開幕前に自分で設定していた目標を達成できたことに満足しています。とにかくケガをしないことが大事だと心がけてきました。ランキング3位になれたことは、とてもうれしいです。ロシア人ライダーのレジェンドであるカビノフの功績を振り返ってみると、彼は36年前に3位でした。ロシアには栄光の歴史を覚えているモトクロスファンが大勢いて、カビノフの功績に追い付いたことを喜んでくれています。正直に言うと3位になった際は不思議な気持ちでした。長い間経験がなかったので、メダルを受け取るまではとても信じられませんでした。自分にはトップ3に入るスピードがあるし、それが可能であることはわかっていたのですが。メキシコGPで3位が確定した際に不思議な気持ちになり、なんでもっと感動しないのだろうと考えたほどです。でもそれ以来、私は3位なんだと考えるようになり、今では自分自身の中にとても大きな満足感を抱いています」

ティム・ガイザー(MX2 6位/4位 総合4位)
「信じられません。とてもビックリしています。明日、目が覚めたらもっと実感が湧いてくるのかもしれませんが、とにかく今は夢みたいな気持ちです。このタイトルのために半生を捧げて努力してきました。今までの練習や苦労は、すべてこのためだったと思います。僕を支えてくれた皆さん、家族、チームスタッフ、メカニック、HondaとHRC、そのほか大勢の皆さんには、いくら感謝しても足りません。とてもうれしいです。今シーズンの始まりは少々荒れていました。でも自分は一人の人間に過ぎないし、シーズン後半には徐々に調子が上向きになっていきました。初勝利を挙げただけではなく、初タイトルまで獲得できるなんて信じられません。シーズン開幕当初には、いくら目指しているとは言っても、こんなことは想像できなかったです。今は首にメダルをかけて、マシンにはナンバーワンプレートが付いている。本当に信じられない。Hondaが好きです。来週はモトクロス・オブ・ネイションズで450ccのマシンに乗るので、とても楽しみです」

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