あなたの街の「交通事故ワースト5交差点」は!? 損保協会が各都道府県別に発表!

【ケニー佐川:Webikeニュース編集長 】

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一般社団法人日本損害保険協会は、「全国交通事故多発交差点マップ」を最新のデータに更新した。
このマップは、人身事故の50%以上が交差点や交差点付近で発生していることに着目し、2008年から毎年発表しているもので、9月21日(月)から始まる「秋の全国交通安全運動」に合わせて協会ホームページ上で公開されている。

また、ホームページでは、47都道府県別の「人身事故件数ワースト5交差点」について、交差点の特徴や事故の状況・要因を写真や地図・イラストで、わかりやすく紹介しているほか、都道府県別に調査し、各県データおよび全国の傾向を掲載するなど、実用的な資料となっている。

交差点は歩行者や自転車、クルマなどが頻繁に行き交い、事故の多い場所である。最新の平成26年度版によると、人身事故の54%は交差点および交差点の周辺で発生しているとのこと。最近の傾向としては、「年代別の全事故に対する交差点(付近)事故の第一当事者の割合」が44都道府県において、「64歳以下」と比較して「65歳から74歳以上」および「75歳以上」の割合が高くなっていることが挙げられる。

ちなみに「65歳以上の歩行中・自転車乗用中の交通事故死者数に対する交差点(付近)事故の死者数の割合」は24都府県で50%を超えているそうだ。

これらの結果から、特に高齢者が自分でクルマを運転する際は交差点ではより安全運転を。また、交差点を横断する際には、左右の安全確認を十分に行って慎重に歩行することを心掛けること。さらに、65歳未満のドライバーは高齢歩行者を見かけたら慎重な運転を心がけるよう呼びかけている。

実際に「全国交通事故多発交差点マップ」を使ってみた。地図をクリックするだけで各都道府県別の情報が検索できる仕組みとなっている。試しに東京都で調べてみたが、「人身事故件数ワースト5交差点」はワースト1から順に「熊野町交差点」、「中の橋交差点」、「赤羽橋交差点」、「中目黒立体交差点」、「上高井戸1丁目交差点」という結果。いずれも、山手通りや環七、環八、国道1号線などが交わる交通量の非常に多い交差点で起きている。加えて、アンダーパスや側道、首都高出入口などが集中し、対向車などの視野を妨げているなど、構造的な要因も見受けられるようだ。平成26年のデータによれば、上記ワースト交差点5箇所で、計87件の事故が発生していて、内訳としては「追突事故(20件)」が特に多く発生。次いで多かったのが「右折直進事故(17件)」となっている。

同サイトでは「交差点および交差点付近で一般的に起こりやすい事故のパターン」についても実例を用いて解説するなど、とても役立つ内容となっている。各地域で当該ルートや交差点を利用するドライバーやライダーだけでなく、自転車利用者や歩行者などの近隣住民の他、学生や子供への安全運転啓蒙にもぜひ活用していただければと思う。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

【関連ニュース】
◆日本損害保険協会、全国の「交通事故多発交差点ワースト5」を発表

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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