[YOSHIMURA]JRR Rd.6 JSB1000 津田拓也が2位表彰台

全日本ロードレース第6戦が大分県・オートポリスサーキットにてSuper Formula併催の2&4レースとして開催された。前戦SUGO大会から約2ヶ月ぶり、鈴鹿8耐からは約1ヶ月ぶりの開催となったインターバルの間に、津田はトレーニングメニューを大幅に変更。肉体的にも精神的にも強くなってオートポリスに戻ってきた。

「ここ数戦、流れが悪かった」とコメントする津田であるが、その良くない流れの中で自分なりに考え、チームと会話を重ねるうちに自分の足りなかったところ、改善すべき点が見えてきて学ぶことが多かったと言う。

金曜日のA.R.T合同走行、1本目と2本目のインターバルがわずか1時間しかない中でチームはエンジンを換装して津田をコースに送り出してトップからわずか0.17秒差まで迫った。ところがダウンヒルストレートの先でオーバーランを喫してしまう。

しかし津田はここで沈むことなく「原因はわかっている。チームがマシンをキッチリと仕上げてくれる」と前向きな姿勢で公式予選に臨む。

「今シーズン前半(の良くない流れ)がなかったら、ここで悪い方向を考えたかもしれないが、解決策と対策を考えられるようになった」と津田。

9月12日(土)の公式予選は、40分間のQ1セッションで計時上位10人のライダーを選定、その後上位10人によるタイムアタックQ2でポールポジションを決める「ノックダウン形式」で行われた。

台風の影響が心配されたが当日は朝から快晴。ドライコンディションの中で予選はスタートした。

津田は金曜日に行う予定だったメニューをこなしつつ決勝レースを見据えた走りながらもQ1を2番手で通過。確かな手応えを感じてQ2に挑む。

Q2序盤はトップが激しく入れ替わる展開となるが、折り返しを過ぎたころに津田は47秒台に迫る1分48秒050のタイムをたたき出しリーダーボードのトップに立った。

惜しくもポールポジションは獲得できなかったがオートポリスの自己ベストを更新して予選を2番手で通過。マシンもライダーも好調であることを示した。

迎えた決勝日。朝のフリー走行はドライ。
曇り空で路面温度が上がらなかったが、昨日よりもさらにマシンのセットは詰まったという津田は2番手で朝のフリー走行を終えた。

午後12時55 分、19周による決勝レースがスタートした。

津田は絶妙なスタートを切るが渡辺一樹選手(カワサキ)がホールショットを奪い津田は2番手で第1コーナーに進入する。

中須賀選手(ヤマハ)と高橋選手(ホンダ)と各コーナーで激しいバトルを繰り広げ、オープニングラップは4位で通過する。

Super Formulaとの併催である2&4レースでは、四輪が走った後は路面状況がガラリと変わってしまう。
朝のフリー走行時とは全く違う路面状況に対応すべく津田は序盤から中盤まで無理をせず4番手のまま先頭集団の中で走行を続ける。

中須賀選手が10周目にトップに立つとペースを上げ始めた。

タイヤのライフが減り始めてからでも速いペースで走れるようなマシン造りと走り方をしていた津田は、レース折り返しを過ぎてからからペースを上げ始める。13周目の第2ヘアピンで高橋選手を、14周目には1分48秒920のベストタイムをたたき出し、15周目の第1コーナーで渡辺選手をかわして2番手に浮上、そのまま3番手に1秒2のタイム差をつけてチェッカーを受けた。

2位表彰台獲得という好結果で大事な後半戦のスタートを切ったヨシムラ スズキ シェルアドバンス。
マシンとチームとライダーが良い相乗効果で回っているという津田は、次戦岡山大会でさらなる飛躍を誓う。

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