[HONDA]MotoGP Rd.13 予選 マルケスがPPを逃すも2番手、ペドロサは4番手と好グリッドを獲得

■2015年9月12日(土)・予選
■会場:ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ
■天候:晴れ
■気温:25℃
■コースコンディション:ドライ

2日連続で好天に恵まれた第13戦サンマリノGPの予選は、上位4選手までのタイム差が、0.288秒差という大接戦となり、初日に2番手につけたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が予選でも僅差の2番手タイムをマーク。フロントローを獲得しました。

初日2番手とまずまずのスタートを切ったマルケスは、3回目のフリー走行で2番手をキープして「Q2」に進出。上位12台で争われた「Q2」では、完ぺきな走りができず、フラストレーションをためる走りで2番手となりました。それでも、トップのホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)とのタイム差は、わずか0.106秒。連続周回では、優勝を狙えるハイペースでラップを刻んでおり、125cc、Moto2クラスに続き、サンマリノGPにおける3クラス制覇に大きく前進しました。

チームメートのダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、フロントローを逃すも僅差の4番手。2010年以来、5年ぶりとなるサンマリノGPの制覇へ期待が膨らみました。初日はマルケスに次ぐ3番手タイムをマーク。2日目に入ると、午前のフリー走行では5番手へとポジションを落としましたが、予選前に行われた4回目のフリー走行では3番手に浮上。予選でもロレンソ、マルケス、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)とともに、ポールポジション(PP)を争いました。

サンマリノGPが行われるミサノは、RC213Vのパフォーマンスを生かしづらいサーキットですが、今年はマルケスとペドロサの活躍に注目です。

カル・クラッチロー(LCR Honda)が、トップから1.074秒差の11番手。スコット・レディング(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、2戦連続の「Q2」進出は果たせませんでしたが、クラッチローとともに、追い上げのレースに挑みます。

以下、Hondaのオープン車「RC213V-RS」で出場のジャック・ミラー(LCR Honda)が17番手、初日15番手のユージン・ラバティ(Aspar MotoGP Team)がポジションを下げて21番手、ニッキー・ヘイデン(Aspar MotoGP Team)が23番手、カレル・アブラハム(AB Motoracing)は25番手から、追い上げのレースに挑みます。

Moto2クラスは、セッションをこなすにつれて調子を上げたヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)が、今季6度目のPPを獲得しました。総合首位のザルコは、初日7番手とやや出遅れましたが、2日目のフリー走行で2番手に浮上、予選では1分36秒754のサーキットベストタイムをマーク。サンマリノGP初制覇とシーズン6勝目に向けて大きく前進しました。今年のザルコは、PPを獲得した5レースで、4勝と2位1度というリザルトを残しているだけに、優勝候補の筆頭と言えます。

フリー走行で2番手につけたアレックス・リンス(Paginas Amarillas HP 40)は1000分の2秒差で2番手。フリー走行でトップタイムのティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)がトップから0.1秒差で3番手でした。フロントローには、1分36秒台の好タイムをマークした3選手が並びました。

中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は、トップから0.668秒差の8番手。決勝では追い上げのレースに挑みます。

Moto3クラスは、総合2位のエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Team Moto3)が5戦ぶり今季3度目のPPを獲得しました。以下、1秒差に15台という接戦となり、総合首位につけるダニー・ケント(LEOPARD Racing)が3番手、総合6位で過去2戦で表彰台に立っているニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)が4番手、総合4位のエフレン・バスケス(LEOPARD Racing)が7番手。そして、初日8番手の尾野弘樹(LEOPARD Racing)が10番手タイムをマークしました。

初日に転倒した総合10位のホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)と総合8位のファビオ・クアルタラロ(Estrella Galicia 0,0)は、ともにケガで欠場することになりました。

コメント
■マルク・マルケス(MotoGP 2番手)

「予選セッションには、あまり満足していません。もっとタイムを更新できたと思います。でも、思うようにいかないときもあります。大事なことは、それでも2番グリッドを獲得して、フロントローからスタートするということです。ホルヘ(ロレンソ)とは、わずか0.1秒しか差がありません。ホルヘとバレンティーノ(ロッシ)、そしてダニ(ペドロサ)と、みんなすばらしいペースなので、明日は厳しいレースになると思います。最後まで全力で挑みます」

■ダニ・ペドロサ(MotoGP 4番手)
「今日は、いくつかミスをしてしまったので、それがなければ、もう少しいい結果を残せたと思います。今は、明日に向けて集中しなければなりません。1周目にできる限りいい走りをして、力強いスタートを切る必要があります。そしてポジションをキープし、最後まで最高のペースで走りきれるようにプッシュしようと思っています」

■カル・クラッチロー(MotoGP 11番手)
「今日は厳しい一日でした。2台のマシンをそれぞれ異なるセットアップにして走りましたが、それほど違いは出ず、前進できませんでした。ファクトリーの2人に比べて僕とスコット(レディング)が苦戦している理由もよく分かりません。今夜データを検証し、一生懸命取り組む必要があります。そして、明日はいいレースができるよう願っています。目標は常に優勝ですが、今の時点ではほど遠いです。それでも志を高く持ち、チームのモチベーションを維持したいです。毎週ベストを尽くしています。うまくいくときもあればいかないときもあります。今日は間違った方向へ進んでしまいましたが、明日に向けていいアイディアがあるので、それに期待したいです」

■スコット・レディング(MotoGP 13番手)
「最後のアタックをしているときに、11コーナーでフロントをスライドさせてしまい、ヒジで支えなければなりませんでした。とても高速のコーナーだったので、かなりタイムをロスしました。最後まで苦戦した大きな理由は、このコーナーにあると思います。違うタイヤを試したりいろいろなことにトライして、ペースは少しずつ上がりました。簡単なことではありませんでしたが、FP4では一歩前進しました。明日はいいレースができると思います。トップ10を目標に、さらに上を狙ってがんばっていきたいです」

■ジャック・ミラー(MotoGP 17番手)
「今日の結果には満足しています。ハードタイヤではいつも、全くいい感触がなかったのですが、今日はハードタイヤのペースが本当によく、感動しました。明日のレースが楽しみです。また、多くのオープンクラスのライダーたちがソフトタイヤを使いそうなので、ハードタイヤでレースをするのが楽しみです。彼らがソフトタイヤで走ったときと同じスピードを、ハードタイヤで出せたので、序盤にそれほど後れることはないと思います。そして、レース終盤にいい走りができるはずです」

■ユージン・ラバティ(MotoGP 21番手)
「今日は、タイヤが温まるのに時間がかかりました。そのため3周か4周は、プッシュできませんでした。明日の決勝も、最初の数周は気をつけなければなりません。しかし、28周のレースなので、感触を得るのに使える時間はあります。今朝、転倒したことで出遅れました。午後は気温が上がって路面が滑りやすくなりました。そのため、想定していた結果が出せませんでした。土曜日は時間が経つのが早く、小さな問題が大きな作業を生みます。幸い、マシンは昨日からよく機能しており、力強いペースがあります。後方からのスタートでも追い上げが可能で、ポジティブな結果を出せると思います」

■ニッキー・ヘイデン(MotoGP 23番手)
「午前中は、少し前進できました。特に高速コーナーでよくなり、ラップタイムを上げられました。FP4はいいペースで走れましたが、予選では思うようにいきませんでした。2本目のタイヤでアタックしたときに、テクニカルな問題が出て、セッションが早く終わってしまいました。もっといい予選結果を出せるはずだったので残念です。このサーキットはオーバーテイクが難しいため、。グリッドのポジションが重要になります。加速でマシンがあまり安定しないので、明日のウォームアップでは特にその点を改善して、もう少しいいペースを見つけたいです」

■ヨハン・ザルコ(Moto2 ポールポジション)
「今朝はとてもいいプラクティスセッションが送れました。レースタイヤでも速く走ることができ、結構いいタイムを出せたのですが、予選では、チームからソフトタイヤで走るように指示されたため、ソフトタイヤで走りました。ラインやブレーキングポイントに集中し、タイムを出せました。チームには感謝しています。とてもいい仕事ができました。僕もいつもベストを尽くせるように努力しています。マシンのセットアップにはそれが一番大事だからです。目標は優勝です。明日は冷静に走りたいです」

■アレックス・リンス(Moto2 2番手)
「今日はいつも以上に集中して走りました。そして、自分のリズムとペースをつかもうと全力を注ぎました。明日もこのペースで走れると思います。とてもおもしろいレースになると思います。マシンの感触はよく、快適で力強い走りができています」

■ティト・ラバト(Moto2 3番手)
「100%でプッシュしましたが、最後はポールポジションを獲得できるほどの速さがありませんでした。でも、まだ前進できると思います。レースに向けていいペースがあります。これは一番大切なことです。タイムを見る限り、接戦になりそうです。激しいバトルが楽しみです。昨年に引き続き優勝できるよう全力を尽くします。非常に難しいレースになると思いますが、明日が楽しみです」

■中上貴晶(Moto2 8番手)
「今日は、アラゴンでのテストで使ったフロントフォークから、従来のフロントフォークに戻しました。結果的にフィーリングがよくなり、タイムを更新できました。予選では、最初のアタックで1分37秒中盤をマークしたのですが、その時点で限界だったため、それ以上はタイムを更新できませんでした。明日のウォームアップでさらに調整し、アベレージを上げられるようにしたいです。しかし、ウォームアップと決勝では気温も路面温度も違うので、そのあたりも考慮し、最終的なセットアップを決めたいです。トップの3人は頭一つ抜けている印象ですので、差を少しでも縮めたいです」

■エネア・バスティアニーニ(Moto3 ポールポジション)
「ポールポジションを獲得できてうれしいです。ミサノでは初めてのポールポジションとなりました。また、ファンがたくさん来てくれているので、最高の気分です。自分にとってもファンにとってもよかったです。チームのためにもうれしく思います。速いライダーがたくさんいるので、明日のレースはとても難しいと思います。大きな集団になると思いますので、落ち着いてレースに挑みたいです」

■ダニー・ケント(Moto3 3番手)
「マシンのフィーリングはいいです。ラップタイムが僅差なので、明日は激しいバトルが展開する難しいレースになると思います。しかし、マシンの感触を考えると、いいレースができると思います。チャンピオンシップでは70ポイントのアドバンテージがあります。バスティアニーニに対して、今後すべてのレースで11ポイントずつ落としても大丈夫です。でも明日は優勝できるよう、110%でがんばります。いつものように序盤で引き離したいですが、それができなければ落ち着いて走るつもりです」

■尾野弘樹(Moto3 10番手)
「午前のフリー走行は、違うセッティングにトライしたのですが、攻めの走りができず、午後の予選は前日の状態に戻して走りました。目標は1分42秒台に入れることだったのですが、目標に届かず残念です。最後のアタックでアイザック・ビニャーレス選手(ハスクバーナ)とバトルになってしまい、タイムを伸ばせませんでした。大集団の中で走ることになり、その中でバスティアニーニ選手がトップタイムをマークしているので、そういう走りをしなければいけないと感じました。明日はトップグループについていきたいです」

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