ドゥカティ2016最新モデルはネイキッド史上最強の「Monster 1200 R」!

【ケニー佐川:Webikeニュース編集長 】

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ドゥカティは、2016年最初のモデルとなる「Monster 1200 R」を、2015年9月14日にフランクフルトで開催されるIAA 2015(フランクフルト国際モーターショー)会場の、フォルクスワーゲングループナイトにて公開することを発表した。

モンスター1200Rの情報だが、現地のプレス関係によると『より強力なエンジン、よりスポーティなシャシーと先進のデザイン』と伝えられるが、現在のところ分かっているのはその程度。写真でも公開されているのは、ラジエターシュラウドに誇らしげに記された「R」のイニシャルだけ。

スクープが得意な外国メディアでもそれ以上のネタはつかんでいないようだ。

現行の1200Sは145psを発揮するが、Rがそれ以上であることは明らかで、ドゥカティのネイキッドモデル史上最強というふれ込みどおりであるとするならば、最強を誇るストリートファイター1098の155psを上回るスペックで登場することは間違いないだろう。

今月末にスペインでワールドプレス試乗会が予定されているようだが、サーキットとストリートの両方のシチュエーションがテストコースとして用意されているということだから、そのキャラクターは推して知るべし。つまり、サーキットで本気走りを楽しめるスポーツネイキッドということだ。

モンスターシリーズの中でもRは特別の存在だ。歴史を振り返ってみても、排気量の拡大や片持ち式スイングアームを初採用した『モンスターS4R』や、いち早くテスタストレッタエンジンとオーリンズ製前後サスを搭載した『モンスターS4RS』を世に送り出すなど、常に特別な存在感とパフォーマンスを見せつけてきた。こうしたモンスターシリーズの経緯から推測できるのは、今回の「R」には1199パニガーレ由来のエンジンを採用しているのではないかということ。もちろん、これは私的な推測にすぎないが。

現行のモンスター1200Sに搭載されているエンジンは元を辿ればスーパーバイク1198に搭載されているテスタストレッタエボルツィオーネが原型。これをベースにバルブのオーバーラップアングルを41°から11°へ変更して低中速寄りにしたものだ。

これを上回る性能ということになると、つい最近1299に現役の座を譲った1199パニガーレの「スーパークアドロ」エンジンしかないだろう。ボア×ストローク比を極端なオーバースクエア型とすることで超高回転化、195psの高出力を実現したあのパニガーレのパワーユニットではなかろうか。

このクラスでライバルを見回してみると、KTMの1290スーパーデュークRあたりが最右翼ということになるかも。ちなみにスーパーデュークRは最高出力180psを発揮する文字通り”モンスター”マシンで、やはりスーパーバイクRC8Rから発展した1301ccVツインエンジンを搭載している。

ドゥカティの”怪物”、モンスター1200 Rは、9月14日の現地時間午後9時にアンベールされる。それまでは想像を逞しくして、その時を楽しむことにしよう。

【関連ニュース】
◆【新車】ドゥカティ、「Monster 1200 R」を9/14に発表

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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