[DUNLOP]MotoGP Moto2 Rd.12 悪コンディションの中、ザルコ選手が独走で5勝目

第12戦の舞台は、イギリス、シルバーストーン。例年、気温の低い中で行われており、路面温度にあわせたタイヤチョイスが重要となるコースだ。ダンロップは前回のチェコGPと同じ、フロントにソフトNo.1、ミディアムNo.2、リアにミディアムNo.2、ハードNo.3を用意した。

予選は、21度の涼しい気温の中で行われた。地元イギリスのS・ロウズ選手(SPEED UP)は、最終ラップで最速タイムをマーク。今季3度目のポールポジションを獲得した。

「地元ファンのサポートを感じて、最高の気分です。地元でポールポジションをとれたことを誇りに思う。いいペースで走れることは分かっていたので、全力でがんばりました。明日はいいレースができると思う」とロウズ選手。

続いて、A・リンス選手(KALEX)が2位、首位のJ・ザルコ選手(KALEX)3位と続く。中上貴晶選手(KALEX)は、初日から好調な走りを見せて、6番手2列目につけた。

「2013年にマークした自己ベストを更新できてよかった。でも、目標だったフロントローをとれずに悔しい。今年になって5度目の2列目スタートですが、今回は不安はない。スタートを決めて、いいレースができると思う」と中上選手。

決勝当日、朝から雨模様となる。霧雨が降る中、決勝を迎えた。好スタートを切ったのは予選4位のT・ラバット選手(KALEX)で、ザルコ選手、J・フォルガー選手(KALEX)、リンス選手などが続く。2周目になるとリンス選手がトップに浮上し、後ろから僅差でラバット選手、A・マルケス選手(KALEX)、ザルコ選手など5台が続く。

ザルコ選手は、先頭集団の中で着実に順位を上げていくと7周目にトップに浮上。すぐさま後続を引き離しにかかる。すぐにその差は2秒以上に広がり、ラバット選手、リンス選手、マルケス選手は2位争いとなる。トップのザルコ選手は、中盤になると6秒のリードを築き完全に独走態勢。2位争いはラバット選手、リンス選手、マルケス選手にフォルガー選手も加わる。

雨は止み、徐々にライン上が乾き始める。ほとんどのライダーはレインタイヤを装着しており、厳しいコンディションとなっていく。トップのザルコ選手は約4秒のリードをキープ。2位争いはリンス選手、ラバット選手、マルケス選手に絞られる。ザルコ選手は最後まで後続を寄せ付けずに、今季5勝目を達成した。2位争いからはリンス選手が抜け出してチェッカー。ラバット選手がマルケス選手を振り切って3位表彰台をつかんだ。

この結果、首位のザルコ選手は2位に上がったリンス選手に85点の差をつけている。また、中上選手はペースが上がらず、14位でゴールした。

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