イマドキ女子の2人に1人は「バイクを運転してみたい」

【ケニー佐川:Webikeニュース編集長 】

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ヤマハのフロント2輪スクーター、「TRICITY(トリシティ)」のファンサイト『LMW部』(リーニング・マルチ・ホイール部)がこの度、若い女性のバイクに対する意識調査行った。全国の20代〜30代の女性600名を対象にアンケート調査を実施した結果、興味深い情報が得られたそうだ。

レポートによると、20〜30代女性の2人に1人が「バイクを運転してみたい」と回答し、さらに「免許取得を視野に入れている」では3人に1人の割合で存在している。これが事実とすれば驚くべき数字である。この世代の日本人女性人口は1400万人以上(統計局平成26年度データより)。実に700万人を超える若い女性がバイクに乗りたがっていて、500万人規模の免許を取りたい女性ライダー予備軍が存在していることになる。

また、「バイクへの憧れを抱いたことはありますか」という質問に対しては20代、30代ともに約半数が「憧れをいただいたことがある」と回答。その理由としては「カッコイイから」が最多。20代では同性である女性がバイクに乗る姿に憧れを抱く傾向が多いが、30代では「狭い道でも通れる」や「車よりも小回りがきくし、渋滞にはまりにくい。」など「利便性が高い」ことをあげる回答も多く見られるなど、バイクの乗り物としての機動力や便利さについて、現実的に評価している様子もうかがえる。

一方、「バイクで一緒にタンデム(2人乗り)をしたいと思う人は?」という質問に対しては約9割が「異性・恋人」と回答。バイクに乗って行ってみたい場所としては「海・海岸沿い」が4割で最多となった。若者の夏は”バイクで恋人と海へ”というシチュエーションは今も昔も変わらぬ黄金律として生きているようだ。

一方で、バイク免許取得に踏み切れない理由としては「事故や怪我が怖い、危ない」との回答が約3割で最も多く、次いで金銭的な理由が続いた。その他の回答としては「いくつになっても父が許してくれない」や「バイクは危ないから、と家族が反対する」などが見られ、自分自身の不安だけでなく家族の反対が障壁になっていることも分かった。

私の知り合いにも20代〜50代の幅広い年齢層の女性ライダーがいるが、彼女たちに共通して言えるのは精神的・経済的に自立していることだ。親や子供にべったり、だったり、旦那や恋人の言いなりという女性は少ないように感じる。それぞれ理由はあると思うが、彼女たちは何か思うところがあって自分の意思でバイクで走り出す。

また、身近な人の影響を受けている場合が多い。昔付き合っていた彼氏に乗せてもらい、自分でも乗りたくなったという典型例もあるが、私の知る限り「父親」がバイクに乗っていた、という人が非常に多い。ごく稀に息子のバイクで感化されたというお母さんもいるようだが(笑)。その意味では、将来その女性がバイク乗りに”成長する”か否かは、親の考え方次第。といっては大袈裟かもしれないが、少なくとも大きな影響力を持つことは容易に想像できる。最後の一押しは「親の背中」なのかもしれない。

いずれにしても、日本の将来におけるバイク文化発展に希望を持てるレポート結果となったのは嬉しいことだ。

【関連ニュース】
◆ヤマハ、20〜30代の女性に600名を対象にアンケート調査を実施

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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