[DUCATI]SBK Rd.9 Aruba.it Racing – ドゥカティ・スーパーバイクチーム、チャズ・デイビスがラグナセカで2連勝

2015年7月19日、モンテレー(米国カリフォルニア州)。2015スーパーバイク世界選手権(SBK)第9戦が、カリフォルニア州ラグナセカのマツダ・レースウェイで開催された。Aruba.it Racing – ドゥカティ・スーパーバイクチームのチャズ・デイビスは、レース1とレース2で連勝し、ドゥカティ・パニガーレRとともに最高の1日を経験した。チームメイトのダビデ・ジュリアーノは、レース1では堅実に4位フィニッシュ、レース2では2周目にクラッシュしてリタイアとなった。

レース1
カリフォルニアの熱い日差しが連日照りつけているラグナセカ。レース当日の朝は降雨に見舞われたが、スタートまでに路面は完全にドライコンディションに。前日の予選で見事なポールポジションを獲得したデイビスは、他を圧倒するスタートダッシュでホールショットを奪うと、すぐさまレースをコントロール。5周目にレース1のファステストラップとなる1分23秒739をマークすると、その後もアタックの手を緩めず、後続との差を拡大し続けた。スピードはもちろん、レースマネージメントも完璧で、ドゥカティ・パニガーレRと共に今季2勝目。チェッカー時点で2位のトム・サイクス(カワサキ)に2秒近い差をつけていた。

予選2番手のダビデ・ジュリアーノは、スタートで若干ポジションを落とし、オープニングラップを5番手で通過。その後はジョルディ・トーレス(アプリリア)をオーバーテイクする間に上位陣とのギャップが開いた。13周目には4番手にポジションを上げたものの、上位グループとの8秒以上の差はいかんともしがたく、そのままの順位でチェッカーを受けた。

レース2
レース1に続き、デイビスは素晴らしいスタート。レース序盤はにわか雨に見舞われたが、デイビスはペースを落とさず、2番手のサイクスとの差を広げた。レース1と同じような展開となり、デイビスはこのレースでもアドバンテージを失わず、集中力も切らさずに真っ先にチェッカーを受けた。これによって、デイビス本人にとっても、チームにとっても今シーズン初の連勝を記録した。ジュリアーノも、レース1に続いてオープニングラップを5番手で通過したが、2周目のターン6で大きなクラッシュを演じた。左踵と右膝に打撲傷が認められたものの、医師団から大きなけがはないことが確認された。

ラグナセカで2勝をマークしたデイビスは、第9ラウンド終了時点で263ポイントを獲得、ランキング3位にポジションを上げた。119ポイントのジュリアーノは7位。マニュファクチャラー部門では、318ポイントのドゥカティが2位につけている。

レース後のコメント

チャズ・デイビス(Aruba.it Racing – Ducatiスーパーバイク・チーム#7) – 優勝、優勝
「今日のリザルトは、本当に嬉しいの一言に尽きる。一生懸命やったことがここで実った。おそらくラグナセカでは我々の弱点が目立たず、それがプラスに作用したと思う。2レースともにほぼ計画どおりに進行した。1分23秒台で周回できるとは思わなかったが、特にレース1ではクイックラップを連発することができた。12周目までにギャップを広げて、その後はギャップ・マネージメントに徹することができた。インターバルの間、レース2に向けていくつかマシンを微調整したが、これが功を奏したのだと思う。雨の中ではかなりリスクを冒したので、クラッシュするかと思う場面もあったが、幸運なことに雨が上がった。その後はフィニッシュまですべてがスムーズだった。チーム全員、ドゥカティ、スポンサーに感謝の意を表したい。素晴らしい週末だった。昨年よりはるかに良いリザルトが得られた。」

ダビデ・ジュリアーノ(Aruba.it Racing – Ducatiスーパーバイク・チーム#7) – 4位、リタイア
「今日は僕の日ではなかった。レース1では、トーレスのオーバーテイクで大きくタイムをロスしてしまい、上位3台を追いかけられなくなった。あの状況では、4位でハッピーだと言わざるを得ない。レース2に向けてマシンを微調整したが、すぐにクラッシュしてしまったので(調整する)必要があったかどうか確認できなかった。クラッシュの後、また背中を痛めたのではないかと思って、正直かなり怖かったが、医師からは問題がないと言われてホッとしている。せっかくのチャンスをフイにしてしまって、チームに申し訳ない。」

ステファノ・チェッコーニ(チーム代表)
「素晴らしく、感動的な週末だった。チャズのスーパーパフォーマンスとドゥカティとチームスタッフの絶え間ない努力の賜物だ。今シーズンは着実に結果が出ている。特に今回のダブルウィンによって、チームの士気が再び高まっている。良いかたちでこれからのレースに臨めるだろう。」

アーネスト・マリネッリ(Ducati SBKプロジェクト・マネージャー)
「今日のリザルトには、非常に重要な意味がある。ポールポジションを獲得し、2レースともに優勝という完璧な週末だった。特にチャズのライディングは、アーティストの域に達していた。第1セッションから完璧で、自らの才能とパニガーレの戦闘力を証明してくれた。ドゥカティに久しぶりの“ダブル”をもたらしたチャズに、ドゥカティ全員を代表して感謝したい。このリザルトは、ファクトリー、現場となるサーキットの両方で来る日も来る日も努力を続けたスタッフがいなかったら実現できてはいなかっただろう。彼らの努力があってこそ、今日の結果に繋がったのだ。ダビデはレース2でも好結果が期待できただけに、あの結末は残念だったが、大きなケガはなく、2週間後のマレーシアでもライディングできることが不幸中の幸いだろう。」

関連記事

編集部おすすめ

  1. 今回はウェビックで販売している、意外と知られていない変わり種商品をご紹介します。 その名も…
  2. 『RC』の名を持つ世界限定ツアラーがリニューアル MVアグスタは、エモーショナルツアラー「…
  3. 冬の美浜町を楽しめるチャリティーイベント いろいろな乗り物に乗ったサンタクロースが愛知県の…
  4. 話題のニューモデルが集合! カワサキモータースジャパンは12月9日から10日の二日間、大阪…
ページ上部へ戻る