バイクのカッコ良さは映画で学べ

以前も書きましたが、私はバイクと同じぐらい大の映画好きです。学生時代は毎週のように映画館に通っては、ロードショーや名画座をあさっていました(笑)。

映画の中にはバイクも多く登場してきました。古くは名優、マーロン・ブランドの「乱暴者」に出てきたバイカー集団が乗っていたトライアンフ・サンダーバード650。古びた革ジャンを着た絵にかいたような不良ぶりがカッコよかった。

団塊世代の方に懐かしいのは、60年代を代表するアメリカン・ニューシネマ「イージー・ライダー」でしょうか。ピーター・フォンダ演じるキャプテン・アメリカと旅で知り合った仲間がハーレーで旅をするロード・ムービーです。反戦やドラッグなどの世相を反映した意味深な描写も多く子供の私には難解でしたが、只々チョッパースタイルのハーレーに憧れて、自転車をキャプテン仕様にしていました(笑)。

リアルにバイクを乗り物として意識したのは中学校のときに見た「マッドマックス」です。暴走族も警官もカワサキ・Z1000だらけ!全員が当時の3種の神器とも言える「セパハン」「バックステップ」「集合管」で改造していて、「ロケットカウル」がまた渋いんです。そのボロボロ感がなんともカッコよく思えました。初めてこの映画を見たときは、雷に打たれたような衝撃が全身を走りました。地平線まで続くような荒れたフリーウエイを走り去っていく、あのZ集団の直4サウンドは深く脳裏に刻み込まれ、そのシーン見たさに何回もビデオを借りてしまったほどです。「マッドマックス」は当時、過激な暴力描写で問題になったりしましたが、まあこれは映画の中の作り話ということで。

その「マッドマックス」の最新版が先日、ロードショー公開されて見に行ってきました。続編もいいとこなので期待していなかったのですが、さすがジョージ・ミラー監督。やってくれましたね。マッドぶりが数段パワーアップしていて楽しめましたが、残念だったのはバイクの出番が少なかったこと。砂漠のようなシーンが大半なのでモトクロッサーばかり出てくるのですが、ジャンプなどの空中アクションは圧倒的でした。あれはきっとXゲームの選手が演じているのだと思いますが、今どきの若者からすると、超イケてるのかもしれませんね。

なんか今回はバイオレンス系の香りがぷんぷんする映画ばかりになってしまいましたが、つまりはバイクには潜在的にそういう方向性のカッコ良さがあるということです。でも、それを現実世界でやってしまってはダメですよね。あくまでも、雰囲気やファッションなどのエッセンスを楽しむのがスマートかと思います。あ、機会があれば今度はしっとり系のバイク映画の話で盛り上がりたいと思います。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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