最先端の国産ウルトラスポーツ3台が鈴鹿8耐で夢の競演!

いよいよ二週間後に迫った真夏の祭典、第38回 “コカ・コーラ ゼロ” 第38回鈴鹿8時間耐久ロードレースにおいて、今年発売された注目のスーパーマシン、Honda「RC213V-S」、Kawasaki「Ninja H2R」、YAMAHA「YZF-R1M」がデモンストレーションランを披露することが決定した。「The Supersports 〜新時代のマシン〜」として、7月25日(土)の前夜祭と、7月26日(日)のオープニングセレモニー前に行われる今年の目玉イベントだ。

いち早くデビューした「Ninja H2R」が、今年3月に同じ鈴鹿で開催されたイベントで詰めかけた大勢のファンに320km/hオーバーの轟音をプレゼントしたのは記憶に新しいところだが、今回は日本最大級のモータースポーツの祭典で、しかも3台による世界初共演(同時に走るらしい)ということで話題を呼んでいる。

さらに、Honda「RC213V-S」のライダーには、MuSASHi RTハルク・プロから参戦するケーシー・ストーナーが起用されることも決定。2度の世界王者を獲得した元MotoGPチャンピオンが、その公道バージョンをサーキットで走らせるという最高の舞台が用意された。当然、カワサキとヤマハもこの大舞台に相応しいビッグネームを用意していることは間違いないはずだ。

ちなみに今大会では、3メーカーそれぞれの経営トップが直々にこのイベントを見に来るという情報もあり、各社の力の入れ様がうかがい知れる。フラッグシップモデルにはその時代における最高の技術とノウハウが注ぎ込まれている。いわばメーカーの顔であり、威信がかかっている。その意味で、世界のトップ二輪メーカー3社が誇る最先端の “ウルトラスポーツ” が合いまみえることは(しかもサーキットという闘技場で)、たとえエキシビションと言えども想像するだけで興奮してくるではないか。

ここであらためて、主役のスーパーマシン3台を紹介しておこう。

■Honda「RC213V-S」
2013年、2014年とFIMロードレース世界選手権のMotoGPクラスにおいて2連覇中の最強マシンのリアルレプリカ。ホンダがレース参戦で得た技術の市販車への還元ではなく、MotoGPに参戦するために開発したマシンを一般公道で走行させるという新たな試みから生まれた究極のストリートモデル。レースキット装着で215psを発揮するV4エンジンから車体ディメンションまでほぼGPマシンそのものだ。2200万円近いプライスからしてウルトラ級。

■Kawasaki「Ninja H2R」
スーパーチャージャー装備により量産市販車史上最強の300psを発揮するモンスターマシン。「誰も体験したことがない加速」と「Fun to Ride」を両立するため、”排気量998ccの直4エンジンサイズで最大出力300psという開発目標が掲げられ、これを達成するためにガスタービン技術や航空宇宙技術など川崎重工グループが持てる最新テクノロジーの粋が結集された。重工のシンボルである「リバーマーク」が奢られていることからも、特別な存在であることは明らか。

■YAMAHA「YZF-R1M」
MotoGPマシン「YZR-M1」の技術思想を引き継ぎ、ノーエクスキューズ(言い訳なし)の「サーキット最速」性能を目指したのが新型R1だ。市販2輪車としては初となる、6軸センサーによる姿勢制御技術を投入したトラクションコントロールやスライドコントロール、前後連動ABSなどが200psのパワーを安全に引き出し、ライダーをサポート。オーリンズ製電子制御サスペンションや通信型データロガーを搭載するなど、まさに勝つために生まれたマシンだ。

なお、ケーシー・ストーナーは前夜祭のみの出演となり、大会当日オープニングセレモニー前のデモランには出演しないとのこと。ケーシー+RCVの雄姿をどうしても生でみたい人は、ぜひ前夜祭からの参加をおすすめしたい!

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

【関連ニュース】
◆鈴鹿8耐のデモランで国内メーカーが誇るスーパーマシン3台が世界初競演、ケーシー・ストーナーも参加

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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