[YAMAHA]WMX Rd.10 フェーブルがMXGP3勝目を挙げ、ポイントランキングトップに!

■大会名称:2015年第10戦ドイツGP
■カテゴリ:MXGP
■開催日:2015年6月21日
■開催地:トイチェンタル(コース長:1,780m)
■観客数:32,000人
■天候:晴れ/曇り

2015年MXGPモトクロス世界選手権でYamaha Factory Racing YamalubeのR・フェーブルが、ハードパックのトイチェンタルのコースで素晴らしい走りを披露し、3連勝を飾った。シリーズランキングではM・ナグル(ハスクバーナ)に9ポイント差をつけトップに立ち、「レッドプレート」を手にしたフェーブルは、MXGP参加初年度にしてタイトル争いに確実にからんでいる。チームメイトのジェレミー・ファン・フォルベークは3位と同ポイントの総合4位となった。

タルケッセルのコースはステップアップとステップダウンのジャンプの組み合わせが、狭い走路に縫うように続き、最上級クラスの選手たちのラップタイムが拮抗していることから、追い越しと順位の入れ替えは、しばしばライダーの冒すミスによって起こる。全18戦で争われるMXGPの後半戦に入る本大会は、プラクティスと予選が行われた土曜日の寒風に比べ、日曜日には気温も上がり、32,000人の観客がつめかけた。

フェーブルは土曜日の予選ヒートで力走して2位、ファン・フォルベークがこれに続く3位に入ると、第1ヒートのスタートでリードを奪ったD・フェリス(ハスクバーナ)を追ってYZ450FMのパワーにものをいわせる。フェリスを追撃し、2周目にこれを抜いてトップに立つと、後続のE・ボブリシェブ(ホンダ)との差を維持しつつミスを最小限にとどめるべく努め、フェーブルはそのまま4戦連続となる勝利のチェッカーフラッグを受けた。 第2ヒートで、フェーブルはフェリスとG・ポラン(ホンダ)とともに3選手によるトップグループを形成する。 総合優勝に必要な順位である2位に上がると、フェーブルはG・ポランを抜こうとするが、ゴーグルのレンズが外れてその進撃を妨げ、2位をキープしてゴールし、再び総合優勝を手にした。

足の骨折以来、回復に努めていたファン・フォルベークはピーク時の体力とレーススピードが戻りつつあり、第1ヒートでは4位を単独走行。3位を行くポランの背後に迫るには至らず、そのまま4位でフィニッシュした。 第2ヒート、ファン・フォルベークは1周目にトップ5に割って入るものの、急な登り坂でフェリスとの間隔が近く、ほとんど接触し転倒してしまう。 YZ450FMを立て直したファン・フォルベークは果敢に追い上げ、最終ラップにフェリスを抜いて4位でフィニッシュした。この結果、ファン・フォルベークはK・ストライボス(スズキ)と同ポイントとなったが、3位はストライボスのものとなり、表彰台でのシャンパンファイトを逃した。

DP19 Yamaha RacingのD・フィリッパーツは不運にも土曜日の予選ヒートの1周目にM・ナグル(ハスクバーナ)のバイクにヒット。先週、母国イタリアで開催されたグランプリで快走、惜しくも表彰台を逃したフィリッパーツは右肩を痛めてしまう。32歳のフィリッパーツは第1ヒートでほとんどの周回を11位につけて走行していたが、K・デ・ディッカー(KTM)の転倒により10位でフィニッシュラインを通過した。第2ヒートでは岩でラジエターを壊して水を失い、エンジンの停止を招いてリタイアを余儀なくされた。

MXGP世界選手権のポイントランキングは現在、フェーブルが2位のナグルに9ポイントの差をつけてリードしている。ファン・フォルベークは負傷によりグランプリ2戦を欠場した後、挽回して現在8位。フィリッパーツは13位に位置している。

MXGPはこの後、1週間のブレークに入り、フェーブルとファン・フォルベークはともにMotoGPオランダ大会を訪問する予定。次戦スウェーデン・グランプリは7月4〜5日にウッデバラで開催される。

コメント
■R・フェーブル選手談(1位/2位:総合1位)
「レッドプレートを手にするのは本当に素晴らしいことだけど、今回は10回目のGPで16ヒートが残っている。与えられるポイントは未だ400ポイントもあるので、コンスタントに行かなければならない。今日はディーン(フェリス)をパスするのが大変だったし、第2ヒートではゴティエ(ポラン)と良いバトルができたけど、GPで優勝するためには2位に入ればよいことがわかっていたので最後まで確実に走ることに務めた。

この週末は転倒するライダーが多かったけど、これはライダーのせいばかりではなくコースの準備のせいでもある。レース前に水をまき過ぎた。無駄にリスクを冒さなければならない。レッドプレートを手にしたけど、未だ8大会残っているし、この週末のように何が起こるかわからない」

■J・ファン・フォルベーク選手談(4位/4位:総合4位)
「すごくがっかりしているし、腹を立てている。第2ヒートの転倒さえなければ間違いなく表彰台に立てていた。そうなる日が近いこともわかっている。本当は今日、そうなるはずだったんだ!」

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