[KTM]MXGP Rd.9 カイローリは地元GPで怪我を押し完走 ハーリングスは総合2位を獲得

『2015世界モトクロス選手権/第9戦イタリア』。Red Bull KTMファクトリーチームからMXGPクラス(2st250cc以下、4st450cc以下)に参戦した#222/Antonio Cairoli(アントニオ=カイローリ)は予選で怪我を負い決勝では7-18で総合13位。#9/Ken de Dycker(ケン=デ=デッカー)は12-8で総合10位となりました。またMX2クラス(2st125cc以下、4st250cc以下)では#84/Jeffrey Herlings(ジェフリー=ハーリングス)が6-1の総合2位を獲得、#41/Pauls Jonass(ポウルス=ジョナス)が16-12の総合13位でレースを終えています。

MXGPクラス
カイローリは土曜の予選で激しく転倒し腕を痛めていましたが、地元ファンの前で決勝を走り、7-18の総合13位でレースを終えチャンピオンシップにおいて貴重なポイントを獲得しました。リタイヤするか否かの怪我を負ったにもかかわらず、ヒーローとも言えるカイローリが怪我を押し、痛み止めを打って決勝を走ったことで、イタリアのファンはその熱い走りに喝采を送ったのでした。

カイローリのコメント:
「決勝では手首の痛みに耐え、深く掘られた轍に苦しめられた。レース1はスタートで3位に位置し、そのポジションをキープしようと試みたが7位に終わってしまった。レース2では肘の痛みもひどくなり、握力すら無くなってしまった。レースをやめることも考えたが、1ポイントでも獲得しておきたかった。チャンピオンシップは何が起こるか分からないからだ。次週のレースに向け、少しでも回復するよう治療にも集中したい」

デ=デッカーのコメント:
「ひどいマディと深い轍に手こずってしまった。レース1ではスタート直後に転倒し、そこから順位を回復するのに手間取ってしまった。レース2はスタートに失敗。そこからいくつか順位を回復したが、トップグループには遠くおよばなかった。スタートを改善できれば、トップグループに加わることが出来るはず。次戦以降、ベストを尽くしたい」

MX2クラス

ハーリングスは、多重クラッシュに巻き込まれ、そこから復帰し6位で終わったレース1の鬱憤を晴らすように、レース2ではひどいマディのコースをものともせずノーミスで走りきり優勝。ジョナスはマディの路面に手こずり、また転倒なども有り16-12の総合13位でフィニッシュ。ポイントスタンディングスにおいては2位に同点の3位に付けています。

ハーリングスのコメント:
「決勝のレース1では出遅れた自分の前を数人のライダーが横切り、その際ゴーグル内に水が入り視界が確保できなくなってしまった。また終盤にマシントラブルも発生し、そんななか6位でフィニッシュできた事は幸運だった。レース2はホールショットを獲得でき、その後はトップを走り続けることが出来た。シーズンも後半に入り、今後は得意なサーキットも多くなる。とはいえ気を抜かずに戦いたい」

ジョナスのコメント:
「レース1のスタートは良かったが、マディであっという間にゴーグルの視界が効かなくなった。そんななかで順位を上げようとプッシュしたら何度かクラッシュしてしまった。レース2もスタートは良かったが上り坂でギアが抜けクラッシュしてしまったし、他車と絡んで再びクラッシュしてしまった。走りは悪くないが、安定感を高めなければならない」

次戦/第10戦は6月21日(日)、ドイツで開催されます。

■MXGP/Race1結果
1, Romain Febvre
2, David Philippaerts
3, Jeremy Van Horebeek

7, Tony Cairoli – KTM
12, Ken de Dycker – KTM

■MXGP/Race2結果
1, Kevin Strijbos
2, Maximilian Nagl
3. Gautier Paulin

8, Ken de Dycker – KTM
18, Tony Cairoli – KTM

■MXGP総合
1, Romain Febvre
2, Kevin Strijbos
3, Todd Waters

10, Ken de Dycker – KTM
13, Tony Cairoli – KTM

■MXGPポイントスタンディングス
1, Nagl 360 Point
2, Cairoli – (KTM) 330
3, Febvre 322
4, Desalle 291
5, Paulin 279

◆MX2/Race1結果
1, Aleksandr Tonkov
2, Jordi Tixier
3, Tim Gajser

6, Jeffrey Herlings – KTM
16, Pauls Jonass – KTM

◆MX2/Race2結果
1, Jeffrey Herlings – KTM
2, Tim Gajser
3, Jeremy Seewer

12, Pauls Jonass – KTM

◆MX2総合
1, Tim Gajser
2, Jeffrey Herlings – KTM
3, Jeremy Seewer

13, Pauls Jonass – KTM

◆MX2ポイントスタンディングス
1, Herlings – (KTM) 398Point
2, Guillod 259
3, Jonass – (KTM) 259
4, Tonkov 256
5, Gajser 251

関連記事

編集部おすすめ

  1. スズキは、10月27日から11月5日まで東京ビッグサイトで開催(一般公開は10月28日から)…
  2. 女性向けオートバイ雑誌「Lady's Bike(レディスバイク)」が、9月16日~17日に開…
  3. 名車はどんな音を奏でるのか?ヤングマシンDVDアーカイブより、気になる名車のサウンド動画を抜…
  4. ライディング・スクール「KRS」の校長でモータージャーナリストの柏秀樹氏が主催するセローミー…
ページ上部へ戻る