[HONDA]WMX Rd.9 過酷なマディコンディションの中、ポーリンがレース2で3位

モトクロス世界選手権の第9戦イタリアGPがマッジョーラで開催され、Team HRCのゴーティエ・ポーリンは、MXGPクラスのレース2で3位を獲得。総合8位に入賞しました。

決勝レースが行われた日曜日は、朝から雷雨に見舞われ、コースはひどいマディコンディションとなりました。その結果、朝のウォームアップ走行に参加したライダーはわずか10名。コンディションは刻々と変化していたことに加え、非常に滑りやすく危険な状態でもあったため、Team HRCのポーリンとイブジェニー・バブリシェフの両ライダーもセッション参加を見送りました。

レース1の開始前には雷雨が止みましたが、コースコンディションは変わらず、レース中は多くのイエローフラッグが振られました。バブリシェフは、スタート直後に9番手から8番手へポジションアップ。6番手争いを繰り広げましたが、8位でフィニッシュしました。

ポーリンは、スタートで少し遅れてターン1に進入したため、他のマシンが跳ね上げた泥をかぶってしまいます。そのため、一度ピットインしてゴーグル交換を余儀なくされたため、19番手まで後退。しかし、そこから力強い追い上げを見せ、14位でレース1を終えました。

レース2では、ポーリンが好スタートを決め、3番手に浮上するとフィニッシュまでその順位を守りきりました。バブリシェフはターン1でアクシデントに巻き込まれ、右足を負傷。その痛みによって苦戦を強いられました。検査の結果、骨折はありませんでしたが、ドイツGPの前に再度詳細な検査を受ける予定です。

MX2クラスでは、ティム・ガイザー(Honda Gariboldi)が両レースで表彰台に上り、総合優勝を果たしました。好スタートを切ったガイザーは、1周目で3番手につけると、ライバルとともに後続を大きく引き離す快走を見せ、3位でフィニッシュ。レース2でも力強い走り出しを見せたガイザーは、第2コーナーで4番手につけると、そこから一気に2番手まで順位を上げ、先頭のジェフリー・ハーリングス(KTM)を追走。2位でフィニッシュし、チームにホームGPでの勝利をプレゼントしました。

チームメートのホルヘ・ザラゴザは、レース1の1周目でクラッシュし、完走できませんでした。しかし、気持ちを切り替えて臨んだレース2は、15位でフィニッシュしました。

次回、第10戦のドイツGPは2週連戦となり、6月21日(日)に決勝レースが開催されます。

コメント
■ゴーティエ・ポーリン(MXGP 14位/3位 総合8位)

「レース1では、スタートは問題なかったものの、ターン1で周りのマシンから泥を浴びてしまい、ゴーグル交換をしなければなりませんでした。1周目にすぐピットインしましたが、小さなクラッシュなどもあり、本当に大変なレースでした。ただ、なんとかポイントを獲得することはできました。レース2の3位という結果はよかったですが、もっと上を目指して戦っていますので、来週はさらなる好結果を得たいです」

■イブジェニー・バブリシェフ(MXGP 8位/11位 総合9位)
「今日は本当に大変な一日でした。昨日の予選ではすばらしい速さがありましたが、雨によるコースコンディションの悪化もあり、今日は状況が一変してしまいました。レース1では9番手から8番手に順位を上げたところで前が詰まってしまい、プッシュすることも追い抜くことも難しい状況になってしまいました。レース2では、すごくいいスタートが切れましたが、右側から追突され、しかもそのマシンが私のマシンに挟まってしまい、それを解決するまで動けずに順位を下げました。レース中は足の痛みが引かなかったので、次のレースまでの1週間は、検査を受けて様子を見なければなりません。大きなあざがありますが、そんなに深刻なケガではないと思います」

■ティム・ガイザー(MX2 3位/2位 総合優勝)
「こうしてまたイタリアで勝利できて最高の気分です。ポイントスタンディングでは、2位とわずかに8ポイント差の位置につけていますので、さらに追い上げていきたいです。今日のレースは、マディコンディションで厳しいものでした。レース1はロールオフのバイザーで走っていましたが、雨が止んだレース2ではティアオフに切り替えました。コースがマディだったため、ティアオフを使いきってしまい、途中からゴーグルを外してレースを続けなければなりませんでした。ただ、チームからポジションをキープすれば優勝できるというアドバイスがあったので、必要以上にリスクを冒すことなく、勝利を得られました」

■ホルヘ・ザラゴザ(MX2 37位/15位 総合19位)
「今日はマディコンディションで難しいレースでした。レース1はクラッシュにより、完走できませんでした。レース2では少し持ち直しましたが、それでもコースの状態は厳しく、タフな走りを強いられました。次のドイツに向けて、再度調整していきます」

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