[HONDA]MotoGP Rd.7 予選 大接戦の予選でマルケス4番手、ペドロサ6番手

カタルニアGPの予選は、2日連続で好天に恵まれ、青空が広がる絶好のコンディションの中で行われました。午前中には3回目フリー走行が行われ、トップタイムから1秒差以内に13台という接戦となり、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)がトップから0.458秒差の7番手。カル・クラッチロー(CWM LCR Honda)が0.539秒差の8番手でQ2進出を果たしました。

予選では、両選手ともにPP(ポールポジション)とフロントロー獲得の期待が寄せられましたが、激しいアタック合戦の中でマルケスは、1回目のアタックのベストタイムを2回目に更新することができましたが、後半セクションでうまくまとめきれず4番手に終わりました。決勝を想定したロングランでは1分41秒台から42秒台で連続ラップ。予選同様に、決勝も大接戦になることが予想されますが、地元ファンの期待に応える意気込みです。

クラッチローは、今季初のフロントローを目標に全力を尽くしましたが、痛恨の転倒を喫し、8番手に終わりました。しかし、決勝では3列目から追い上げのレースに挑みます。

初日3番手と好調なスタートを切ったダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、トップから0.594秒差の11番手。以下、スコット・レディング(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が13番手、ニッキー・ヘイデン(Aspar MotoGP Team)が18番手、ジャック・ミラー(CWM LCR Honda)が20番手、カレル・アブラハム(AB Motoracing)が22番手、ユージン・ラバティ(Aspar MotoGP Team)が23番手からQ1に挑みました。

ペドロサは、Q1でトップタイムをマークしてQ2へ進出し、6番グリッドを獲得しました。決勝では2列目から今季初表彰台と初優勝に挑みます。

以下、レディングが14番手、ヘイデンが18番手、ミラーが21番手、ラバティが22番手。予選の前に行われる4回目フリー走行で転倒したアブラハムは左足を負傷、市内の病院で検査と治療を受けるために予選を欠場しました。

Moto2クラスは、総合首位のヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)が、4戦ぶり今季2回目のPPを獲得しました。2番手にはジョナス・フォルガー(AGR Team)で、3番手にはホームGPに闘志を燃やすティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が僅差で続きました。

今大会は、トップから1秒差以内に16台という接戦となり、昨年のMoto3チャンピオンのアレックス・マルケス(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が今季ベストタイの12番手。2戦連続ポイント獲得を目指すアズラン・シャー・カマルザマン(IDEMITSU Honda Team Asia)が17番手、中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は25番手から追い上げのレースに挑みます。

Moto3クラスは、総合2位のエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Team Moto3)が自身初のPPを獲得。2番手にダニー・ケント(LEOPARD Racing)、3番手にホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)とHonda勢がフロントローを独占しました。

以下、4番手にニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)、6番手にエフレン・バスケス(LEOPARD Racing)、7番手にファビオ・クアルタラロ(Estrella Galicia 0,0)、10番手に尾野弘樹(LEOPARD Racing)と、トップ10に7台のHonda勢が名前を連ねました。今大会も激しい優勝争いになることは確実ですが、好調なHonda勢の表彰台独占が期待されます。

コメント
■マルク・マルケス(MotoGP 4番手)
「今日は結構うまくいったと思います。正直、目標はフロントローを獲得することでした。もう少しだったのですが、とても残念です。アレックス(エスパルガロ)とマーベリック(ビニャーレス)はとても速かったです。明日のレースでは、ホルヘ(ロレンソ)が一番いいペースで走ると思います。もちろんバレンティーノ(ロッシ)やダニ(ペドロサ)も忘れてはなりません。みんな強敵ですが、地元ファンの前で100%の力を出して、彼らと戦いたいです。レース終盤、彼らについていけるようがんばります」

■ダニ・ペドロサ(MotoGP 6番手)
「このサーキットは、ソフトタイヤで走ると1周目がピークで、その後グリップが落ちていくので、難しい予選セッションでした。午前中は問題があり、FP3の最後に小さなミスをしてしまい、Q1からQ2を目指すことになりました。最近はタイムが本当に僅差です。レースでは6番手からのスタートになりますが、明日の午前中も引き続き前進できるように努力します」

■カル・クラッチロー(MotoGP 9番手)
「レースに向けていいセットアップが準備できたと思います。今日の進歩には満足しています。グリッドは9番手ですが、全体的にHonda勢が、このようなコンディションでは苦戦しているのは誰の目から見ても明らかだと思いますので、改善に全力を尽くします。今日は最後にミスをしましたが、フロントローを獲得したいとチームには言っていました。プッシュした結果が残念ながら転倒でした。しかし、今日のレースペースには満足しています。9番グリッドという結果よりも、内容はいいと思います」

■スコット・レディング(MotoGP 14番手)
「FP3でアタックしているときにクリアラップが取れず、QP2に進むことができませんでした。ほかのライダーがソフトタイヤを使い、ダニもQP2に進もうとしているので、QP1からQP2に進むのは非常に難しいとわかっていました。FP4は中古タイヤで、とてもいい感触でした。予選では前進することができましたが、明日の決勝ではタイムを上げられるようにがんばります」

■ニッキー・ヘイデン(MotoGP 18番手)
「昨日は、最初のセッティングで1分42秒623を出すことができました。セッションの最後に新品のソフトタイヤで出したタイムでしたが、1分43秒台の安定したペースだったので、いいスタートでした。しかし、そこから状況は前進せず、ポジションは落ちてしまいました。マシンをかなり調整し、改善しましたが、思うようにはいきませんでした。今日のポジションには満足していません。もっと速く走れるはずですし、もっといいグリッドを獲得したかったです。ウォームアップでさらに改善して、決勝ではいいレースをしたいです」

■ジャック・ミラー(MotoGP 21番手)
「今日は前進することができました。しかし、まだいくつかフロントに問題があって、リアのスピニングにも苦しみました。予選タイムにはうまく反映させることはできませんでしたが、FP3では大きく前進しました。今夜、データを見直して、ウォームアップに向けていいマシンを準備したいです。目標はもっとグリップをよくすることです」

■ユージン・ラバティ(MotoGP 22番手)
「今日は2度も転倒しました。1度目は5コーナーで、2度目は3コーナーです。1度目は自分のミスで2度目の転倒はフロントからでした。今週はリアのセッティングに一生懸命取り組んでいますが、まだ問題があります。両方のマシンは同じように見えますが、転倒後、ベストセッティングではないセカンドマシンで予選を走らなければなりませんでした。昨日はポジティブで解決策を見つけましたが、今日はうまく進みませんでした。明日は状況を好転させ、レースを楽しめることを願っています」

■ヨハン・ザルコ(Moto2 ポールポジション)
「金曜日からトップに立ってレースに備えたいと思っていました。今日はとてもうまくいきました。ラップタイムもよく、予選でもそれをキープできました。フロントローからスタートするのは大事なことです。逃げきれるように集中して走りたいです。ほかのライダーたちも優勝を狙っているので、賢くレースをしなければなりません。目標は優勝です。僕は南フランス出身なので、カタルニアは第2のホームグランプリのような感覚で楽しんでいます。たくさんのフランス人が観戦に来ているので、うれしいです」

■ジョナス・フォルガー(Moto2 2番手)
「明日のレースでどのタイヤを使えばいいのか、みんなはっきり分かっていないと思いますので、これから分析したいです。新品タイヤを履いたときの感触はよかったです。昨日から今日にかけてマシンを調整しました。決勝に向けて快適に走ることができています。おもしろいレースになると思います」

■ティト・ラバト(Moto2 3番手)
「ホームレースなので、ポールポジションを獲得したいと思っていました。努力が足りなかったわけではありません。上位のラップタイムが今回も非常に早かったですし、ポールポジションは取れませんでしたが、フロントローを獲得できてよかったと思います。マシンの感触は非常によかったですし、もっと速く走れるように改善できると思います。今週末はすばらしいサポーターがいます。優勝へ向けて全力を尽くします」

■中上貴晶(Moto2 25番手)
「初日の1回目フリー走行はまずまずだったのですが、それからは、全くグリップせず苦労しています。前回のイタリアから今回のレースにかけて変更したのはフロント周りで、旋回性を出す方向の変更でした。それが全く機能していないのかも知れません。明日はイタリアGPの状態に戻して、ウォームアップで確認してから、決勝に挑みたいと思います」

■エネア・バスティアニーニ(Moto3 ポールポジション)
「初めてのポールポジション獲得なので、とてもうれしいです。レースウイークを通してとてもいい仕事ができました。そして今日は風がかなり吹いていて渋滞もしていましたが、なんとかいいラップタイムを刻むことができました。セッション終盤は、速いライダーのグループについていって、プッシュするタイミングをうまく見つけることができました。ポールポジションを獲得するだけではなく、サーキットベストを出せたののでうれしいです。セクター3で大きなアドバンテージを築きましたし、これほど速く走れるとは思っていませんでした。(ダニー)ケントもとても速いので、明日は彼がライバルになると思います」

■ダニー・ケント(Moto3 2番手)
「難しい予選でした。Moto3クラスの予選は毎回難しいのですが、こうしてフロントローを獲得できてうれしいです。(エネア)バスティアニーニは力強いペースがあります。彼はチャンピオンシップ2番手なので、明日は激しいバトルになると思いますが、チャンピオンシップリードを広げられるようがんばります。Moto3クラスは、みんながスリップストリームを使って走れるようにチャンスをうかがってゆっくり走っていました。少し危険ですが、一人で走るよりはタイムを出せるので仕方ありません。明日の目標はなるべく多くのポイントを稼ぎ、できれば優勝したいです」

■ホルヘ・ナバロ(Moto3 3番手)
「今日はいい1日になりました。今週はとてもいい仕事をしています。マシンもとても快適です。コースに出るたびにそれが反映されました。Moto3クラスではたびたびあることですが、予選セッションはコース上が渋滞していて難しかったです。しかし、最後にクリーンラップを見つけることができました。明日は3番グリッドからスタートできます。準備はできています」

■尾野弘樹(Moto3 10番手)
「昨日は9番手でしたが、フィーリングがあまりよくなかったので、今日は午前中のフリー走行で違うセットにトライしました。これもよくなかったので、予選に向けて再度セッティングを変えてみることにしたのですが、これがまずまずの状態でタイムを上げることができました。今日の予選は、スリップの使い合いになり、コース上で待っているライダーが多くて走りにくい状態でした。できることなら3列目に並びたかったです。明日はベストリザルトを目指してがんばります」

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