[Ducati]SBK Rd.6 ポルティマオでジュリアーノとデイビスが表彰台に登壇

2015年6月7日、ポルティマオ(ポルトガル)
スーパーバイク世界選手権(SBK)の第7戦がポルトガルのアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで開催され、Aruba.it Racing – ドゥカティ・スーパーバイク・チームがレース1、2共に素晴らしい結果を残した。ダビデ・ジュリアーノは、レース2で2位フィニッシュ、レース1では4位に入った。チームメイトのチャズ・デイビスは、レース1で表彰台(3位)を獲得、レース2は4位でフィニッシュした。

レース1
レース1の天候は曇り、路面温度は約29℃。ポールポジションからスタートしたジュリアーノは、レース序盤で5番手を走行。しかし、グリップの問題を抱えてレース中盤で順位を落とし、13周目には10番手に後退する。この頃から雨が降り出した。一方のデイビスは、レース中盤までトム・サイクス(カワサキ)とジョナサン・レイ(カワサキ)に次ぐ3番手を走行。その後、レオン・ハスラム(アプリリア)に抜かれて4番手に後退した。この時点で、ホワイトフラッグが振られてレインレースが宣言され、全ライダーがピットインしてレインタイヤに交換。非常に素早いタイヤ交換を済ませたAruba.it Racingの両ライダーは、3番手(デイビス)と4番手(ジュリアーノ)でレースに復帰した。厳しいサーキット・コンディションと強い風の中、最終ラップを巧みなライディングで乗り切った両ライダーは、そのままの順位を維持して最終ラインを通過。デイビスが3位表彰台を獲得し、ジュリアーノは4位となった。

レース2
レース2では、路面温度が約40℃に上昇。レース序盤、ジュリアーノはサイクスに続く2番手を走行していたが、その後ハードにプッシュして、2台のカワサキを上回るラップタイムを刻み、首位に立った。レース中盤から、トップ3が互いに順位を入れ替える激しいバトルを展開。ジュリアーノは、インフルエンザによる体調不良に苦しみながらも走行を続け、レース終盤についにサイクスをパス、今季のベストリザルトとなる2位表彰台を獲得した。

チームメイトのデイビスは、11周目まで4番手を走行。上位3台を追撃するも、彼らを捕えることはできなかった。レース中盤でハスラムに抜かれたものの、17周目にサイクスをパスして4位で最終ラインを通過した。

2015チャンピオンシップの折り返しとなる第7戦終了時点で、デイビスは184ポイントを獲得してライダーズランキング4位につけている。ジュリアーノは73ポイントで11位にランクアップした。マニュファクチャラーズ・ランキングでは、ドゥカティは232ポイントを獲得して2位となっている。

レース後のコメント:
■ダビデ・ジュリアーノ(Aruba.it Racing – Ducatiスーパーバイク・チーム#7) – 4位、2位
「レース1では4位だったので、レース2で表彰台に立てたことは大きな意味がある。最初のレースでは、天候の変化が原因でグリップが不足し、マシンのフィーリングをつかむことができなかった。幸いにも雨が降ってくれたので、状況を好転することができ、4位でフィニッシュできた。今日は、2レース共に表彰台を狙える状況だったので残念だ。レース2では、セッティングを少し変えたことで、よりハードにプッシュできるマシンに仕上がって、2位でフィニッシュできた。週末にマシンのテクニカル・アップデートを行なったことが、今日の結果につながった。3か月のブランクを経てレースに復帰したが、チームの皆が僕をサポートしてくれたおかげで、優勝争いをできるまでになったことが何よりも嬉しい。次のレースでは勝利したい。」

■チャズ・デイビス(Aruba.it Racing – Ducatiスーパーバイク・チーム#7) – 3位、4位
「前回のドニントン同様、レース1では3位が考えられるベストな結果だったと思う。レース序盤では、ラップタイムも速く、レイやサイクスと同じペースで周回できていたが、途中から、サーキットのいくつかのポイントでついてゆけなくなった。しかし、ピットストップがうまく行って、3位でフィニッシュすることができた。この結果には満足している。レース1は、雨に加えて強い風が吹き、荒れたレースとなった。レース2は、スタートから難しい展開となった。レース1とはセッティングを少し変えてレース2に臨んだが、フロントタイヤのフィーリングをつかむことができず、思い通りにブレーキングすることができなかった。おそらく、路面温度の変化がフィーリングの違いになっていると思う。明日のテストでは、路面温度が上昇したときにマシンのフィーリングをどのように向上させるかを試したい。」

■セラフィーノ・フォティ(チーム・マネージャー)
「週末に良い結果を残してイタリアに戻ることができる。昨日は、素晴らしい予選となった。2名のライダー共に、コンスタントに表彰台争いに加わることができている。レース1の終盤では、予期せぬ雨に見舞われたが、チャズは3位を守り、ダビデもポジションを上げることができた。タイヤ交換で見せた素晴らしいチームワークに感謝したい。レース2では、風の強いコンディションの中、ダビデはインフルエンザが完治していない状況で、見事な走りを見せてくれた。2位という結果を残して、次戦のホームレースに臨むことができる。テクニカル・アップデートによってマシンの戦闘力がアップし、今回の結果に結びついている。チームの皆に感謝したい。」

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