[YOSHIMURA]JRR Rd.3 JSB1000 ツインリンクもてぎ

全日本ロードレース第3戦が栃木県ツインリンクもてぎで開催。関東地方での唯一のJSB1000クラスのレースに多くのヨシムラファンが駆けつけた。今大会の公式予選で「トップ10サバイバル」という新しいシステムが導入された。まず、予選1回目(Q1)はA組、B組の2グループに分かれて計時予選を行い、上位10人を選出する。そして、予選2回目(Q2:トップ10サバイバル)は、10人が一斉にコースインして9周のタイムアタックを行う。

毎周毎に一番遅かったライダーが離脱してコース上の人数が減っていき、最後まで残ったライダーがポールポジションとなる。

Q1は午前中10時50分にスタート。5月とは思えない強い日射しが降り注ぐ好天で路面温度は既に50度近くまで上昇するコンディション。津田はただ一人48秒台に入れる1分48秒952の最速タイムをたたき出し総合1位でQ1を通過する。

迎えたQ2。9周のタイムアタックでそれぞれの周に遅いライダーがドロップダウンするので、ほんの僅かな違いが左右する。津田はそれまで1分49秒台で周回を重ねていたが5周目に若干ミスをし1分50秒193。その周は津田より遅いタイムのライダーがいなかったのでまさかの脱落となり6番手で予選を終える。チームは決勝レースの対策を綿密に講じて決勝日に備える。

迎えた決勝日。曇りの天気予報であったが朝から快晴。朝のフリー走行を津田は1分49秒881 の好タイムで2番手につける。決勝レースがスタートする午後2時20分には路面温度は5 5度を近くまで上昇した。もてぎでは不利と言われているイン側のセカンドローから津田は上手いスタートを切る。しかし第2コーナーの中盤から立ち上がりにかけて、失速したライダーに前をふさがれて行き場を失い、やむを得ず渡辺一樹選手(カワサキ)の背後につける。オープニングラップを10位で迎えた津田は次第に前方クリアになってきた状態からペースアップして追撃に入る。

周回毎にジョシュ・フック選手(ホンダ)、渡辺一馬選手(ホンダ)、浦本選手(ホンダ)、加賀山選手(スズキ)を次々とパス、5周目には自己ベストの1分50秒189のタイムで7番手まで浮上、前を行く渡辺一樹選手を追う。7周目に渡辺選手をパス、10周目に山口選手(ホンダ)を車速に乗せてS字進入でかわして5番手に浮上する。その後も1分50秒台のペースで追い上げるものの先頭集団には追いつくことができず5位でチェッカーを受けた。

レース序盤、トラフィックに引っかかったことが残念ではあるがレース中盤から後半のラップタイムを見れば十分に上位争いができることを証明した本大会。今回の課題を解決して次戦SUGOのセミ耐久に活かして優勝を狙う。

津田拓也 選手コメント
チームのおかげで事前テストの走り込みでマシンはかなり良い方向のセットに仕上がりました。予選Q1のタイム(1分48秒952)をみればレベルが高いことがわかると思います。しかし、トップ10サバイバル方式での予選で、ほんの僅かなタイム差で6番手になってしまいました。決勝レースではトラフィックに引っかかり、前に出たときにはすでに先頭との距離を詰められませんでした。ですが、レースのラップタイムをみれば十分上位と闘えることがわかったので、次戦は予選でしっかりと前に出て、序盤からトップ争いができるような走りをしたいと思います。

加藤陽平 監督コメント
決勝レースでトラフィックに引っかかったとは言えオープニングラップを10番手で迎えたのではそこからの挽回は厳しいものがあります。単独走行となった中盤から後半のペースは表彰台争いが出来るペースでしたが、スタートとその後数周でこれだけ離れてしまうと表彰台を取りに行くと言うのは難しく、非常に残念でした。中須賀選手は速いですね。新型マシンの仕上がりが良さそうなので警戒しています。但し、レース中盤から後半のラップタイムをみれば2位争いができるポテンシャルを持っていて決してライバル達に負けているとは感じていません。次戦SUGOはセミ耐久のロングラン。今回の課題をキチンと解決して勝負して行けるように頑張ります。

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