[DUCATI]SBK Rd.6 チャズ・デイビスがドニントンパークでダブル表彰台

2015年5月24日、ドニントンパーク(イギリス)
ドニントンパークで開催されたスーパーバイク世界選手権(SBK)第6戦のイギリスGPで、Aruba.it Racing – ドゥカティ・スーパーバイク・チームのチャズ・デイビスがダブル表彰台を獲得した。デイビスは、ホームレースとなるイギリスで、レース1、レース2ともに3位で決勝ラインを通過。一方、チームメイトのダビデ・ジュリアーノにとっては厳しいレース展開となり、結果は17位と5位だった。

レース1
最初のレースは、肌寒い気候の中、ドライコンディションで迎えた。予選6番グリッドのデイビスは、力強いスタートを見せ、カワサキ2台と3番手のレオン・ハスラム(アプリリア)に次ぐ4番手でオープニングラップを通過。ハスラムと同じペース維持した英国ウェールズ出身のデイビスは、16周目に彼をパスして3番手に浮上した。そのまま3番手をキープしたデイビスは、パニガーレRを貴重な表彰台に導いた。

フロントローからスタートしたジュリアーノは、レース序盤で5番手にポジションを落としてしまう。さらに、9周目にリヤタイヤにトラブルが発生し、ピットインしてニュータイヤへの交換を余儀なくされる。イタリア人ライダーのジュリアーノは、最後尾でレースに復帰して必至の追い上げを見せるも、タイヤ交換のタイムロスはあまりに大きく、17位でのフィニッシュとなった。

レース2
レース序盤、ジュリアーノは3番手、デイビスはアレックス・ローズ(スズキ)後方の5番手を走行。2人のドゥカティ・ファクトリーライダーは、何度か順位を入れ替えながらも、レース中盤にはデイビスが4位、ジュリアーノは5位につけ、先行するハスラムとジョナサン・レイ(カワサキ)をすぐ後方から追う展開となった。デイビスは、17周目にハスラムをパスし、最終ラップまでその順位を死守して2度目の表彰台を獲得した。一方のジュリアーノは、レース後半にハスラムとバトルを展開し、5位でフィニッシュした。

6戦を終了した時点で、デイビスは155ポイントを獲得して2015チャンピオンシップ・ランキング4位に返り咲いた。40ポイントのジュリアーノは、14位となっている。ダブル表彰台を決めたドゥカティは、獲得ポイントを196に伸ばし、マニュファクチャラーズ・ランキングで2位に浮上した。

レース後のコメント:

チャズ・デイビス(Aruba.it Racing – Ducatiスーパーバイク・チーム#7) – 3位、3位
「今日の結果には満足している。今週末は、簡単ではなかったが、チーム一丸となってハードワークを続け、2度表彰台に上がることができた。今日の状態は、カワサキのマシンよりも良いとは言えなかったので、3位以上の結果を望むことは難しかったと思う。レース2では、タイヤのグリップがあまり良くなく、ラインを外すちょっとしたトラブルも発生したが、幸いにもその後自然に解消した。今日は、自分にできるベストを尽くした。特に、このサーキットはいつも苦手としていたので、非常に嬉しい。今週末、素晴らしい仕事をしてくれたチームの全員に感謝したい。次のレースでは、さらに上の順位を目指したい。」

ダビデ・ジュリアーノ(Aruba.it Racing – Ducatiスーパーバイク・チーム#7) – 17位、5位
「レース1の結果については、非常に残念だ。グリップに苦しんで、仕方なくリヤタイヤを交換する決断をした。タイヤを交換すれば、大きくタイムロスして、レースに復帰しても上位を狙うのは無理だと分かっていたが、少なくともトラブルの原因を究明することができる。レース2では、マシンの状態が良くなることを期待したが、レース中盤からグリップが低下して、思うように走ることができなかった。ここドニントンで、2レース共に良い結果を残そうと、チームと一緒に頑張ってきたので残念だ。」

セラフィーノ・フォティ(チーム・マネージャー)
「全体的には、今日は良い一日となった。チャズは、2レース共に良い結果を残してくれた。2回表彰台に立てたことは、マシンのパッケージングが安定し、進化を続けている証拠だ。実際のところ、今日のカワサキ、特にサイクスは特別に速かった。ダビデは、予選ですばらしいパフォーマンスを発揮したが、レースでは残念な結果となった。しかし、レース2では、最終ラップの少し前まで表彰台にからむファイトを見せてくれた。今週末に得られた経験を活かして、次戦のポルトガルに向けて引き続き準備を進めたい。」

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