[Kawasaki]SBK Rd.6 サイクス、第1レースで今季初優勝!第2レースも制し、完全勝利を達成!

第6戦イギリス大会が5月22日から24日までの3日間、ドニントンパークで開催され、今季2回目のポールポジションから決勝に挑んだトム・サイクス(Kawasaki Racing Team)が、第1レースで今季初優勝を達成。その勢いに乗って第2レースも制し、シーズン2勝目を上げた。

過去2年、ドニントンパークでは負け知らずの2大会4連勝を上げているサイクスは、今大会も好調で、フリー走行ではトップタイムをマークして「Q2」に進出。スーパーポール方式の予選となる「Q2」では1分27秒071をマーク。

2013年にサイクス自身がマークした1分27秒378のサーキットベストタイムをブレイクするだけでなく、ロングランでも素晴らしいタイムを刻んだサイクスが、決勝でもその走りを見事に再現して完全優勝を達成した。

第1レースは、序盤こそチームメートのジョナサン・レイ(Kawasaki Racing Team)と、ハスラム(アプリリア)に先行を許したが、レース中盤にトップに立つとレイとのし烈なバトルを制し、終盤にはレイを突き放してサイクスが今季初優勝を達成。第2レースは、ホールショットを奪うと、オープニングラップから誰も寄せ付けない快走を披露しての2連勝達成だった。

昨年のイタリア・ミサノ大会以来、11戦ぶりに完全優勝を達成したサイクスは、これで通算24勝目を記録。カルロス・チェカと並ぶ史上7番目の優勝数となった。昨年、ドニントンパークで初の2年連続完全優勝を達成したサイクスは、その記録を3年連続に伸ばした。そして、ドニントンパークでの6勝目達成は、4度の世界タイトルを獲得したカール・フォガティと並ぶ最多優勝数となった。

予選終了後、「もう一歩で1分26秒台が出たのかと思うとすごく悔しい。でも、欲張りすぎてもいけないからね。」と満面の笑みを浮かべていたサイクスだが、「第3戦アラゴン、第4戦アッセンは小さなステップだったが、第5戦イモラで大きく前進した。それが今回の好結果につながった。」と久しぶりの快勝に喜びを爆発させていた。

サイクスの快走には一歩及ばなかったが、総合首位のレイが両レースで2位表彰台に立ち、総合首位をキープ。総合2位のハスラム(アプリリア)が両レースで4位に終わったことで、87点差から101点差へと広げることに成功。念願のタイトル獲得に向けて、また一歩前進した。

今大会のレイは、フリー走行ではマシンのセットアップにやや苦しんだが、予選で一気にセットアップを進めて2番グリッドを獲得。第1レースでは、サイクスとし烈な優勝争いを繰り広げた。ドニントンパークを得意とするサイクスには及ばなかったが、チャンピオンシップを見据えた落ち着いたレース運びを見せた。

また第2レースでは、序盤に転倒寸前のハイサイドを喫したことで6番手までポジションを落とすピンチを迎えるが、そこから着実に追い上げて2位でフィニッシュした。これでレイは、昨年の最終戦カタール大会の第2レースから7戦13レース連続で表彰台に立ち、ベイリス、ホジソンの12戦連続表彰台記録をブレイク。史上最多となる13レース連続表彰台獲得という素晴らしい記録を樹立した。

6戦を終えて、8勝、2位4回という素晴らしいリザルトを残してきたレイ。そして、前戦イタリア・イモラ大会でレイに続いて2レース連続2位になり、今大会2連勝を達成したサイクスの活躍で、Kawasaki Racing Teamは、2戦4レース連続で1-2フィニッシュとなった。

その他のKawasaki勢は、デビッド・サロム(Team Pedercini)が10位&12位。ロマン・ラモス(Team Go Eleven)が13位&11位。ニッコロ・カネパ(Grillini SBK Team)が第1レースで15位、サンティアゴ・バラガン(Grillini SBK Team)が第2レースで15位とそれぞれポイントを獲得した。

併催のスーパースポーツ世界選手権(WSS)はワイルドカードを含め28台が出場。今季2回目のポールポジションから決勝に挑んだケナン・ソフォーグル(Kawasaki Puccetti Racing)が、第3戦アラゴン大会から4連勝を達成した。序盤は予選2番手のクルゼール(MVアグスタ)とワイルドカードで予選2番手につけたライド(ヤマハ)の3人の戦いになったが、終盤はクルゼールとの一騎打ちとなり、ソフォーグルは、今大会もクルゼールの追撃を振り切った。以下、Ninja ZX-6R勢は、パトリック・ヤコブセン(Kawasaki Intermoto Ponyexpres)が5位だった。

6戦を終えてソフォーグルが総合首位をキープ。2位のクルゼールに45点差をつけた。ヤコブセンが総合3位へとひとつポジションを落とした。

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