GW中に急増する高速道路でのトラブルに注意を!

JAFではゴールデンウィーク期間に救援依頼が急増することから、ドライバーへ注意を呼びかけている。

昨年のゴールデンウィーク中にJAFが行ったロードサービスは全国で7万4,398件あったそうだ。

その内の約半数がこの時期によく利用される高速道路への出動で3,795件。トラブル内容としては「タイヤのパンク」が最も多く1,135件(全体の約30%)、次いで「燃料切れ」の444件(全体の約12%)となっている。また、高速道路上での追突事故が多発していることから、JAFでは路上トラブルの際には必ず同乗者全員が車外の安全な場所に避難してから救援依頼をするよう呼びかけている。

さて、これらは2輪・4輪を含めた全体の数字であるが、我々ライダーが気になるのはやはり2輪のトラブル状況であろう。そこであらためてJAFのデータを見てみると意外なことが分かってきた。

平成26年度4〜9月期におけるJAFロードサービス出動データによると、2輪全体では3万8470件。これは全体数で100万件を超える4輪と比べれば小さな数字に見えるが、元々の保有台数から見れば決して少ないとは言えないだろう。

救援依頼内容でみると、1位が「過放電バッテリー」で6,957件(約18%)、2位が「タイヤのパンク」で5,024件(約13%)、3位が「キー閉じ込み」で2,681件(約7%)となっている。

以上がランキング上位トップ3なのだが、奇しくも4輪もまったく同じ順位となっている。だが、ここでふと疑問に思わないだろうか。バッテリー上がりやパンクは分かるとして、ドアのないバイクで何故「キーの閉じ込み」が起きるのか・・・。

実はバイクの場合、シート下トランクやサイドケースの中に閉じ込んでしまうらしいのだ。JAFのロードサービス隊員の話では、サービスエリアなどで休憩しているときに暑くなってジャケットを脱いだのはいいが、うっかりポケットにキーを入れたままパニアケースに収納してしまう例が多いのだとか。疲れていたり、何か考え事をしながらだとよくやってしまうそうだから注意したい。

また、道路タイプ別では「一般道路」が36,495件に対して、「高速道路」は1,975件と少ないので軽く見られがちだが問題は内容。1位の「燃料切れ」や2位の「タイヤのパンク」にしても場所が場所だけにリスクは非常に高くなる。特にゴールデンウィーク中は前述のように高速道路の利用が多くなる時期だけにことさら注意が必要だろう。出かける前には最低限の整備点検を。連休突入前にいま一度、愛車のコンディションをチェックしておきたいところだ。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

【関連ニュース】
◆JAF、高速道路での救援依頼内容を公開、GW期間の運転に注意を呼び掛け

画像出典元:JAF

ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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