[YOSHIMURA]JRR JSB1000 Rd.1 津田拓也がポール・トゥ・ウィン

2015年シーズンがいよいよ開幕した。
今シーズンのチームは吉村不二雄社長を中心に細部を見直し、新たなチーム体制でスタート。3年目となる津田拓也選手と共に一丸となってシリーズチャンピオンを目指しチャレンジする事となった。

加藤陽平監督
「2014年シーズン途中で大きくセッティングを変え、基本的な性能を向上させるべく試行錯誤を繰り返し、熟成を重ねて来ました。それが3月末に行われた事前テストに現れ、津田拓也選手は2分6秒839のタイムで好調さをアピール。レースディスタンスを2分7秒台で周回するメニューも順調にこなして開幕戦を迎える事ができました。今シーズンを占う意味でも非常に大切な意味を持つ開幕戦、ヨシムラ スズキ シェルアドバンスが狙うはもちろんシリーズチャンピオン!今シーズンもみなさまの熱いご声援をよろしくお願いします。」

そして今シーズン、スズキ(株)より辻本聡氏が津田選手のアドバイザーとして起用され、タイトル獲得に向けてサポートする事となった。
津田選手、加藤監督、共に「辻本さんの加入が大きい」と口を揃える。
チームもメカニックも勝つためにマシンを仕上げ、ライダーは勝つために走る。しかし、時として双方の意志が平行線を辿ることもある中、チームとライダーとの信頼関係を築くために「辻本さんはライダーの気持ちを高い精度で理解し、情報をチームに戻してくれる。」(加藤監督)
そして津田選手も「自分が進むべき道を迷わず真っ直ぐに(効率良く)導いてくれる心強い存在。」だと言う。

いよいよ迎えた決勝レース。
天気予報が前倒しで推移して夕方から降り出すと言われていた雨が朝から降り出し、ウォームアップ走行はウェット路面となった。しかしドライでもウェットでもどちらでも万全の体制で臨む準備はできていたのでチームは慌てることなく対応。
その後雨が止み、午後1時の決勝レースには路面も乾き、ドライでのレースとなった。ポールポジションの津田はホールショットを決め第1コーナーに飛び込むが、第2コーナーで渡辺一樹選手(カワサキ)にかわされる。
しかし「最初から先頭でペースを作るのはしんどいので、後ろからじっくりとチャンスを伺いました。」と津田。

オープニングラップは渡辺選手、津田、高橋巧選手(ホンダ)、中須賀克行選手(ヤマハ)、山口辰也選手(ホンダ)のトップ5がグループを形成。
3周目のシケインで中須賀選手が津田のインを刺して2番手浮上するも、トップスピードで勝る津田が130Rでかわして2番手を奪い返す。
序盤から2分7秒台前半で推移するレース展開で、「2分7秒台前半のアベレージで走ることをイメージしていた。」という津田は、渡辺選手が2分7秒後半のペースに落ちた4周目のダンロップコーナーでトップに立つ。その後も2分7秒台前半のラップタイムで周回、10周目には2分07秒049のファステストラップをたたき出す。そして13周目には2番手に浮上した中須賀選手との差を1秒232まで広げる。

しかしこの時ピットからのサインボードには後続(中須賀選手)との差は「0.3秒」と出ていたと津田。
辻本は「ここで1秒以上の差が開いていることを教えると集中力が切れてしまうかもしれない」と思い、後続が迫っていることを伝え続けた。津田は「すぐ後ろまで来ている」と思いながらも焦ることなくプッシュし続け、そのままトップでチェッカー!2位との差は2.316秒と独走で見事ポール・トゥ・ウィンを決めた。
レース後、津田はおかしいなとは思いながらも「辻本さんのサインボードのおかげで集中力を切らすことなく走り切ることができました。」とコメント。

関連記事

編集部おすすめ

  1. エッジの効いたラインとスパイダーメッシュ柄 アライは、機能に徹したスタンダードフルフェイス…
  2. サーキット直系のクオリティーをストリートで! アクラポビッチは、ニンジャ1000(Z100…
  3. 欲しいバイクがきっと見つかる!「ウェビックバイク選び」のスタッフが試乗して「普通のライダー目線」のレ…
  4. 【 Webikeニュース編集部 】 初代GSX-Rが発売されてから33年目、6代目のGSX…
ページ上部へ戻る