[Team KAGAYAMA]スズキ・アジアン・チャレンジ初優勝はタイのパティス・チョープラテット

2015年シーズン、FIMアジアロードレース選手権 (ARRC)「スズキ・アジアン・チャレンジ」の開幕戦が、マレーシアのセパンインターナショナルサーキットで開催されています。「スズキ・アジアン・チャレンジ」は、アンダーボーンフレーム150ccモデルのSUZUKI FU150を使用した、加賀山就臣がプロデュース・監修するスズキのライダー育成プログラムです。

日本はもちろん、インドネシア、タイなどアジア9か国から合計17名のライダーが、各国での予選会や選考を経て、ここへ集まりました。

セパン北コース(全長2・807km/コーナー数9)を舞台に、ARRCの開幕戦が行われていますが、「スズキ・アジアン・チャレンジ」は、レースウィーク初日となる17日(金)に2本の練習走行、そして18日(土)に、予選と決勝レース1、さらに19日(日)は、ウォームアップ走行と決勝レース2というスケジュールで、走行が予定されています。

朝8時45分からの予選セッションは、1回だけでこの結果で、レース1および2の両方のグリッドが決まります。このセッションでマシンを壊してしまう等でタイムを残せなかったら2レースともに落としてしまう可能性があるので、各ライダーも気合いが入ります。

結果、ポールポジションを獲得したのは、Patis CHOOPRATHET(パティス・チョープラテット)選手。パティス選手はタイ在住の16歳。2013年にはSUZUKI AUTOMATIC UD110-130選手権でチャンピオンを獲得する等タイ国内で活躍している選手です。

パティス選手は、これまでも各走行セッションで上位のタイムを記録してきましたが、この予選セッションでも一人26秒台となる1分26秒543でした。2番手にはJagan KUMAR(ジャガン・クマール)選手(インド)が1分27秒286、3番手にはAdhi CHANDRA(アディ・チャンドラ)選手(インドネシア)で、1分27秒437が入りました。

予選の結果でグリッドが決まり、彼らにとっては、続く走行が決勝レース1となりました。12時45分にスタートしたレースは、やはり予選トップのパティス選手が抜けだし、航続をぐんぐん引き離す展開で、一度もトップを譲ることなく「スズキ・アジアン・チャレンジ」初戦ウイナーとなりました。

Patis CHOOPRATHET(パティス・チョープラテット)| #98
「FU150は非常に乗りやすいバイクです。スリムなバイクでターンもしやすいですし、レスポンスもいいです。走行はとにかくコーナリングを気を付けて、レコードラインを外さないことを常に考えます。レースでも同じですね。それと何かあったらすぐにメカニックと話をして早く対応してもらうようにしています。予選ではきちんとターゲットタイムを決めて、それに近づくようにやってきました。また、バイクを傷めないように走りに徹していました。アクシデントに巻き込まれては意味がないので。今日のレース1は、スタートからプッシュしていって思った通りのレースができました。明日も他のライダーと絡むのが怖いので、スタートから独走に持ち込めるように頑張りたいです。

八代俊二 | ライダーコーチ
「レース1を勝ったパティスくんは、ひとりだけ群を抜いて速いし、安定感もあった。予想通りの展開だったけれど、まずは、ひと言、おめでとうと言いたいですね。彼の特徴はコーナリングスピードが高いところです。彼にはすでにベストラインが見えていて、それを忠実に再現していくという操作の正確性という技量が備わっていました。他のライダーも、力任せとか気合いだけでマシンを操るのではなく、彼を見習ってくれるといいですね。また、各ライダーも、いろんな疑問などがあると思いますが、ちゃんと訊きに来てくれるライダーはしっかりと成果が出ています。コミュニケーションという問題も含め、もっと積極的に自分を活用してくれるといいですね。」

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