[HONDA]WMX Rd.4 Team HRCのゴーティエ・ポーリンが総合5位入賞

モトクロス世界選手権はヨーロッパへ舞台を移し、第4戦トレンティーノGPが開催されました。Team HRCのイブジェニー・バブリシェフが前日の予選レースで1位となり、チームメートのゴーティエ・ポーリンとともに決勝でもポディウムを狙えるペースをみせていましたが、スタートの失敗によって苦戦を強いられました。

両レースともに、中団からの追い上げを余儀なくされた2人のライダ—は、トップとそん色ないペースをみせ、コース上で次々と追い抜きを披露。しかし、表彰台には手が届かず、ポーリンが総合5位、バブリシェフが総合6位で今大会を終えました。

土曜日にみせたパフォーマンスに見合った結果は得られませんでしたが、Honda CRF450RWのポテンシャルを示し、バブリシェフは、自身初となる予選レースでの勝利を果たすなど、次につながる戦いとなりました。

MX2クラスでは、Honda Gariboldiのティム・ガイザーがミスのない走りをみせ、レース1で2位入賞、レース2では優勝し、初の総合優勝を果たしました。

レース2ではジェフリー・ハーリングス(KTM)が、最終ラップで約1秒差に迫っていましたが、ガイザーはそのプレッシャーをものともせず、CRF250RWを表彰台の中央に導きました。この勝利によって、ガイザーは史上初めてグランプリで総合優勝を果たしたスロベニア人ライダーとして、歴史にその名を刻みました。さらに、Honda Gariboldiにとっても初優勝となり、、Hondaにとっては2009年のブルガリアGP以来となるMX2クラスでの勝利でした。

また、ガイザーのチームメートとして、スリヴァン・ジョーリンがデビュー。不慣れなコースでしたが、総合22位と健闘しました。

コメント
■ロジャー・ハーベイ|Team HRC ゼネラルマネージャー
「ラップタイムとしては、両ライダーともにかなりいいペースで走れていましたが、スタートをうまく決められませんでした。持っている力が反映された結果とは言えませんが、我々にはスピードがあり、ラップタイムも十分であることは示せました。したがって、この結果の原因はスタートの失敗にあります。この点を考慮すると、総合5位と6位という結果は悪くないとは思います。ただ、我々の目標はもっと上ですので、レース全体を通じて力を発揮できるように取り組んでいきます」

■ゴーティエ・ポーリン(MXGP 5位/5位 総合5位)
「コースはかなりトリッキーで、荒れた路面やコンクリートのように硬い部分があるなど、追い抜きが難しいため、スタートが重要でした。昨日の予選レースでは感覚がよく、うまくスタートを決められたので、4位に入り、いいリズムでトップ争いができましたが、今日は両レースともうまくいきませんでした。スタートがうまくいかなかったせいで、難しいレースになりました。両方ともトップ5には入れましたが、序盤に出遅れたために普段は争わない位置のライダーと競ることになり、時間を食ってしまいました。ラップタイムはよかったのですが、出遅れた分上位に入れませんでした」

■イブジェニー・バブリシェフ(MXGP 8位/6位 総合6位)
「スタートがうまく決まらず、厳しい一日でした。最初のコーナーで20番手くらいに位置してしまい、抜きにくいコースだということもあって苦労しました。レース2でも、スピードはよかったのですが、スタートの遅れが響きました。昨日の予選レースでは1位になり、自分たちでも勝てるというところを見せられましたが、まだまだすべきことは多くあります。チーム全員で一丸となってがんばっていますので、次は改善できると思います」

■ティム・ガイザー(MX2 2位/優勝 総合優勝)
「初優勝を果たせて、まだ信じられないような気分です。この気持ちをどう表現していいか分かりません。今週末はとてもいい感じで来ていましたし、昨日の予選レースでもいい結果を残せていました。今日のレース1では、スタートがあまりうまくいきませんでしたが、2位までばん回できました。そして、レース2ではスタートがよくなり、3番手から追い上げてレースをリードしました。後続との差を維持しようとしたのですが、ジェフリーがかなり早くて詰め寄られました。特に最終ラップは彼が真後ろにいるのが分かりましたから、逆転を許さずにゴールできてよかったです。チームのみんなが一生懸命がんばってくれましたし、HondaとHRCにも感謝したいです。この大会は、カレンダーの中で最もスロベニアに近い場所なので、多くのファンの皆さんが声援を送ってくれて、気分は最高でした。みんなの前で勝利を飾れて、本当にうれしいです」

■スリヴァン・ジョーリン(MX2 20位/19位 総合22位)
「今週末が初めてのGPとなりましたが、両レースでポイントを獲得できてよかったです。特にレース2のスタートはうまくいきましたから、もしレース1でも同じようにできていたら、もっといい結果が残せたと思います。レース中に少し腕上がりが起きてしまい、大変でしたが、できるだけ長くポジションをキープしようとがんばりました。14番手で走ることができて、うれしかったです。マシンに乗るごとに状態が上がっていきましたが、コースが荒れていてトリッキーな作りだったので、週末を通じて気持ちよく走ることはできませんでした。初めてのGPをかなえてくれたHonda Gariboldiチームに改めて感謝したいです」

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