[DUNLOP]AMA SX Rd.14 ダンジーが5年ぶり2度目のチャンピオン! ダンロップが6年連続でタイトル獲得!

復活祭ホリデーが明けて再開したAMAスーパークロスシリーズは、いよいよ終盤のクライマックスに突入。アメリカ中央部に位置する今回のヒューストンから、来週は西海岸のサンタクララ、再来週は東海岸のイーストラザフォードと長距離移動した後、ラスベガスで最終戦を迎える。250SXクラスは今大会からイーストに替わってウエストシリーズが再開。250SXウエストを走るライダーにとっては、2月7日のサンディエゴ以来2ヶ月ぶりの実戦となる。

ヒューストンのNRGスタジアム(旧称リライアント・スタジアム)には、スーパークロス史上初採用となるトリッキーなコースが用意されていた。レイアウトそのものは普通に見えるが、オープニングラップの途中から分岐してコースを逆走することになるため、ライダーとコースサイドのオフィシャルは、綿密なシミュレーションを行わなければならなかった。

スーパークロスコース造成に用いられる土は、レースが終わった後も保管して何年も再利用するものだが、今大会には新しい土が導入された。異物の混入など、土質の劣化が目立ってきたからだという。新しい土は昨年までのヒューストンと比べると食い付きが良く、そのため随所で激しい加減速操作や、ラインの変更を頻繁に行うシーンが見られた。走行が進むと削れた土がマーブル状に散乱したり、浅めのワダチが出来る部分もあった。

公式練習の1本目と2本目の間に行われたコース改修で、ラップタイムが2秒ほど遅くなったため、ほとんどのライダーのベストが1本目で記録された。450SXではイーライ・トマック(ホンダ)が45秒204で首位、250SXのトップはクーパー・ウェブ(ヤマハ)がマークした45秒656だった。

450SXのメインレース(20周)では、トリッキーなオープニングラップの中ほどでコール・シーリー(ホンダ)がトップに立った。アンドリュー・ショート(KTM)、チャド・リード(カワサキ)、ジョシュ・グラント(カワサキ)、ウェストン・パイク(ヤマハ)、ジェイソン・アンダーソン(ハスクバーナ)までがトップ6。ポイントリーダーのライアン・ダンジー(KTM)は、スタートで出遅れてオープニング10位だった。

ダンジーはランキング2位のトマックに対し、80点差をつけて臨んでおり、今大会終了時点のマージンが75点以上あればタイトルを獲得できる状況だった。ダンジーの前には、負傷欠場から復帰したばかりのジャスティン・バーシア(ヤマハ)、そして当面の敵であるトマックがいた。ダンジーはリズムセクションの山を4個飛ぶ「クワド」で序盤の混戦を抜け出し、レース中盤にはセカンドグループに迫った。

9周目にはリードとアンダーソンが接触転倒し、ダンジーは4位に浮上。その後グラントとショートをかわし、2位まで挽回した。しかしトップのシーリーは、12〜13秒先を独走しており、ダンジーの追撃もここまで。レースは1周目から快走したシーリーが初優勝。そして2位でチェッカーを受けたダンジーが、最終戦を待たずにチャンピオンとなった。ダンジーにとっては5年ぶり2度目の栄冠、ダンロップとしては6連覇となるタイトルが確定した。

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