[Team KAGAYAMA]Team KAGAYAMA SUZUKI Asia、公開合同テストを終了

FIMアジアロードレース選手権(ARRC)に設けられたレース・シリーズの一つであるスーパースポーツ600ccクラスに参戦するTeam KAGAYAMA SUZUKI Asiaが、シリーズ開幕前のオープンテストに参加し、3日間のセッションをすべて終了した。

ARRCに参戦するべく立ち上げられたTeam KAGAYAMA SUZUKI Asiaは、加賀山就臣がゼネラルマネージャを務める新しいチーム。GSX-R600を駆るライダーには、これまでスーパーバイク選手権等で活躍し、アグレッシブな走りでファンを魅了してきた芳賀紀行こと#41ナイトロ・ノリ選手。

そして、ジャカルタ出身で、インドネシア国内選手権のタイトルを獲得し2012年にはQMMレーシングチームからMoto2世界選手権にも出場した21歳の若手、#25ラフィード・トパン・スシプト選手である。

マシンのシェイクダウンに続き、チームにとって初めての走行となったのが、ARRC開幕戦と同じマレーシアのセパン・インターナショナルサーキットで、4月1日〜3日に行われた合同公開テスト。3日間の日程で合計8セッションが予定されていたが、チームは初日から積極的に2台のGSX-R600をコースに送りだし、マシンのセッティングを重ねていった。初日の第2セッションでスコールに見舞われたものの、それ以外はほぼドライで、順調に周回を重ね、今回持ち込まれた2種類のダンロップタイヤのテストも順調であった。

このセパン・インターナショナルサーキットでの走行が4回目というトパン選手が、一度転倒を喫したものの、その他には大きなトラブルも見られず、芳賀選手がトパン選手を引っ張る形でアシストを行う等、非常に良い雰囲気の中で、合同テストは終了した。

2015ARRCの開幕戦は、4月18日〜19日、マレーシアのセパン・インターナショナルサーキットで開催となる。

芳賀紀行|#41
「全体的にポジティブで充実したテストでした。鈴鹿でのシェイクダウンの時に出ていた大きな問題はほぼ解消できましたし、ワンステップ前に踏み出したといった感じでしょうか。もちろん、決勝を想定した25ラップでのアベレージタイムを見れば、未だもう一歩というところは否めません。まだまだやることはたくさんあります。いろいろなトライをして、それらを一つずつ確実にクリアしていき、いいところはキープしたまま、悪いところを解消していって開幕戦に臨みたいですね。わずか6戦でのチャンピオンシップですから一つも落とせません。最初から常に前に行けるような戦いをしていきたいと思っています。」

ラフィード・トパン・スシプト|#25
「芳賀選手と一緒のチームになれるなんて夢のようで、今回このチームに合流できて非常にハッピーだと思っています。今回のテストでは、後ろにつかせてもらって一緒に走っていただく機会がありました。芳賀選手の走りを間近で見ることができて、そこから学べるのはいいチャンスです。ブレーキングのタイミングやアクセルの開け方など、多くのインフォメーションももらえましたし、自分に足りないものがいっぱいあって、勉強になりました。

2週間後のマレーシアの開幕戦は地元のインドネシアから遠いけれど、多くの友人やファンのみんなが応援に来てくれます。ぜひ、皆さんにも応援していただけたらと思います。いい成績を残せっるように頑張ります。」

加賀山就臣|ゼネラルマネージャー
「チーム初のセパンでのテストで、人間もバイクもこのパッケージは初めてでしたので、ホントの肩慣らしという感じですね。トパンの転倒がありましたが、きちんとスケジュールもこなし、最低限の準備ができたと思います。

ライダーはもちろん、チームとしても成績を残すためバイクの開発などやらなければならないことがたくさんあります。今回はそのポテンシャルを確認でき、今何が足りていないかを確認できましたので、チームをちゃんと機能させて、バイクの性能をもっと上げていくことを重点的に残りの時間を費やしていきたいと思います。

今シーズンARRCに組み込まれたスズキ・アジアン・チャレンジ(SAC)とも連携する形で、多くの関係者の皆様の御協力の元、このチームを設立することができました。この600できちんと成績を出して、世界へ羽ばたこうとしているSACのライダーたちがステップアップするその足掛かりの最初の目標となるべく、全力で頑張っていこうと思います。」

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