300psで540万円。いよいよカワサキの「Ninja H2R」が国内デビュー!

今年のモーターサイクル界で最大の目玉と言ってもいい、カワサキの「Ninja H2R」がいよいよ生産を開始する。「Ninja H2R」は一足先に登場した公道仕様の「Ninja H2」とは異なるクローズドコース専用モデルで、受注生産のみの販売となる。受注期間は5月1日から5月20日までと日数も限定的。発売予定日は7月10日となっている。ちなみに公道モデルのH2は昨年12月にすでに受注期間は終了となっている。

「Ninja H2R」の開発コンセプトは「誰も体感したことのない加速力の提供」。これを実現するために、リッタークラスと同等のコンパクトな水冷直列4気筒998ccエンジンにスーパーチャージャーを組み合わせることで最高出力310ps/14,000rpm 、そしてなんとラムエア加圧時には326ps/14,000rpmという、前代未聞の巨大パワーが与えられた。すでに伝えられているように、スーパーチャージャーは川崎重工業のガスタービン&機械カンパニーの技術移管のもと、モーターサイクル用に適応発展させた完全自社製のユニットである。

公道仕様のH2が200psに抑えられていたことを考えると、H2Rが今回のプロジェクトの本命であり、このマシンを手に入れられる幸運な一握りのオーナーだけが、その加速力の未体験ゾーンへと足を踏み入れることができるのだ。

価格も超弩級だ。H2の270万円もモーターサイクルとしては大変高価だが、H2Rにいたってはその2倍の540万円。付属品としてタイヤウォーマーとレーシングスタンドがセットされているというから、まさに本気のサーキット仕様ということが分かる。

気になる走りのパフォーマンスに関しては未だ詳細はあまり伝えられていないが、先日カタールで行われた国際プレスローンチのレビューなどを見ていると、その飛び抜けたパフォーマンスの片鱗が見えてくる。ある海外メディアによれば、MotoGPも開催されるロサイル国際サーキットのロングストレートで、試乗したテストライダーが203mph(約325km/h)を回転数に余裕を残したまま記録したようである。また、ハンドリングは「ZX-10RとZX-14Rの中間の感じ」という興味深いコメントも載っていた。
いずれにしても、実車が日本のサーキットを走り出す日が楽しみである。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

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◆【新車】カワサキ、クローズドコース専用モデル「Ninja H2R」の国内販売を開始

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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