2014年を振り返って

いよいよ年末、今年最後のコラムということで、2014年のバイク動向を振り返ってみたいと思います。

今年は国産スポーツモデルに元気が戻ってきた年でした。インターモトやEICMAでは日本メーカーから革新的なニューモデルの発表が相次いだのは記憶に新しいところです。

ホンダはMotoGPマシンのリアルレプリカともいえる、究極の公道レーサー『RC213V-S』のプロトタイプを出品。カワサキからは300psのスーパーチャージドエンジン搭載の『Ninja H2R』と公道仕様の『H2』が発表され、ヤマハは久々のフルモデルチェンジとなる新型『YZF-R1』と上級モデル『YZF-R1M』をリリースするなど、メイド・イン・ジャパンの反撃が始まろうとしています。

その一方で、BMWの『R nineT』やドゥカティの『スクランブラー』のように、近年はメーカー主導による本格的なカスタムテイストのモデルも目立つようになってきました。価値観やライフスタイルの多様化により、それぞれの楽しみ方や個性を表現する風潮がこのブームを後押ししているようです。また、ヤマハから新型電動スクーター「E-VINO(イービーノ)」が来年にも発売予定となるなど、ついに本格的なEV時代の到来が予感されます。

法制面では国内でもバイクのABS装備が2018年度から義務化されることが決定するなど、2輪車の安全性向上への意識の高まりが見られました。

モータースポーツ界は今年も彼の年でした。昨年に続きレプソル・ホンダのマルク・マルケスが年間最多記録の13勝を挙げ、圧倒的な強さで最高峰クラスの王者に輝きました。2015シーズンはスズキとアプリリアが復帰するなど、MotoGPクラスが今から楽しみです。

今年一年、Webikeバイクニュースをご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。2015年もよろしくお願いいたします!

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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