新型「タイガー800」シリーズが電子制御満載で登場!

トライアンフからTIGER800シリーズの新型モデルが発売開始され、都内・英国大使館にてプレス向け発表会が開催されました。 冒頭ではヒッチンズ駐日英国大使の挨拶に続き、トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社の野田一夫社長によるプレゼンテーションが行われました。

新型TIGERにはロード志向のオールラウンダー「TIGER 800 XRx」と、オフロード寄りの装備が施された「TIGER 800 XCx」の2つのバリエーションが用意されていますが、今回の大きな進化は電子制御システムが導入されたこと。ライドバイワイヤによる電子制御スロットルや切り替え式ABS、トラクションコントロールなどが標準装備となっています。

スロットルマップは4種類(レイン、オンロード、スポーツ、オフロード)が用意され、走行状態と天候に応じた最良のセッティングを選ぶことが可能に。 また、ライディングモードも3種類(オンロード、オフロード、ライダーモード)が設定され、モードを切り替えることでABS、トラクションコントロール、スロットルマップが自動的に設定され、シチュエーションに応じた最適なライディングが得られる仕組みになっています。ちなみにライダーモードでは、ABSとトラコン、4種のスロットルマップをライダーの好みで任意に設定できるなど、より細かなニーズに対応できる仕組みとなっています。

さらにクルーズコントロールを中型アドベンチャーモデルとして初めて装備、トリップコンピューター(行程時間、平均速度、平均燃料経済性、走行可能距離、リアルタイム燃料消費量)も搭載されました。

心臓部の水冷DOHC並列3気筒エンジンは最高出力95 PSとスペックこそ従来型と変わりませんが、内部機構の改善によってメカニカルノイズを減少し、3気筒ならではの上質な回転フィールが一層高められています。またシフト操作感を向上、排ガス環境性能とともに燃費性能も+17%と大幅に高められています。

足回りの強化も見逃せないポイントです。ロード志向の「XRx」にはフロントにφ43 mm製倒立フォークとリヤにプリロード調節機能付き製モノショック(ともにSHOWA製)を装備。一方、オフロード志向の「XCx」にはオフロード性能を高めたWPサスペンションを前後に採用。φ43 mm 倒立フォークは上部ダイヤルで伸び側・圧側両方の減衰力調整が可能で、リヤサスもプリロードと伸び側減衰力の調整が可能なモノショックに、ダート用プロテクターが装備されるなど一層グレードアップされています。ホイールも「XRx」にはリヤ17インチ、フロント19インチ径の軽量鋳造アルミニウム製が装備され、「XCx」には未舗装路での耐久性を高めるリヤ17インチ、フロント21インチ径のスポークタイプが採用されるなどキャラクターに合わせて差別化されています。

デザイン面ではラジエータシュラウドとタンクのサイドパネルが形作るシャープなラインで引き締まった印象となり、エンジンの熱気が直接足に当たらない形状に工夫。エンジンやフレームの塗装も高級感のある仕上がりとなっています。また、ライポジについても2タイプそれぞれの特性に合わせて設定され、ハンドルバー形状の変更などよって操作性も向上しました。

TIGER800XRx(税込価格\1,449,000)およびTIGER800XCx(税込価格\1,640,000)は予約注文を2014年12月17日(水)より開始。店頭発売は2015年1月23日(金)となっています。なお、エントリーモデルとして、高性能トリップコンピューターやライディングモード、クルーズコントロールを省略したTIGER800XR(税込価格\1,299,000)およびTIGER800XC(税込価格\1,490,000)も同時発売され、こちらは受注生産となる予定です。

2010年の発売以来、34000台が登録され、アドベンチャーモデルの世界的セグメントシェアにおいても25%という高い人気を誇るTIGER800の最新シリーズに今後も注目です。

▼TIGER 800 XCx

▼TIGER 800 XRx

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

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