高速料金一本化はいいが…

国交省が首都圏の高速道路料金を走行距離に連動した制度に一本化すると発表した。定額制と距離制が混在して分かりづらい現状を改めるとともに、出発地と到着地が同じなら、どの経路を選んでも料金が同じとなる「同一発着・同一料金」とし、都心の渋滞緩和を図るのが狙いだそうだ。

渋滞緩和についてはもちろん歓迎したいが、問題は高速料金である。日本の高速料金は世界的に見ても異常に高い。土地が狭く山岳地や人口密集地を通さざるを得ないということで、コスト高になることは理解できる。
ただ、それでも欧州の先進国などと比べても、ざっくりと数倍は高い。ちなみに首都高は24km走るのに820円(普通車)もかかる。駐車場も高いし、これではクルマやバイクに乗りたくても都市部ではムリ、という話になりかねない。

通行料で道路建設費を賄う、償還主義の原則で日本の高速道路の建設は始まったが、その前提として償還されれば「いつか無料化される」はずだった。それがどうだろう。補修や新たな整備にコストは膨らみ続け、気が付けば借金地獄。つい数か月前、高速道路の有料期間を2050年から65年へと最大15年間延長する法案が参議院で可決されたことは記憶に新しい。少なくとも50年先まで、つまり自分が生きている間は、フリーウェイを見ることはできないということだ。

何か良い知恵はないものだろうか。乗らないことがイチバン、というのではあまりに悲しい。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

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