避けては通れないこと

今、空前の勢いで生物の絶滅が加速している、という記事を読んだ。地球に生物が出現して以来、これまでに大量絶滅は5回程度あったとされるが、それらは火山活動や巨大隕石の衝突などが原因だったらしい。それと同程度の大量絶滅が今、従来の数百倍も速いペースで進んでいる、という恐ろしい内容だった。

これまでの絶滅はいわば人知を超えた自然災害によるものだったが、今回の原因は都市開発や乱獲、温暖化などの地球環境の急激な変化による可能性が大きいという。どこの国に住む誰であっても、今より豊かな生活を望むのは至極当然のこと。向上心は人間という種の生まれ持った性といってもいいだろう。だが、行き過ぎた経済活動が、人間以外の種を根こそぎ絶やしてしまう危惧がある。

温室効果ガスの主役は二酸化炭素だ。そして二酸化炭素は石油・石炭などの化石燃料の消費により大気中に放出され、その濃度は年々上昇を続けている。クルマやバイクに乗れば当然これが発生する。だれもが知っている事実だ。

地球上から生物がいなくなったとして、人間だけ無傷でいられるはずもなかろう。かといって、明日から原始生活に戻れるはずもない。では、我々はいったいどうしたらいいのか。この深遠な問いに答えることなど到底できないが、少なくとも自らの行為が人類を含む地球上のすべての生き物に対し、想像以上の深刻なダメージを与えていることを理解しておきたい。皆がそれを日々意識して行動することが、第一歩になればと思う。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

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ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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