マルケス、13勝でシーズン最多優勝記録を更新!

FIMロードレース世界選手権の最終戦、バレンシアGPの決勝レースが9日、スペインのリカルド・トルモ・サーキットで開催され、すでに前回のレースで2014年チャンピオンを獲得しているレプソル・ホンダのマルク・マルケスが優勝。今季13勝目を挙げて、シーズン最多優勝記録を更新した。

これによりマルケスは、97年にミック・ドゥーハンが達成したシーズン12勝の最多優勝記録を破り、新記録を樹立。今シーズンは歴代トップタイ記録である開幕10連勝を史上最年少で達成した他、第15戦日本GPでは、史上最年少記録で2年連続チャンピオンを獲得。さらに第17戦マレーシアGPでは、シーズン最多となる13度目のポールポジションを獲得するなど大躍進の年となった。

ちなみに最高峰クラスでの19勝目は、かつて70年代にスズキの黄金時代を築いたバリー・シーンと並ぶ15位。すべてのクラスを含むキャリア通算45勝目は、60年代にホンダで活躍した往年の名ライダー、ジム・レッドマンおよび、一昨年に現役を退いたケーシー・ストーナーに並ぶランキング9位である。

一方、迫真の走りで最高峰クラス50回目のポールポジションをもぎ取った、モビスター・ヤマハ・MotoGPのバレンティーノ・ロッシは、4戦連続13度目の表彰台となる2位を獲得し、年間ランキングでも2位を獲得するなど完全復活。最終戦までランク2位を争ったチームメイトのホルヘ・ロレンソは、4番グリッドからレインセッティングのマシンで賭けに出たが、アラゴンの再現とはならず結局リタイアとなった。

また、3番グリッドからのダニ・ペドロサは堅実な走りで3位に入り、今季9度目の表彰台を飾るとともに年間ランク4位を獲得しチームに貢献。マルケスとともに今季8度目のダブル表彰台を達成したことにより、ホンダは「ライダー部門」、「コンストラクター部門」に続き、4年連続7度目となる「チーム部門」の制覇にも成功した。

マルケスはまた、毎年恒例の年間表彰式『FIM・MotoGP・アワード』にて、最高峰クラスのライダー部門獲得の他、予選最速者を決定するBMW・M・アワード、年間最多ポールポジション獲得のティソ・ポール・オブ・ザ・ポールズの3部門を制覇するなど、まさに今を時めくMotoGP界の輝けるトップスターとして2014シーズンを締めくくった。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

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ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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