EICMA最新情報第2弾をお届け!

11月6日からミラノで開催中の世界最大級の国際モーターサイクルショー「EICMA」」の最新情報第2弾をお届け。

国内外の各メーカーから相次いで発表されている新型モデルのうち、前回ご報告できなかった分をあらためて紹介しよう!

■YAMAHA
ヤマハ発動機は、850ccの直列3気筒エンジンを搭載するスポーツモデル「MT-09」をベースに開発したバリエーションモデル「MT-09TRACER(トレーサー)」を、2015年3月上旬から欧州市場で発売する。「MT-09TRACER」は、“クロスプレーンコンセプト”の直列3気筒エンジンによる“意のまま”に扱える走行性が人気の現行「MT-09」をベースモデルとし、“SportMultiToolBike”のコンセプトのもと、市街地走行からツーリング用途まで多彩なシーンでスポーティかつ快適な走行を楽しめる“スポーツマルチ”モデルとして開発した。
主な特徴は、1)ツーリングを支援するTCS(トラクションコントロールシステム)、2)レイヤー構造を取り入れたカウルやハンドルカバー等による走破性、快適性、積載性を強調したスタイル、3)ライダーの好みにより調整可能なハンドル・シート・フロントスクリーン、4)視認性の高い多機能メーターパネル、5)フルLEDヘッドライトなど。2013年から進めている中期経営計画の中の“基本プラットフォームをベースにしたバリエーション展開の拡大”の一環としての新型モデルの位置付けとなっている。
メーカー希望小売価格は9,499ユーロ(欧州参考小売価格)ということで、国内導入が楽しみだ。

■KTM
KTMから「1050 ADVENTURE」が新たに登場。95hpのパワーを発揮する1050ccエンジンと、212kgの車重、優れたパワーウエイトレシオ、財布にやさしい燃費など、実用性に優れたパッケージングの新型アドベンチャーモデルだ。
最新のエンジンマネージメントとライド・バイ・ワイヤースロットルを携え、リファインされたVツインエンジンは、トラベルエンデューロとしてのトップクオリティの質感を提供。WPサスペンションとブレンボ製ブレーキの他、他のアドベンチャーシリーズ同様のKTMライド・モード・テクノロジー、ABS、トラクションコントロールを標準で装備。欧州のA2ライセンスに対応した、シリーズ最少排気量の気軽に乗れるアドベンチャー入門用としてもおすすめのモデルである。
また、昨年発売された1290 SUPER DUKE Rの 1301ccVツインエンジンを搭載し、160psのパワーを誇るKTMアドベンチャーシリーズの最高峰、「1290 SUPERADVENTURE」がいよいよデビュー。高性能新型ウインドシールドやヒーテッドシート&グリップ、大容量30リットルフューエルタンク、WPセミアクティブサスペンション、コーナリングライトなどの充実した最新装備を備えた、ラグジュアリー・トラベルエンデューロに仕上がっている。

■DUCATI
ドゥカティからはスーパーバイクシリーズの最高峰モデルとして、「1299 Panigale」を発表。現行の1199からシリンダーのボアを4mm拡大して排気量を1285ccにアップした新設計のスーパークワドロVツインエンジンを搭載し、最高出力は205ps/10500rpmを実現。エンジンブレーキ制御(EBC)、Ducatiトラクション・コントロール(DTC)と3段階のライディングモードなど従来どおりの電子制御に加え、ブリッピング機構を備えた改良型のDucati Quick Shift(DQS)を装備し、シームレスなシフトダウンを可能に。軽量化されたアクラポビッチ製のエキゾーストシステムを新たに採用した。
さらに上級モデルのSバージョンには、オーリンズ製の電子制御「リアルタイムサスペンション」が搭載されるなど、よりハイグレードな走りを実現している。
また、今回モデルチェンジして登場した新型「Multistrada 1200」には、先頃発表されたばかりの新技術、可変バルブタイミング機構「DVT」(Desmodromic Variable Timing)が搭載され、最高出力160ps/9,500rpmを発揮しつつも燃費を向上。フレームやスイングアーム、ホイールなども新設計とし、カウリングのデザインも見直されるなど、全面的に改良された。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

【速報】ミラノショー、メーカー別写真ギャラリー
【新車】YAMAHA、欧州向けスポーツマルチモデル「MT-09 TRACER」を発売
【新車】KTM、ミラノショーで「1050 ADVENTURE」を発表
【新車】KTM、ミラノショーで「1290 SUPER ADVENTURE」を発表

ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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