【新車】カワサキ、EICMAで公道仕様のNinja H2を発表

9月末にドイツで開かれたインターモトでスーパーチャージャー搭載のスーパースポーツ、Ninja H2Rを公開したカワサキが、公道仕様であるNinja H2をイタリアのEICMAで公開しました。

2つのモデルはほぼ同じエンジンとコンポーネントを使用していますが、公道バージョンのH2は最大出力が200PSとなっています。一見してわかるように、H2は大型のマフラー、ヘッドライトやミラーなどの保安部品を備えています。

以下、EUカワサキのプレスリリース意訳

スーパーチャージャー搭載のレース専用車であるNinja H2Rの発表はメディアからの圧倒的な評判を得ましたが、カワサキは公道仕様であるNinja H2を公開しました。

両モデルはエンジンとシャシーの大部分を共有していますが、Ninja H2は間違いなく関心を集めるものであり、すでにカワサキディーラーには両モデルに対するユーザーからの信じられないほどのニーズが寄せられています。

デザインと製作を完全に内製化したスーパーチャージャーを使用するNinja H2/H2Rは、川崎重工の複数カンパニーの協働によって生まれました。設計とエンジニアリングを縛るものをなくし、カワサキは東京モーターショーでスーパーチャージャーのコンセプトを初めて展示・公開しました。そして、そのアイデアはミラノでのEICMAでの両モデルの公開によって現実のものとなりました。

Ninja H2は公道仕様、Ninja H2Rはクローズド専用ですが、Ninja H2で200PS、Ninja H2Rで310PSに達するエンジン出力により、どちらもスーパースポーツのトップクラスのパフォーマンスを実現しています。このマシンを他のリッタークラスのバイクから際立たせているのは、巨大なトルクであり、スーパーチャージャーを使用することによって可能になったものです。アイドリング状態からレッドゾーンまでパワーレンジ全体にわたり驚異的な加速をするという利点をもたらすこのスーパーチャージャーは、どの回転数、どのギアにあっても引き出すことができるようチューニングされており、KTRCトラクションコントロールやKIBSアンチロックブレーキ、さらには可変エンジンブレーキ機能といったライダーを補助する電子機器はどちらのマシンでも楽しめる最上の環境を作り出します。

諸元表には、Ninja H2/H2Rの誕生に求められたハイクオリティな手法を裏付けるさまざまなパーツや設計上の特徴が一覧されています。これまでレース用マシンにしか使われていなかったKYB AOS-IIエアオイル分離タイプ倒立43mmフロントフォークやドッグトランスミッションを含む、数々のパーツが並んでいます。非常に美しく複雑なデザインの片持ち式のスイングアームだけでなく、KEBCエンジンブレーキコントロール、KLCMローンチコントロール機構、電子式クイックシフター、銀鏡塗装はこれまでのカワサキの市販車を通じて初めて採用されました。サーキット専用車であるNinja H2Rではカーボンファイバーが軽量化とステルス戦闘機のような外観を与えるためにふんだんに使われています。

デザインとパーツの品質はそれだけにとどまりません。カワサキがクラフトマンシップ主導型と呼ぶプロセスの始まりに過ぎないのです。Ninja H2/H2Rは最初から最後に至るまでカワサキが誇る明石工場の専用エリアで生産されます。組み立てに設けられたエリアでは、最高レベルの品質コントロールをもって一人がひとつのマシンを作ります。革新的なトレリス構造のシャシーには新たな溶接技術を開発しています。

Ninja H2は極限られた台数が2015年に販売され、すでに受注が伸びているNinja H2Rは2015年の春となる予定です。かつてのH1 500やH2 750マッハIV、Z1、GPz900Rと同様に、Ninja H2/H2Rが近い将来のカワサキの象徴として語られるようになるのは間違いないでしょう。これまでに歴史的な「リバーマーク」をつけたマシンは極僅かだけ存在しますが、Ninja H2/H2Rは、際立つエンジニアリングと技術的革新によって最高のパフォーマンスのバイクを作る会社としてのカワサキの名声をさらに高めることになります。



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