気軽さの中にある危険

先日、自宅の近所でたまたま自転車同士の衝突事故を目撃してしまいました。朝の忙しい時間帯で、だれもが先を急いでいます。片側1車線の狭い生活道路が交わる交差点なのですが、そこは見通しが悪いのに信号もなく、いつも危なっかしいなと思っている場所でした。

優先道路からは道の左側をキープレフトで直進してきた若い会社員風の人。交差する道路からは高校生らしい若者が、右折しようとしたのか反対車線側からショートカットして接近。出会い頭に激しくぶつかって2人とも転んでいました。幸いなことに2人とも若くダメージも少なかったようで、大事には至らなかったようでしたが、見ていてヒヤッとさせられました。

気になってちょっと調べてみましたが、小学生は学校が終わった午後に、学生や社会人は通勤・通学時の朝に、中高年はお昼頃にそれぞれ「信号がない交差点での出会い頭の事故」が多いようです。私が見た事故はまさにその事例どおりだったということです。自転車の事故件数そのものは年々減少傾向にあるようですが、内訳としては依然として自動車やバイクとの事故が圧倒的に多いようです。自転車という乗り物の、気軽さの中にある危険に注意が必要です。

今回のケースは大事に至らずラッキーでしたが、これがバイクだったらと思うとゾッとします。自分が優先道路を走っていたとしても、事故になれば只では済まされません。自転車ユーザーが増えている昨今、気を引き締めないといけないとあらためて思いました。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

画像出典元:photopin(photo credit: Richard Masoner / Cyclelicious via photopin cc)

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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