[HONDA]Rally Team HRC、モロッコラリーを好成績で終え、ダカールの準備へ

モロッコラリーの最終日を終え、2014年FIMクロスカントリーラリー世界選手権カレンダーがすべて完了しました。このラリーはTeam HRCにとって、ダカールに向けたCRF450 RALLYの調整と、新たなメンバーを含むチームの団結力を上げる重要な意味合いを持っていました。

Team HRCは、全6ステージを終え、5ステージで優勝、ポディアムフィニッシュ、そしてトップ10にライダーが3名が名を連ねる、極めていい結果が残せました。

モロッコラリーの最終結果はエルダー・ロドリゲス選手が総合3位、ホアン・バレダ選手は4位と好成績をマークしたほか、新メンバーのライア・サンツ選手が初の世界チャンピオンシップレースで総合10位を獲得しました。

2014年チャンピオンシップにおいても、Team HRCはすばらしい成績を残しました。パウロ・ゴンサルヴェス選手は、モロッコラリーでろっ骨を折るケガでリタイアしたにも関わらず、銀メダルを獲得。バレダ選手は、モロッコラリーでの最多ステージ優勝に加え、アブダビとカタールで優勝を果たし、銅メダルを獲得しました。ロドリゲス選手は、シビアな2014年シーズンを4位で終えることができました。

モロッコで蓄積したニューマシンのデータをもとに、Team HRCは究極のチャレンジであるダカールラリー2015に向けての最終調整に入ります。

コメント
■山崎勝実|ダカールラリーチーム HRC代表
「モロッコラリーの最終ステージは、バレダ選手の通算5度目のステージ優勝で飾りました。実力もナビゲーションスキル、そしてスピードも実証できたと思います。わずか41秒の差でロドリゲス選手に追いつけず、総合4位のランキングとなりました。ロドリゲス選手は、最終ステージでは9位フィニッシュでしたが、全体的には安定した走りで総合3位獲得。サンツ選手は、最終日は12位でしたが、総合ランキングでは、彼女の目標であったトップ10入りを果たせました。

第2ステージでケガをしたにも関わらず、最終日までよく体調を管理してくれました。先日トラブルが発生したジュレミアス・イスラエル選手のマシンは、今朝時点で最終ステージは参戦しないことをチームが決めました。モロッコラリーでの6ステージ中5ステージも優勝しながら、総合優勝できなかったことは驚きです。帰国してから、なぜモロッコラリーで優勝できなかったかを分析し、ダカールに向けて同じような問題がないように準備したいと思います」

■マルティーノ・ビアンキ|Team HRC ゼネラルマネージャー
「モロッコでのシーズン最終日の結果は、バレダ選手が5ステージも優勝したにも関わらず総合優勝を逃してしまったので、Team HRCの実力が反映されたとはとても思えません。ゴンサルヴェス選手は残り2日時点ではマルク・コマ選手(KTM)と優勝争いをしていましたが、残念ながらクラッシュして、ろっ骨を折るケガをしました。Team HRCは、すばらしいライダー達に恵まれていて、マシンの戦闘力が非常に高く、そしてダカールに向けてチームワークが一段と上がっていることが実証できたと思います。今シーズンは総合2位と3位を獲得できました。

タイトル防衛はできませんでしたが、ゴンサルヴェス選手はコマ選手と最後までいい戦いをみせてくれました。モロッコでは、ロドリゲス選手はポディアムフィニッシュと、安定した実力を見せてくれました。モロッコラリーは、マシンの改良点、そしてニューライダー達の走りの確認の場として重要な意味がありました。イスラエル選手は非常にいいレースをしました。第2ステージではポディアムに登りましたが、電気系のトラブルでラリーを終えることができませんでした。サンツ選手も、初のモロッコラリーにも関わらず高いスキルを見せ、総合10位で終わらせました。ものすごいポテンシャルを持った女性だと思います。メカニック達、スタッフなどとチーム全体がうまく機能しているので満足しています。ダカールまであと2カ月しか最終調整の期間が残されていませんので、万全の体制でダカールに挑めるようにがんばりたいと思います」

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