世界最速のトライアンフを記念したモデル「Bonneville T214 Limited Edition」発売!

トライアンフから10月4日(土)に「Bonneville T214 Limited Edition」が発売された。

このモデルはトライアンフのクラシックラインを代表する「ボンネビルT100 ブラック」がベースの限定車である。

ネーミングの由来は、米国ユタ州にあるボンネビル・ソルトフラッツで毎年8月に行われている最高速チャレンジ「ボンネビル・スピードウェイ(Bonneville Salt Flats International Speedway)」で、1956年にテキサス生まれのレーサー、ジョニー・アレンが当時のトライアンフ2気筒エンジンを積んだストリームライナー「Texas Cee-Gar」を駆り、世界最高速214.4マイル(時速345キロ)を樹立した史実に因んだものだ。

車体には偉大な速度記録へのリスペクトを表したデザインが施され、ハンドペイントのカスピアン・ブルーとピュア・ホワイトの配色に、レッドとホワイトのチェッカー模様、ブルーのフロントフェンダーなど、1956年当時の「Texas Cee-Gar」を彷彿させるものとなっている。また、ショートリアフェンダーやブラックに統一されたホイール・リム、ハンドルバー、リアサスペンションスプリングを装備。レッドのシートステッチと小さめのフロントヘッドライトが特徴となっている。

歴史を紐解くと、トライアンフと最高速記録の縁は深い。実は当時のトライアンフ車にはまだボンネビルというペットネームは使われていなかった。最初にその名が刻まれたのが、「Texas Cee-Gar」の偉業を称え、1959年にデビューした新型スポーツモデル「T120 Bonneville」である。当時世界最速の市販車と謳われたT120は世界中で大ヒットととなり、それ以来、トライアンフではボンネビルの名称が使われるようになった。その後も記録は塗り替え続けられ、1960年代にはBonnevilleエンジンを2機搭載した「Gyronaut X-1」が395.363 km/hの新記録を打ち立てるなど、1970年まで4年間王座の地位を堅持。通算すると、1955年から1970年まで、たった33日間を除き、トライアンフをパワーソースとしたマシンが世界最速のモーターサイクルであり続けた。そして、最近はロケット3のエンジンを2機搭載した「カストロール・ロケット」による世界記録への再挑戦プロジェクトが動き出している。

「Bonneville T214 Limited Edition」は世界限定1000台で、それぞれシリアルNo入りのプレートが装着されるとのこと。日本へは80台のみの導入で価格は135万円。10月4日から発売となっている。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

◆【新車】トライアンフがBONNEVILLE T214限定車の発売を開始、発売記念テストライドフェア開催

ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

この著者の最新の記事

関連記事

編集部おすすめ

  1. 新型車両専用パーツを多数発売 ハリケーンは、「Ninja250/400用 BMコンチ3型 …
  2. 「普段は経験できない、10個のスペシャルな体験」プレゼント! NEXCO中日本名古屋支社、…
  3. 『IRON 883TM』や『FAT BOB®』など最新人気モデルに試乗可能! ハーレーダビ…
  4. 鈴鹿サーキットは、プロモーションパートナーである「ローソン」と協力し7月23日(月)から、三…
ページ上部へ戻る