カワサキ、300PSスーパーチャージャー搭載Ninja H2Rをケルンのインターモトで正式発表

1日から5日かけてドイツのケルンで開かれる二輪展示会「インターモト」でカワサキがNinja H2Rを正式に発表しました。正式な車名はこれまで伝えられてたNinja H2の末尾にRを加えたものとなっています。
ウェビックスタッフは30日に行われたプレスデーに参加し、実際の車両を撮影した写真でいち早く細部をお伝えします。

カワサキのNinja H2スペシャルサイトでも明らかにされていたとおり、過給器であるスーパーチャージャーを搭載しています。
H2という名前から、かつての名車Mach IV 750(通称H2)のような3気筒として出るのではという噂もありましたが、Ninja H2のエンジンはは直列4気筒でした。
サイドのデザインは左右で異なっており、左側にはヘッドライト位置にあるエアインテークから入る空気を赤い色の加給器に送り込むためのダクトが回りこんでいるのがわかります。また、トレリス構造のパイプフレーム、片持ち式のスイングアーム、カーボン外装が確認できます。

▼スペック
エンジン:スーパーチャージド 水冷4ストローク4気筒
排気量:998cc
過給器タイプ:遠心スクロールタイプ
最大出力:設計上は300PS
フレームタイプ:高張力鋼製トレリス構造
Fタイヤ:120/600R17(レーシング用スリックタイヤ)
Rタイヤ:190/650R17(レーシング用スリックタイヤ)

▼主な特徴
・誰も経験したことのない加速
ほとんどのライダーが体験する機会さえない強烈な加速とトップスピードを実現するために、高出力を生み出すエンジンとういのが必要に重要です。
大排気量エンジンは容易く高出力を得ることができますが、軽量化とコンパクトな全体のパッケージのためにはエンジン自体もコンパクトであることが望ましいのです。スーパーチャージドエンジンを使うことで、ハイパフォーマンスのエンジンをダウンサイジング化することができ、エンジン設計に求められる2つの要件「最大出力300PS」、「スーパースポーツと同等の998cm3というサイズ」を満たすことができます。

・自社製のスーパーチャージャー
Ninja H2Rに使用されているスーパーチャージャーは、カワサキのモーターサイクルエンジン設計者が川崎重工グループの他のカンパニーとの協力のもとでデザインしたものです。「ガスタービン・機械カンパニー」、「航空宇宙カンパニー」のほか「コーポレートテクノロジーディビジョン」が関わっています。
効率に優れ、モーターサイクルに最適化されたスーパーチャージャーは最大出力と強烈な加速を実現するために最重要の鍵となります。

・シャシーデザイン
Ninja H2Rのシャシーに求められるのは、超ハイスピードでの安定性、クローズドコースでの走りを楽しいものとするコーナリングパフォーマンス、高い操作特性でした。通常、高速での安定性にはホイールベースを長くすることで簡単に実現できますが、コンパクトなパッケージとシャープなハンドリングのために短いホイールベースが選択されました。
フレームはただ硬いだけでなく、同時に外部からの衝撃を吸収することが求められます。最新の解析技術を使うことで新しいトレリスフレームが開発され、これによりスーパーチャージドエンジンの高出力に堪えうる強さと安定性と高速ライディングで求められるフィードバック性能の両方のバランスされたしなやかさという両方を実現しました。

・エアロダイナミクス
スピードが出るにつれ、風の抵抗というのも指数関数的に増していきます。超高速度域での操作性のためには、高出力とエアロダイナミクスのコンビネーションが必要となります。出力の要件はスーパーチャージドエンジンによって実現されるため、次に求められるのはボディワークのデザインとなります。
このボディワークデザインは、ドラッグを最小化し、超高速でのライディング時のコントロール性を確保するものです。川崎重工の航空宇宙カンパニーの協力により、エアロダイナミクス性能を最大化させたボディワークを実現しました。

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