世界最大排気量の量産車、トライアンフ「ロケット3」の新型が国内再販!

トライアンフが「Rocket 3 Roadster」(ロケット・スリー・ロードスター)の国内導入を発表。先週、都内でプレス発表会が開かれた。

ロケット3シリーズは2004年から日本でも販売されていたが、環境適合などの都合により、2009年を最後に一時販売中止していた経緯がある。今回、6年ぶりに国内導入されるモデルはシリーズ最新作の「Rocket 3 Roadster」で、2015モデルとして限定50台の入荷となる。

ロケット3シリーズは、縦置き水冷3気筒2,294ccエンジンを搭載した世界最大排気量の量産車として知られる。注目すべきはそのケタ外れのサイズとパワー。最高出力 148PS /5750rpmもさることながら、最大トルク 221Nm/2750rpmという4輪車並みのトルクを生かした圧倒的な加速力は「1.2G」という凄まじさ!もし、空を飛べるなら地球の重力を振り切るほどの加速度である。トライアンフのデータでは、0-50km/h:1秒、0-100km/h:2.8秒、0-160km/h:7.2秒の瞬足で374kgの巨体を引っ張る。トライアンフモーターサイクルジャパン副社長で4輪業界出身の野田一夫氏が「0-100km/hで4秒を切ればスーパーカーと呼ばれるが、ロケット3は2秒台」と語るように、そこが最大のウリとなっている。また、最大トルクの90%を1,800rpmの低回転域で発生するというパワーバンドの広さは、余裕綽々のクルーズ性能にもつながっている。

今回、導入される「Rocket 3 Roadster」はその名のとおり、トライアンフ・クルーザーラインの最高峰であるとともにストリートファイター的なテイストを全面に打ち出したモデルとなっている。トライアンフのスポーツモデルの象徴であるツインヘッドランプやブラックアウトされたコンポーネンツに加え、ライポジもステップを従来よりも手前に引いた戦闘的なスタイルとするなど、よりアグレッシブなマッスル・ファイターに仕上げられているのが特徴だ。

足回りも前後にKYB製の倒立フォークとツインショックを装備。ブレーキもフロントにニッシン製ツインフローティングディスク&4ポット、リヤにブレンボをセットしつつ、従来の設定にはなかったABSが標準装備となるなど、スポーティなハンドリングと安全性能の向上も図られている。

なお、「Rocket 3 Roadster」は9月3日より約注文を開始しており、デリバリー開始は2015年年初からの予定。価格は248万4000円(税込)となっている。興味のある方は早めにショップに急いだほうが良さそうだ。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

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ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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