[Kawasaki] ARRC Rd.3 藤原が第1レースで今季初優勝を飾る!

■ 2014年 アジアロードレース選手権 第3戦 日本大会
■ スーパースポーツ 600cc
■ 開催日:2014年8月17日(日)
■ サーキット名:オートポリス(4.674 km)

アジアロードレース選手権第3戦はマレーシア、インドネシアと続いた東南アジアから日本に舞台を移し、大分県オートポリスで開催された。日本では大型連休で行楽に出かけられた方も多いだろうがご存知の通り天候に恵まれないレースウィークになってしまった。

設営日にあたる木曜日からオートポリスは深い霧に覆われ、時折風雨が強まる中での作業になった。2回のフリー走行が行われる15日金曜日も天候が好転することなく、1回目の走行は霧による視界不良によりキャンセルとなり、2回目のフリー走行はウェットコンディションで行われたため、各ライダーとも思うような走行ができなかった。
翌16日も朝から雨と霧に見舞われ、午前に行われた3回目のフリー走行もウェットコンディションで行われた。そんなコンディションの中、藤原は2回目の走行でトップタイム、3回目の走行でも僅差の2番手タイムをマークし、まずまずの滑り出しとなった。

しかし、昼ごろから連日雨、風、霧の3点セットに覆われたオートポリスの空も、徐々に霧が晴れ、雲も切れ始めた。時折小雨がぱらついたが、路面も徐々に乾き出し、予選はドライタイヤで走行できるレベルまで回復した。しかしながら、いつ雨が降り出してもおかしくない空模様。多くのライダーが一斉にコースインしていく。そのためクリアラップがとりにくい状況となった上に20分を過ぎたあたりでコースの一部に雨が降り出した。

そんな状況の中、藤原は冷静に状況を見極め持ち前の集中力で残り6分でタイムアタックを開始、1:55.158をマークしてポールポジションを獲得した。オートポリス大会では実に4年連続の獲得である。2番手にはタイのサワンサワット(ホンダ)が1:55.800で初のフロントローを獲得、3番手に小山(ホンダ)、4番手にはワイルドカードで出場の岡村(カワサキ)、以降、玉田(ホンダ)ウイライロー(ホンダ)と続いた。

そして決勝当日。朝は雲が多かったものの、早くから太陽が顔を出し、この週で一番の天候になった。レース1がスタートする11時50分の時点ではドライコンディションでスタートできる状態になった。ホールショットを決めたのはポールポジションからスタートした藤原。1周目をトップでホームストレートを通過していく。2番手以降はほぼグリッド通りであったが、9番グリッドからスタートしたババ(ホンダ)が驚異の追い上げで5周目にはトップの藤原をもかわしトップに浮上する。14番グリッドからスタートした伊藤(ヤマハ)もババとともに追い上げトップグループに加わり、中盤になると集団はババ、藤原、伊藤、小山、岩田(ホンダ)、ザィディ(ホンダ)になった。伊藤は7周目にトップに立ち、3周に渡ってそのポジションを維持するが、残り2周となった10周目に藤原が満を持して第2ヘアピンでトップに立ち、そのまま逃げ切って今季初優勝を飾った。2位に伊藤、3位に小山と、日本人が表彰台を独占、ババは終盤に順位を落とし、4位でフィニッシュした。

午後になると日差しが強まり、夏らしい陽気になってきた。レース2が始まる15時には気温は28℃、路面温度も48℃まで上昇した。ホールショットは勢いに乗る小山。しかし藤原もしっかり小山をマークする。1周目は小山、藤原、玉田、ザィディ、バハルディン、サワンサワット、岡村、ババ、伊藤の順で通過していく。以降、レース2はレース1とは展開が変わり、序盤は小山がレースをリードし、玉田、藤原、サワンサワット、ババ、ザィディ、岡村が先頭集団を形成する。藤原は6周目に一時トップを奪取するが、ホンダ勢の激しい攻勢にポジションダウンを余儀なくされる。残り2周、各ライダーが更なるポジションアップを狙い動き出す。この時点での順位は小山、サワンサワット、玉田、ババ、藤原、岡村。

玉田、ババが小山、サワンサワットをパスし、トップ2に浮上、藤原はサワンサワットの攻略を試みるが、最後まで前に出ることができず、5位でチェッカーを受けた。優勝は玉田。2位にババ、3位小山の順だったが、その後の車検で小山が失格となったため、藤原は4位、13ポイントを獲得することになった。アジアのカワサキ勢は今季好調のユディスティラが16/12位、リアンダはフリー走行で転倒、負傷したため今大会をキャンセル、バドゥルールが12/10位、ハズランシャーはリタイア/21位とそれぞれが不満足な結果に終わり、次戦での巻き返しを誓った。

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