[Speed of Japan]BSB Rd.6 清成龍一、苦手のスラクストンで連続表彰台を獲得

開催地:スラクストン(2.356km)
開催日/初日:8月1日(金)予選:8月2日(土)決勝:8月3日(日)
天候/初日:曇り・ドライ 予選: 曇り・ドライ 決勝:晴れ・ドライ
#23 清成龍一(Buildbase BMW/BMW S1000RR)

<予選>11番手 ベストタイム 1`16.181
<決勝レース1> 3位 ベストタイム 1`16.154
<決勝レース2> 3位 ベストタイム 1`16.015(ファステストラップ)
<ランキング> 3位 139ポイント/表彰台ポイント 3位 15ポイント

第4戦、第5戦で優勝を果たし、好調を持続している清成龍一。そのままその好調ぶりを続けたい清成だが、ブリッティッシュスーパーバイク選手権シリーズ第6戦が開催されたスラクストン(全長2.356km)は彼にとって苦手のコースのひとつだった。シリーズ通算45勝を挙げている清成だが、その中でここスラクストンは2勝しか挙げていなかった。しかも最後に最後に優勝したのは2004年で、ここ10年間スラクストンでは優勝が無かった。昨年にいたっては17位とリタイアでポイントする獲得していなかった。

だが、シーズンの折り返しとなるこの第6戦。この時点でのランキングが4位とショーダウン進出圏内にいる清成はショーダウンでもそのまま加算される表彰台ポイントを取り、かつポイントリーダーのシェーン・バーン(Kawasaki)の前でフィニッシュを目標にレースウィークを迎えた。

初日は雨が降ったり止んだりと不安定なコースコンディション。トップライダーの多くが周回を回避する中、清成は精力的にウェットでもドライでも走行を続ける。だが、この不安定なコンディションの影響で思うようにセッティングが進まない。

2日目も午前のフリー走行で決勝用のセッティングに専念。だが、初日の遅れが清成の満足の行くセッティングを出すまでに至らなかった。そこで、清成は午後の公式予選でも予選タイヤは履かず、決勝用のセッティングを継続。それでもQ3進出は可能だと読んでいた。だが、これが予選結果だけで言えば裏目に出る。清成はQ2で自己ベストとなる1`16.181をマーク。このタイムがQ3進出に0.009秒足りず、Q2で敗退。決勝を今季ワーストの予選11番手からスタートすることになった。

しかし、この決勝用セッティングに専念した事が結果につながることになる。決勝日の朝フリーでは3番手とその効果が表れていた。

快晴の中でスタートした決勝レース1。清成はまずまずのスタートを決め、すぐに9番手に上がる。そこからは一台ずつ丁寧に抜いて行き、レース中盤には4位争いグループに。その中でも着実に順位を挙げていき、4番手に。この時点でトップ3とは3.5秒差があった。ここから怒濤の追い上げを見せた清成。トップ3台に急激に追いつく。そして3番手に上がると、その前には最大のライバルであるバーンが1秒前にいた。清成は一気に追いつくと、そこからはバーンとドッグファイトが繰り広げられる。そして最終ラップに清成はバーンを捕え2番手に。だが、バーンも諦めない。バーンは最終コーナーとなるシケインの進入で清成をパス。清成がシケインの2個目で再度バーンを抜こうとするが、清成はマシンから振り落とされそうになり、万事休す。清成はそのまま3位でフィニッシュをした。

第1レースのベストタイムで決勝レース2は予選4番手からのスタートとなった清成。トップライダーたちより多く燃料を積んでいた清成は序盤はどうにかトップグループについていき、レース後半に勝負をかける作戦だった。レーススタート直後に5番手に落ちた清成。重いマシンを操り、すぐに4番手まで挽回。だが、レース2周目に他車のエンジンブローにより、オイルがコース上に散乱。セーフティカーが導入されたが、オイルは広域にわたり撒かれていたため、赤旗が出る。BSBではレースが赤旗で中断された場合、第1ヒートのタイム差は採用されず、第2ヒートの順位のみで決まる規定。レースは15周で戦われることになった。

まだ、燃料が多く残っていた清成は再スタート後に6番手まで交代。だが、すぐに4番手に上がると、トップ3の真後ろでレースを展開。レースも終盤に差し掛かったころに3番手に浮上。そして、すぐ前にはまたバーンが清成の行く手を阻んだ。ベテランのバーンはことごとく、巧い走りで清成をブロック。清成は幾度なく、バーンを抜こうとするが、そのたびにブロックされ、前に行けない。バーンのすぐ前にはトップを走っていたジョッシュ・ブルックス(Yamaha)がいた。バーンを抜けば、優勝も見えてくると清成は奮闘するが、そのまま3位でチェッカーを受けた。

次戦シリーズ第7戦は8月8日〜10日、清成が得意とするオールトンパークでトリプルヘッダーが開催される。

■清成龍一
「とてもタフなレースでした!なんどもシェーキー(シェーン・バーン)を抜こうとなんどもトライしたのですが、彼の方が自分より少し速かったです。チャンスはいっぱいありましたが、強さと勇気が少したりなかったです。シェーキーとジョッシュ(ブルックス)とのバトルはとても楽しかったです。彼らと優勝や表彰台争いが出来ていることはとても嬉しいです。Buildbase BMW S 1000RRはとても速いです。次戦は好きなオールトンパークなので、そこではもっとアグレッシブに頑張りたいと思っています」

(All photos by doublered)

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