[HONDA]WMX Rd.14 チェコ 決勝 難コンディションの中、ナグルが総合8位に入賞

■開催日:2014年7月27日(日)・決勝
■会場:ロケット
■天候:曇り
■気温:25℃
■観客:2万1500人

FIMモトクロス世界選手権の第14戦チェコGPが開催され、Team HRCのマキシミリアン・ナグルは、総合8位に入賞しました。ロケットの丘にレイアウトされたフラットで石の多いコースで行われ、決勝日は雲に覆われて湿度が高いという難コンディションでしたが、2万1500人の観客でにぎわいました。

ドイツ人ライダーのナグルは、ワークスマシンCRF450RWを駆り、30分プラス2周で競われた2レースで4位/17位の結果を残しました。
ナグルは、土曜日の予選で今シーズン2度目のポールポジション獲得というすばらしい走りをみせました。最近のテストを通じてマシンに施したセットアップが、予選レースで効果を発揮。残念ながら、日曜日のレース1では同じ勝ちパターンを踏襲できませんでしたが、クレメント・デサール(スズキ)を退け、ショーン・シンプソン(KTM)とゴーティエ・ポーリン(カワサキ)の脅威からも逃れて4位となりました。

レース2は、雨が降り出しそうな暗い空の下で行われましたが、ナグルはまたしても出遅れただけでなく、全開のストレートでスティーブン・フロサール(カワサキ)と衝突し、転倒。最後尾からの再スタートを強いられました。レース後半でタイムを詰め、何台も抜き去り、17位でした。

総合優勝は、ジェレミー・ファンホービーク(カワサキ)、2位にはケビン・ストリボス(スズキ)、3位はアントニオ・カイローリ(KTM)でした。第14戦終了時点で、ナグルはMXGPランキング7位につけ、6位のショーン・シンプソンに対して34ポイント差となっています。
チームメートのイブジェニー・バブリシェフは、6月16日にイタリアGPで足を2ヶ所骨折しましたが、順調に回復に向かっており、次週ロンメルで開催されるベルギーGPのパドックにはカムバックする予定です。

Team Gariboldiのティム・ガイザーは、逆境と闘いながらCRF250RWを駆り、MX2クラスで総合6位に入りました。ガイザーはレース1でスタートの失敗をばん回しようと必死になり、中盤ではホセ・ブトロン(KTM)と競り合いました。終盤の数周ではバレンタン・ギロド(KTM)を相手に3番手を争い、あと少しで攻略できるところでしが、最終的に4位で終えました。レース2ではロシアのアレクサンダー・トンコフ(ハスクバーナ)を追撃中に、左側のニーカップが飛び石の直撃を受け、痛みをこらえる間にポジションダウン。しかし、そこから再び力を振り絞り、9位でフィニッシュしました。チームのテントに戻ったガイザーは、ほとんどヒザを動かすことができませんでした。

MX2クラスの優勝はフランスのジョルディ・ティクシー(KTM)。2位にギロド、3位にはクリストフ・シャルリエ(ヤマハ)となりました。MX2クラスのポイントランキングで、ガイザーは現在5位につけています。

FIM世界選手権モトクロス第15戦ベルギーGPは、次週8月3日(日)に、ディープサンドで知られるロンメルで開催されます。ヨーロッパで行われるGPはこれが最後となり、ブラジルとメキシコを転戦して2014年シリーズは閉幕します。

コメント

マキシミリアン・ナグル(MXGP 4位/17位 総合8位)
「昨日の予選ではスタートがとてもうまく決まりました。このコースでは序盤のうちに前に出られたら最後まで優位に立てるのですが、マシンのセッティングも変えず、いつもと違うスタートテクニックを試したわけでもないのに、今日は両レースとも後輪を空転させすぎて失敗しました。路面状況も、昨日と今日で同じだったのにもかかわらずです。スタートで後方集団の中に入ってしまうと、戦うのは難しくなります。レース1は走りも悪くなかったですし、序盤からアグレッシブに抜いて、4位でフィニッシュできました。レース2ではスタートが悪く、中団に飲み込まれてしまいました。そこはひどく混乱していて、ストレートでフロサールと接触して倒されました。彼がなにかでマシンを振られたのかどうかは分かりませんが、私に真っすぐ向かってきて前輪を払われたので、転倒してしまいました。ハンドルバーが少し曲がりましたが、身体にケガはありませんでした。その後も走り続けたのですが、リザルトにはがっかりしています」

ティム・ガイザー(MX2 4位/9位 総合6位)
「レース1では抜くのに時間をかけすぎましたし、そもそも今日のコースは抜きにくかったです。4位に入れたことは悪くはないのですが、ギロドまで抜けたはずなのに抜けませんでした。自分のミスで遅れたので仕方ありません。レース2では、とてもうまくスタートできました。2〜3周目にトンコフのマシンに弾かれた石が自分の左膝を直撃し、痛みがひどくてリタイアしようかと思ったのですが、半周ほどするうちに痛みが引いてきたので、なんとか走り続けようと思い直してがんばりました」

関連記事

編集部おすすめ

  1. オートバイパーツ・用品の販売を全国展開する2りんかんは、バイク乗りコスプレイヤーの「美環(み…
  2. ボッシュが形づくる二輪車の未来 ボッシュは、自社のモーターサイクル&パワースポーツ事業が、…
  3. 采女華さんによるタイヤ点検イベント開催! バイク用品専門店の「2りんかん」は、12月17日…
  4. ホンダが、社内向け情報を紹介する「HondaTV Web」で、「東京モーターショー Hond…
ページ上部へ戻る