大人のルール

先日、筑波サーキットでWebikeみんなのスクールを開催しました。参加者の半分ぐらいの方が本格的なサーキット走行は初めてということでしたが、午前中の講義に続き、パドックの一部を利用したトレーニングを実施したことが功を奏したのか、大きなアクシデントもなく無事終えられたのは幸いでした。

とても暑い一日でしたが、皆さん、いい汗を流していただけたらしく、ハツラツとした笑顔が印象に残りました。大人の趣味として、モータースポーツを存分に楽しむのは素晴らしいことと思いますが、その前によく理解しておくべきことがあります。

それはルールの厳守。どんなスポーツにもルールがあるように、サーキット走行にも必ず守らなくてはならない決め事があります。サーキットでは皆が安全に走行するために、フラッグを使ってコース状況などをライダーに伝えますが、初心者ほどこれを見落としがち。走行終了のチェッカーフラッグを無視して再周回してしまうダブルチェッカーや、追い越し禁止を意味する黄旗の見落としなどが代表的な例です。

走りに余裕のない人ほど、こうしたミスが多くなり、同時に危険も増していきます。視界に入っているのに認知できていない、いわゆる「見ているのに見えていない」状態です。

ご存知のようにサーキットは速度域も高く、一歩間違えると大きな事故につながる可能性もある場所です。知らなかった、では済まされないのが大人のルール。
事前の説明に注意して耳を傾けるのはもちろんですが、ちゃんと「見えている」走り方をするように心がけましょう。すなわち心の余裕、または平常心ともいえるでしょう。ドキドキしたらまずはペースダウン。熱くなりすぎる前にクールダウン。公道でも同じことが言えそうですね。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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